雪かきにおすすの道具は?雪かきに必要な道具から車の雪下ろし手順まで紹介
冬になると車に雪が積もり、急いでいるあまり中途半端な雪かきで車にキズをつけるなど様々なトラブルがあります。今回は雪かきの道具や、車の雪かきする手順と注意点を紹介します。
車の雪かきに必要な3つの道具
車をキズつけずに雪かきすために必要な3つの道具を紹介します。
スノーブラシ
粉雪からみぞれまで、どんな雪でも払うことで視界を確保するのがスノーブラシです。ライトの点灯を遮る雪も払えるので安全に運転できます。ブラシの幅が広いアイテムからコンパクトサイズなど、選ぶのが迷ってしまうほど種類豊富です。
スノースクレーパー
車に降り積もった雪が氷になり、ブラシでは払いきれないこともあります。そこでヘラの様な形状のスノースクレーパーを使い、車に張り付いたガリガリな雪を剥がせます。車にキズをつけないように様々な素材が使われています。
スコップ
外出先の屋外駐車場で積雪に見舞われた時に活躍するのがスコップです。スコップで駐車場の出口までの道を確保しなければ、車を駐車場から出すのが難しくなります。雪山登山用のスコップなどは、使い勝手もいいので冬季期間は常備しておくと安心です。
大雪に「らくらく雪すべーる」で雪下ろし(動画)
時間のある方は、以下の動画で雪かき道具のおすすめを紹介しています。
雪かきに使う道具を選ぶポイント
同じ日本でも地域によって降雪量や積雪量、雪質に違いがあります。雪かきなどに必要な道具は地域や環境によって異なるため、適したアイテムを選ぶといいでしょう。
毛布やボロ布も雪かきの強い味方
一晩で何十センチも降り積もる地域の雪かきは、乗用車の高さを超えてしまうこともあるため困難になります。使わなくなった毛布などで車を覆っておくことで、簡単に雪かききます。
毛布はトランクに入れておくことで、轍にハマって車が動かなくなった時のスノーヘルパー代わりにもなるお助けアイテムにもなります。毛布は積雪があまりない地域では必要ありませんが、豪雪地帯では活躍できるでしょう。
降雪量で道具を選ぶ
スノーブラシとスノースクレーパーは一体型の物が多く、一本の棒みたいな「I型」とヘッドブラシがT字になっている「T型」があります。雪があまり降らない地域は雪を払う程度なのでI型のアイテムを選ぶといいでしょう。積雪する環境であれば一気に雪を下せるT型が適しています。
豪雪地帯にはスコップを常備する
車の雪かきでも何十センチも積もった雪はスノーブラシでも簡単に除雪できません。そこでスコップで大まかに除雪することで、雪かきの時短につながります。
気をつけなければならないのがスコップの素材です。金属製だと車にキズをつけてしまう可能性があるため、プラスチック製を選びましょう。また、サイズも使い勝手がいい雪山登山用のスコップを選ぶとトランクに入れやすいメリットもあります。
車に積もった雪をかく方法
車の雪かきは効率的に行わなければ時間もかかり、汗だくになってしまいます。そうならないためにもスムーズに雪かきができる手順を紹介します。
準備物
- スノーブラシ
車の雪かきする手順
- 車を出す道を除雪する。
- 運転席のドア屋根部分を雪かきし、エンジンをかけて車内を温める。
- ワイパーを上げてフロントガラスの雪かきする。
- 屋根の雪かきは左右に下ろす。
車を出す道を確保すると同時に、車に積もった雪を下せるスペースも空けておくことでスムーズに車が出せます。
車内が温まることでフロントガラスに張り付いた氷が溶けるため、スノースクレーパーで削り取らなくてもすみます。窓に付着した雪もエンジンの振動で溶け落ちていくので、車の雪かきする前にエンジンをかけることが時短につながります。
フロントガラスの雪かきする時は、必ずワイパーを上げた状態でしましょう。屋根からの雪がワイパーにのしかかることで負荷がかかり、破損してしまうこともあります。また、ワイパーが凍りフロントガラスに張り付いているケースもあるため、無理に剥がしてしまうとゴムが劣化することもあります。その場合は車内が温まり氷が溶けるのを待ちましょう。リアガラスのワイパーも同様に上げた状態で雪かきしましょう。
車の屋根に積もった雪を前後に下してしまうと車が出せなくなるだけではなく、マフラーを塞いでしまい危険です。左右に雪かきすることでスムーズに車を発進できます。
車の雪かきする時の3つの注意点
マフラー付近に雪を下さない
マフラーを雪で塞いでしまうと車内に排気ガスが充満してしまい、一酸化炭素中毒になってしまう危険があります。車の周りを雪かきする時はマフラー周りをしてからエンジンをかけましょう。また、屋根を雪かきする時もマフラー周りに落とさずに注意しましょう。
窓についた霜や氷は慎重に取る
フロントガラスや窓に凍り付いている霜や氷を取る時は、力任せにしないようにしましょう。スノースクレーパーで剥がせますが、無理に剥がそうとすると車にキズがつくこともあります。そうならないためにもエンジンで車を温めて氷を溶かしながら、慎重に剥がしましょう。
車の屋根の雪かきは必ずする
屋根の雪を下さなければ走行中の振動によって、屋根に残された雪が一気にフロントガラスに流れて視界を遮ることがあります。フロントガラスや窓の雪かきして視界を確保しても走行中に視界が遮られてしまうと、事故を起こしてしまう危険があります。安全に運転するためにも、屋根に雪を残さずに雪かきしましょう。
冬季期間に車を安全に動かすためにする3つの事
停車したらワイパーを上げる
雪の重みでワイパーが動かなくなるケースもあるため、外に車を停車したらワイパーを上げましょう。ワイパーの上に雪が積もった状態で動かしてしまうと、雪の重みでワイパーが故障してしまうことがあります。
ワイパーを上げた状態で停車すればフロントガラスにワイパーが凍り付かないので、ワイパーの劣化も防げます。雪の降る季節だけの習慣として意識することで視界を確保できます。
ライトを点灯したままにしない
ライトを点灯したままにするとバッテリーがあがってしまい、エンジンをかけられなくなってしまいます。半ドアで車内灯をつけた状態にすると、さらに寒さで拍車がかりバッテリーがあがってしまいます。
バッテリーがあがってしまったら、ブースターケーブルで充電したりと大変です。冬場はバッテリーがあがりやすいため、ドアの開閉やライトの点灯など気をつけましょう。バッテリーの復旧方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
雪かきの道具を積んでおく
雪かき欠かせない道具は、車の中に常備しておきましょう。外出先で突然の積雪に見舞われても安心です。天気は突然荒れることもあるため備えて置くことで、冬の運転を安心してできます。
まとめ
今回は雪かきの道具や、車の雪かきする手順と注意点を紹介しました。手順や注意点を守ることで、車にキズをつけずに雪かきできます。特別な道具を使わなくてもホームセンターなどで手軽に購入できるので、今回の記事を参考に時間をかけずに効率的に雪かきしてみましょう。
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