BIGLOBEとは?BIGLOBEの主なサービスから解約金や問い合わせまでまとめて紹介
根強い人気を誇るインターネットプロバイダーのBIGLOBEが提供する主なサービスを紹介します。サポート体制やセキュリティ面などのメリット、契約前に理解しておきたいデメリットも紹介します。BIGLOBEの利用を検討している人は参考にして下さい。
BIGLOBEの由来と社歴
BIGLOBEとはビッグローブ株式会社が運営するインターネットプロバイダーであり、主に固定インターネット回線やモバイル回線を提供しています。回線の提供だけでなくポータルサイトの運営や、クラウドホスティングなどのインターネットに欠かせないインフラ事業を提供しています。
BIGLOBEの由来は「大きな地球」と言う意味で、BIG(大きい)とGLOBE(球、地球)を合わせた造語で、シンボルマークは水の惑星であり、通称「びっぷる」と呼ばれています。
1996年に日本電気(NEC)が運営していたインターネットサービスプロバイダである「mesh」、パソコン通信サービスである「PC-VAN」とコンテンツ配信サービスである「Cyber Plaza」を統合して、現在のBIGLOBEのベースとなるサービスを開始しました。
その後、2006年に親会社のNECは一部門だったBIGLOBE事業本部をNECビッグローブ株式会社として分離独立させました。その時点では引き続きNECが筆頭株主であったため、NECグループに属していました。
2014年に筆頭株主のNECはBIGLOBEの全株式を日本産業パートナーズという出資会社(当時はみずほフィナンシャルグループ)に売却し、BIGLOBEはNECグループを離脱しましたが、事業やサービスはそのまま継続されました。
2017年にKDDIが日本産業パートナーズから保有株式を総額約800億円で取得し、現在はKDDIグループの一企業として活動しています。KDDIグループが持つ全国を網羅したインフラやネットワーク網を使えることになり、今後さらに充実したサービスの提供が期待されています。
BIGLOBEが提供している主なサービス
インターネットのプロバイダー
BIGLOBEのメインとなるサービスでインターネット回線や、固定電話回線を提供しています。FTTH(光回線)契約数のシェアは、NTTコミュニケーションズ・ソフトバンク・ソニーネットワークコミュニケーションズ(so-net)に次いで国内第4位のシェアがあります。
セキュリティが安心という点で非常にオススメです。
また、365日サポートしてくれる安心感があります。そのため困った時は、いつでもサポートを受けられるプロバイダーを探している人には最適です。
契約条件をよく確認して頂く必要はありますが3年以上契約を継続し、契約後半年以内にBIGLOBE光を開通させるのであれば工事費が無料になります。
格安SIMやスマートフォン
最近は格安SIMや、スマートフォンの販売にも力を入れています。音声通話+3GBの月額利用料を比較すると(スマートフォン端末代は含まず)、大手通信キャリアの料金が月々約5,300円だとすると、BIGLOBEモバイルだと約1,600円、実に大手キャリアの約3割の月額料金で利用可能です。
シェアSIMというサービスを利用すると家族間でSIMカードのデータ容量を家族で共有でき、月々の通信利用料を大幅におさえられます。大手キャリアの約3割の月額利用料で、通信費を大幅に抑えられるBIGLOBEモバイルは非常に魅力的なサービスです。
スマートフォン端末も30,000円を切る格安端末から、国内メーカーの大手携帯電話キャリアと同などのハイエンドモデルまで幅広いラインナップがあります。
ポータルサイトの運営
YahooやGoogle、livedoorのようなポータルサイトを運営しています。コンテンツも見やすく、検索エンジンはgoogleなので情報量にも満足できるはずです。
BIGLOBE WiMAX 2+という家でも外でもネットを使える「モバイルWi-Fiルーター」のサービスがオススメです。配線工事なしで届いたその日から高速インターネットが利用できるため、テレワークやオンライン授業にもオススメです。
BIGLOBEの3つのメリット
サポート体制が充実している
インターネットプロバイダーサービスは365日体制でカスタマーセンターによるサポートしており、いざという時非常に助かるという声を数多く聞きます。
年末年始やお盆休み期間に一部のプロバイダーサービスはサポートダイヤルに電話しても通じないことがありますが、BIGLOBEなら正月に困ったとしても安心して相談に乗ってくれます。
インターネットの通信速度が早い
BIGLOBEのインターネット通信回線は、光回線のため通信速度が速いです。BIGLOBEモバイルの場合は、タイプA(KDDI)の回線とタイプD(ドコモ)の2種類のプランがあります。通信速度に不満があるという声はあまり聞きません。
セキュリティに定評がある
インターネットプロバイダーの老舗ということもあり、元来情報のセキュリティには定評があります。
総務省では悪意のあるコンピューターウィルスである「マルウェア」感染の低下を図り、世界最高水準のインターネット環境の実現を目指した官民連携プロジェクト「ACTIVE」という取り組みを推進しています。
BIGLOBEはこのプロジェクトに参画し、マルウェア配布サイトへのアクセスを未然に防止するために感染の可能性がある利用者にメールを送付するなど注意喚起等を実施しています。
BIGLOBEの4つのデメリット
料金は飛び抜けて安いわけではない
インターネットの月額利用料は同業他社と比べて特別に高くない代わりに、特別に安いわけではありません。月額利用料が最安クラスの同業他社と比べると月額約5~600円程度の開きがあります。
解約時にかかる費用が高い
契約期間(3年)満了前に解約すると違約金とともに、工事代金の残金を請求されるケースがあるようです。
コロナ禍以降通信速度が落ちているとの声あり
コロナ禍により働き方改革が進み、新しい生活様式が浸透しはじめテレワークやオンライン会議、飲み会もオンラインでするようになりました。
スマートフォンやタブレット端末、パソコンなどオンラインで離れた人と通信する人が増え、IPV6オプションをOFFにした状態だと通信速度が著しく遅くなりストレスを感じたという声がありました。
コールセンターの対応品質
365日開設されているコールセンターですが、応対品質に個人差があるという声が聞かれます。急を要するお困りごとに対してコールセンターのスタッフが電話口の向こうでおろおろしている様子が伝わってくることもあるようです。
まとめ
今回はBIGLOBEの特徴や、BIGLOBEが提供しているサービスwそ紹介しました。BIGLOBEは通信速度が安定しており、高い通信品質でユーザーの評価を得ています。これから契約する人は契約内容を確認して、特に中途解約に関する注意事項は説明を受けましょう。
p>料金の安さだけを重視する人には向いていませんが、BIGLOBEならではの高品質なサービスを求める人にはオススメです。
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