どんなときもwifiの問題とは?どんなときもwifiユーザー今後の選択肢
「どんなときもwifi」は株式会社グッド・ラックが2019年3月から提供している通信サービスの名称です。今回はどんなときもwifiの特徴や対応、Wi-Fiユーザーの今後の選択肢を紹介します。
どんなときもwifiの問題になった理由と無制限プラン終了
「どんなときもwifi」は、株式会社グッド・ラックが2019年3月から提供している通信サービスの名称です。
当初どんなときもwifiは「通信データ容量無制限」という宣伝文句の通り、他社と比べて月の通信データ制限が完全に制限がないと思われるサービスでした。
他社と比べても月額利用料も「通信データ制限無制限」というわりには良心的な価格帯(1ヶ月3,480円)で提供していました。旅先でも満足できる通信機器を提供していて、1日1,280円~1,880円の利用料金です。
実際は通信データ制限があったり、解約時の違約金が高額だったりと様々な問題も明らかになりました。サービスの安定供給の観点から4/3より当面、すべての新規申し込みが停止されています。
どんなときもwifiのデータ通信量と通信制限
どんなときもwifiが売りにしていた「通信データ容量無制限」とはどういうものかを紹介します。
通信データ容量
スマホなどのオンラインゲームやインターネットを利用する時に、通信するデータ容量ののことです。
オンラインゲームやインターネットを使用している時に、急にネットの動きが遅く感じたことはありませんか?これは月に決められていた通信データ容量の上限をインターネットやオンラインゲームの使用頻度が多くなり、制限を越えてしまったために通信速度が制限されてしまい通常よりも速度が落ちてしまう現象です。
通信制限
通信データ容量を越えてたら、先程説明したようにオンラインゲームやインターネットの通信速度が急激に遅くなります。
特にホームページで次のサイトなどを開く時に、次へと繋がりにくくなります。この待ち時間により遅く感じてしまうのが、上限を越えて通信制限を受けている状態です。
料金については、企業によって違いがあり、契約している通信データ容量プランを越えた分の「追加料金」を請求されることもあります。
通信データ容量の決め方
通信データ容量の上限は様々あり、料金体制やプランなども各企業により違いがあります。
メール、LINE、インターネットの閲覧程度しか使用しない人なら、1日で60~80MB程度が目安です。スマホの利用時間が長く、動画視聴やSNSをよく使う人は、1日で100MB(1カ月3GB)にも満たない場合が多いようです。自分の利用スタイルを把握して決めましょう。
実際には通信制限があり行政指導を受けた
インターネットで「どんなときもwifi」と検索するとでてくるのが、総務省が6月19日にグッド・ラックに対して行政指導したという内容です。
なぜそのような指導を受けたのかというと、当初より話題であった「通信制限無制限」という宣伝文句に偽りが見られたためです。実際は一部の利用者と一部の期間中に「通信制限」していました。
グッド・ラックは、通信容量の解消として通信制限の制限があったことを利用者に対して具体的な掲示ぜず、利用者側からの問い合わせに対しても明確な回答していませんでした。
ユーザー側からすると、この対応には納得がいかず、苦情が殺到するのも当然ですよね。そういった経緯が積み重なり、総務省は改善を目的に行政指導しました。今後の対応を見守っていきましょう。
どんなときもwifiユーザーの今後の選択肢
既にどんなときもwifi契約して使用している方は、今後の使用をどうするか考えなければいけませんよね。
どんなときもwifi側は通信制限を「25GB」と制限付きで契約者に利用を続けて行くかたちで進めています。今後の対応への期待も含めて、このまま利用続けて行くのも一つの選択です。
その他に考えられる選択肢としてはの2つあります。
- 更新月まで無料でどんなときもwifiを継続し、新たなインターネットも契約する
- 解約して新たなインターネット回線を利用する
どんなときもwifiが最安値ではないため価格を最優先する人は、もっと安く利用しやすい他社と契約するのもいいかもしれません。自分の利用状況を確認しながら、他社と比べで考えましょう。
モバイルWi-Fiを選ぶポイント
CMなどの謳い文句だけに騙されないことや、キャンペーンや期間限定の割引料金だけに惹かれないようにしましょう。
ついひかれて、わかりにくいプランにのってしまい「思っていたほど安くない…」「使いにくい…」と後悔しないために、モバイルWi-Fiを選ぶ時のポイントを押さえましょう。
- データ容量が無制限で使えるか?
- データ容量を超えた時に追加料金が発生するか?
- 速度制限がかかるかどうか?
- 速度制限がかかる場合の体感時間
- 高速エリア通信
- 通信端末の性能
- コストパフォーマンスが高いか?
- 解約時の違約金
ネット環境が悪かったり、料金が高いととてもストレスになりますよね。
口コミを見たり、周囲で使っている人の感想を聞いたり、代理店に問い合わせるなど様々な方法で情報収集して納得のいくものを選んで下さいね。
まとめ
今回はどんなときもwifiの特徴や対応、Wi-Fiユーザーの今後の選択肢を紹介しました。これまで個人的にWi-Fiを導入していなかった人も、テレワークやオンライン授業などの影響で契約が必要になった人が多いと思います。数多くある通信サービスの中から自分に合う物を選ぶのは大変ですよね。
どんなときもwifiについては今後の対応を待つことしかできない状態ですので、これからモバイルWi-Fiを持ちたい方は他社のプランを確認してみて下さい。
また、インターネット設定において不安のある人は、業者に相談するのもオススメです。インターネットが快適に使えないと「仕事や勉強に影響が出て困る…」という人は、知識と経験が豊富な業者に助けてもらいましょう。
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