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インターネットの速度測定(スピードテスト)しよう!速度測定の見方も解説

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インターネットがなかなかつながらない時は、速度測定してみましょう。その結果で回線に問題があるのか、プロバイダに問題があるのかなど具体的な原因がわかります。そこで今回は速度測定のやり方や、結果の見方を紹介します。

インターネットが遅い原因は?

インターネットが遅い原因は?
インターネットが遅い原因は?

スマホやパソコンを立ち上げてアクセスするが、いつまでたってもつながらず「画面が止まったまま…」という経験はありませんか?
インターネットが遅くなってしまう3つの原因を紹介します。

何台か複数の端末を使用している

数台のスマホやパソコンを同時に使うと通信速度が遅くなることがあります。家で自分以外の家族がそれぞれの端末を使用していたり、外出先で人が多い場所で使用していると遅くなることがあります。

利用時間帯によって遅くなる

20時~24時は多くの人が使う時間帯です。回線が混み合うため通信速度が遅くなってしまいます。

利用環境による問題がある

通信回線による問題、プロバイダの問題、Wi-Fiの問題、スマホやパソコンなどの端末の問題、接続機器の問題、接続方式などの問題により通信速度が遅くなります。

通信速度を測定する4つのサイト

通信速度を測定する4つのサイト
通信速度を測定する4つのサイト

通信速度を測定してみて速度が遅い場合は、回線に問題があります。通信速度に問題がなければ、回線の問題ではなくプロバイダに問題があります。

Google

最も手軽な通信速度測定方法はGoogleでの測定です。Googleの検索窓に「スピードテスト」と入力すると、「インターネット速度テスト」という枠囲みが一番上に出てきます。

その中の「速度測定を実行」というボタンを押すだけで速度測定ができます。
>>【参考】インターネット速度テスト

NURO光

NURO光は加入者でなくても測定可能です。
>>【参考】NUROオリジナル通信速度測定システム

RBB

パソコン、スマホどちらも測定できます。
>>【参考】RBB SPEED TEST: スマホ・PCの通信速度ランキング
>>【参考】Speedtest

フレッツ光

サイト間での通信速度だけでなく、NTTサーバー間での速度測定も可能です。
>>【参考】Speedtest

スピードテストについては下記の記事で詳しく紹介しています。

スピードテスト
スピードテストとは?インターネット回線の通信速度を計測するための試験

通信速度の「上り速度」「下り速度」の見方

通信速度の「上り速度」「下り速度」の見方
通信速度の「上り速度」「下り速度」の見方

初めて速度測定した人は、表示された測定結果を見ても画面の意味がよく分からないかもしれません。そこで速度測定の見方を紹介します。

通信速度の単位

通信速度の単位はKbps(キロビーピーエス)やMbps(メガビーピーエス)です。bpsは1秒間にどのくらいのデータを送信できるかを意味します。

Kbpsは1秒間に1000bpsのデータを、Mbpsは1秒間に1000Kbpsのデータ通信ができるという意味です。

「上り速度」「下り速度」の意味

速度には「上り速度」「下り速度」があります。

  • 上り速度…アップロードする速度
  • 下り速度…ダウンロードする速度

通常インターネットを使う場合は、自分から写真や動画をアップロードするより、サイトを見て調べものをしたり、音楽や映画を動画視聴するなどダウンロードの方を多く使います。

そのため速度測定で重視するのは上り速度より下り速度の数値です。

通信速度の目安

LINEやメール、WEBサイトを見るためであれば下り速度が1Mbpsもあれば大丈夫です。オンラインゲームや動画視聴する目的でインターネットを使うのでなら、最低5Mbps以上、できれば10Mbps以上の下り速度があるとスムーズに使用できます。

通信速度の以外に応答速度や通信品質が関係する

通信速度の以外に応答速度や通信品質が関係する
通信速度の以外に応答速度や通信品質が関係する

インターネットが遅くなる原因は、通信速度の不足だけではありません。「応答速度」や「通信品質」も関係します。

応答速度

応答速度を表すのはPing値(ピン値)やLatency(レイテンシ)です。Ping値やLatencyは、データが送られてくる時の安定度を表します。

この値が大きいとデータを送る状態が不安定だという意味になります。逆に値が低いほどデータの応答が安定していることになります。

通信品質

Jitter (ジッター)は通信品質を表します。速度測定でPing値を測り、値のゆれが大きかったら電気信号にばらつきがあり通信品質が悪いという意味になります。

Jitter値が高いと画面がフリーズしてしまったり、インターネットにつながりにくくなります。

応答速度と通信品質の上手な使い方

速度測定は通信速度だけではなく、応答速度や通信品質も確認しましょう。1回だけではなく、状況を変えて数回計測することをオススメします。

インターネットの遅い原因が複数台の端末を使っている場合は、1台だけ使用した時と複数台使用した時の速度を比べればわかります。

時間帯による遅延である場合は、別の時間帯に通信速度を測定するとわかります。

また、Wi-Fiのルーターの位置が悪いのは、通信速度が遅い原因になる場合があります。ルーターの前に物があり、電波が障害物によって遮られていないか確認しましょう。ルーターの位置を変えて、速度測定してみましょう。ルーターを1階から2階に移して、通信速度をはかってみると改善していたという例もあります。

通信速度が速くなる3つの方法

通信速度が速くなる3つの方法
通信速度が速くなる3つの方法

電源を切ってから入れ直す

原始的な方法ですが、意外に効果があります。スマホやパソコンを再起動したり、Wi-Fiのルーターの電源を入れ直すと通信速度が元に戻ることがあります。

無線ではなく有線にする

無線LANよりも有線LANの方が繋がりやすくなります。Wi-Fiの調子が悪い時は、有線LANケーブルでつないでみてください。

回線を替える

ADSL回線より光回線の方が速度が速くなります。また、光回線でも種類によって通信速度が異なります。今いちばん通信速度が速いのは、IPoEを使って接続しているインターネットサービスです。

IPoEサービスは、IPv6サービスとも呼ばれています。従来のIPv4サービスをバージョンアップさせたのがIPoE(IPv6)サービスです。IPv4が持てるIPアドレス(ネットにおける電話番号のようなものです)は約43億個です。

世界的なスマホやパソコンの普及により、IPv4は持てるIPアドレス数の限界を迎えてしまいました。そしてIPv4が対応できない問題も出てきました。それらの問題を解消するため開発されたのがIPv6です。

IPv6は約340潤(かん)のIPアドレスをもてます。潤は10の36乗の単位です。億が10の8乗、兆が10の12乗ですから、いかに大きな単位かわかりますよね。

この最新の接続方式だと速度がかなり速くなります。IPoE (IPv6)を使っているインターネットサービスには、au光、NURO光などがあります。

インターネットを乗り換える

通信回線が問題なのではなく、プロバイダーやサービスに原因があるかもしれません。その場合は、他社に乗り換えを検討しましょう。

ソフトバンク光JCOMソフトバンクエアーBIGLOBEについては下記の記事で詳しく紹介しています。

ソフトバンク光
ソフトバンク光の解約料金や解約方法!ソフトバンク光のトラブル対処法も紹介
jcom ネット
JCOMネットとは?JCOMのネットが繋がりにくい理由と6つの対処方法を紹介
ソフトバンクエアー
ソフトバンクエアーとは?ソフトバンクエアーの評判や特徴、解約金などまとめて紹介
BIGLOBE
BIGLOBEとは?BIGLOBEの主なサービスから解約金や問い合わせまでまとめて紹介

まとめ

今回は速度測定のやり方や、結果の見方を紹介しました。速度測定することで、自分のパソコンやスマホの速度がわかります。必要に応じてインターネットを乗り換えるなどの対策ができます。

しかし「インターネットの接続方法がわからない…」「自分ではインターネットの設定ができない…」という人もいます。そんな時はインターネット設定サービスを利用するのもオススメです。

通信速度どれがいい?
Google、NURO光、RBB、フレッツ光などがあります。「通信速度を測定する4つのサイト」で詳しく紹介しています。

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