破損した室内ドアノブの交換は早めにしましょう。室内ドアノブを交換するには採寸が重要です。自分で交換するにはDIY上級者向けです。業者に依頼することもできるため、室内ドアノブの費用相場知っておくことで予算が組みやすくなります。
ドアノブは劣化するため交換が必要です
ドアノブが空転する
ドアノブを回しても扉が開かないという症状が発生している場合は、ドアノブを交換した方がいいでしょう。ドアノブが空転するのは、ドアノブ内部のバネなどが故障している可能性が考えられます。放置すると扉が開かなくなるなどのトラブルにつながります。
ドアノブを下げても開かない
レバーハンドルのドアノブを下げても扉が開かないという症状が発生している場合は、ドアノブを交換した方がいいでしょう。扉が開かなくなるなどのトラブルにつながります。
使い勝手をよくしたい
ドアノブをひねって開けるタイプは握力の弱い方や両手が塞がっている時に使い勝手が悪いです。場合によっては介護保険の対象になることがあります。
ドアノブ(握り玉)を交換する方法
【道具】
・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・新しい古い握り玉本体
- 1.古い握り玉本体を取り外す
- 握り玉の根元部分に留めネジが付いているので、ネジをドライバーで取り外し握り玉を取り外す。外側台座のねじも外しドアノブを取り外す。
- 2.フロントのネジを外しラッチを取り出す
- ドアノブの断面についているラッチネジ(上下2個)をドライバーで外す。ラッチネジを外したらラッチの隙間にマイナスドライバーを差し込み箱錠を引き抜く。
- 3.新しいラッチをはめ込む
- 新しいラッチをドア側面から入れる。ラッチの傾斜が付いている方がドアの締まる向きになるようにする。プレートが出っ張っている場合は、ドア本体のくぼみ部分をノミで2mm程度しゃくり(掘り)収まるようにする。ドライバーを使ってラッチネジ(上下2個)を取り付ける。
- 4.外側の握り玉本体と金具を取り付ける
- 外側から握り玉本体を差し込み台座ネジを取り付ける。もともと使用していたネジ穴を再利用する場合がほとんどですが、長年の使用によりネジ穴が座屈(ざくつ)し大きくなっている場合があります。このような場合は新たな木ねじをとめ、古い穴には木工用ボンドを注入してつまようじを差し込みでっぱり部分をカットする。
- 5.内側の握り玉本体と金具を取り付ける
- 内側の握り玉本体と金具を取り付ける。握り玉をシャフトに差し込んだら握り玉本体をネジ止めする。取り付け後スムーズに動くか確認して完了。