洗濯機は毎日使うものなので、故障したらすぐに修理したいですよね。自分でどうにか修理できないか?また、どこに頼むのが一番いいのか?などと、お悩みの方も多いと思います。そこで今回は洗濯機の修理を受け付けてくれるところや、洗濯機修理を依頼する必要がある故障例を紹介します。
洗濯機修理はどこに依頼できるの?

洗濯機を修理する必要がある場合は、どこに頼むのが一番いいのでしょうか?洗濯機修理を頼める先として東芝・日立・パナソニックなどの洗濯機メーカー、洗濯機を購入した販売店、家電修理の専門業者があります。
- 洗濯機メーカー
- 購入した販売店
- 家電修理の専門業者
保証期間内ならメーカーまたは販売店
保証期間内であれば東芝・日立・パナソニックなどのメーカーまたは、洗濯機を購入した販売店に依頼すれば無償で修理してもらえます。メーカーの保証期間は通常1年です。販売店によってはオプションで保証期間が3年または5年に延長されている場合があります。ただ、メーカーまたは販売店の場合、即日修理は難しい場合が多いです。
【参考】
WEB修理受付(出張修理) | サポート | 東芝ライフスタイル株式
日立の家電品 修理のご相談・お申込み
Panasonic 洗濯機・衣類乾燥機
お急ぎなら家電修理の専門業者
洗濯機は毎日使うものなので、できるだけ早く修理できないと困ります。できるだけ早く修理したい場合は、家電修理の専門業者がおすすめです。対応可能なエリア内であれば、即日対応してくれる業者が多いです。
洗濯機修理を依頼する必要がある故障例

症状が改善しない場合は、洗濯機修理を依頼する必要があります。
電源が入らない
電源コンセントがしっかり接続されているのに電源が入らない、または一切操作できない場合は修理する必要があります。
パルセーターまたはドラムが回らない
洗濯機は大きく分けて縦型洗濯機とドラム式洗濯機に分かれます。縦型洗濯機の場合にはパルセーター(洗濯機の底面にある回転する羽根)、ドラム式洗濯機の場合はドラムが回転して洗濯できる仕組みです。パルセーターまたはドラムが回らない場合は修理しなければなりません。
水漏れ
洗濯機本体や給水ホース、排水ホースから水漏れしている場合は部品交換が必要です。水道や排水口からの水漏れは洗濯機ではなく、水道や排水の専門業者に相談しましょう。洗濯機から水漏れする原因や対処法については下記の記事で詳しく紹介しています。

給水できない、水が溜まらない
給水できない場合は洗濯機に原因がある場合と、水道に原因がある場合が考えられます。給水ホースを外してみて、水道が正常な場合は洗濯機に原因がある可能性が高いです。また、水が溜まらない場合は洗濯機に原因があります。修理依頼しましょう。
排水できない
排水できない場合は洗濯機に原因がある場合排水ホースの詰まり、排水口の詰まりが原因として考えられます。排水ホースを外してみて、排水口が詰まっていなければ、排水ホースの詰まりか洗濯機の故障が原因です。修理業者に相談しましょう。
脱水できない
洗濯機のフタや洗濯物の量や、片寄りをチェックしても脱水できない場合は故障の可能性が高いです。
異音がする
洗濯機内に硬貨やボタンなどの異物が見当たらないけど異音がする場合は、電源コンセントを抜いてパルセーターを外してパルセーター内もチェックしましょう。それでも異物が見当たらない場合は、部品交換の可能性が高いです。修理依頼しましょう。
自分では対処できないエラーコードが表示される
洗濯機が故障した場合は、修理や点検が必要なエラーコードが表示されます。取扱説明書などでエラーコードを確認し、必要があれば修理依頼しましょう。
洗濯機修理を依頼する前に確認する事

洗濯機は毎日使うものなので故障すると大変です。すぐに修理したいところですが、故障ではない不具合の場合もあります。故障している場合は自分で修理することは難しいです。ただ、不具合なら改善できる場合があります。修理依頼する前に、まずは自分でチェックしましょう。
電源コンセントを確認する
電源コンセントが抜けていたり、ゆるんだりしていると洗濯機は動きません。電源コンセントが抜けていないか?またはゆるんでいないか?チェックしましょう。
蛇口や給水ホースを確認する
洗濯機には水が必要です。蛇口が閉まっていないか?給水ホースがねじれてないか?チェックしましょう。
排水ホースを確認する
排水されないと、洗濯機はうまく作動しません。排水ホースがねじれていないか?水漏れしていないか?チェックしましょう。洗濯機の排水ホースについては下記の記事で詳しく紹介しています。

糸くずフィルターを確認する
糸くずフィルターに糸くずやゴミが溜まっていると、排水しにくくなる原因につながります。糸くずフィルターに糸くずやゴミが溜まっていないか?チェックしましょう。
洗濯機内に異物がないか確認する
洗濯機内に硬貨やボタンなどの異物が入っていると異音の原因になりますし、故障につながります。洗濯機内に異物がないかチェックしましょう。
エラーコードを確認する
エラーコードが表示されていたら確認して取扱説明書(取扱説明書がない場合は、ネット検索で「機種名や品番 取扱説明書」と検索します。)で確認しましょう。修理が必要なエラーコードであれば、修理を頼まなければなりません。どこに依頼するにしてもエラーコードを確認されるので、エラーコードは控えておきましょう。
洗濯機の買い替え時期は?長持ちさせるコツは?

洗濯機を修理するにあたって、考えなければならないのが洗濯機の寿命です。洗濯機にも寿命があります。洗濯機の使用年数によっては、修理ではなく買い替えした方がよい場合もあります。
洗濯機の寿命
洗濯機の寿命は6~7年といわれています。使用頻度やメンテナンス状況により6年よりも前に故障する場合もありますし、10年以上使っていても故障しない場合もあるため、あくまで目安です。ただ、洗濯機の部品保有期間は6年程度で、部品の在庫が無くなれば修理できなくなってしまいます。

また、長年使っている洗濯機を修理したとしても、再度故障する可能性が高いです。6年を過ぎた洗濯機であれば、修理より買い替えをおすすめします。
洗濯機をできるだけ長持ちさせるコツ
洗濯機は安いものではありません。できるだけ長持ちさせたいところです。洗濯機をできるだけ長持ちさせる5つのコツを紹介します。
洗濯物の量
洗濯物を規定量よりも多く詰め込んで洗濯機を回すと、洗濯機に大きな負担がかかり、故障の原因になります。洗濯物は適量で洗濯しましょう。
洗剤の量
洗剤の量が多い方ほど洗濯物がきれいになりそうですが、それは間違いです。洗剤を入れ過ぎると、洗剤が衣類に残ってしまい、蓄積汚れの原因になるだけでなく、洗剤が洗濯槽に残りやすく、洗濯機故障にもつながります。洗剤も適量で洗濯しましょう。
異物を確認する
硬貨やボタンなどの異物が洗濯槽内部に入り込んでしまうと、洗濯機故障につながります。洗濯の際にはポケットなどをチェックし、また洗濯機内に物を落とさないように注意しましょう。
洗濯後は水道の蛇口を閉める
水道の蛇口を開いたままにすると、洗濯機や給水ホースに、常に圧力がかかったままになってしまいます。水漏れの原因になるため、面倒でも洗濯機使用後は水道の蛇口を閉めましょう。
定期的に掃除する
洗濯機を長持ちさせる上で重要になるのが掃除です。週に1回は糸くずフィルターを、1~2ヶ月に1回は洗濯槽の掃除を心がけましょう。

まとめ
そこで今回は洗濯機の修理を受け付けてくれるところや、洗濯機修理を依頼する必要がある故障例を紹介しました。修理をどこに頼むのか?は、洗濯機の使用年数と緊急性で判断するとよいでしょう。お急ぎの場合は、家電修理の専門業者に相談することをおすすめします。