国が推奨するエアコンの設定温度は夏は27℃冬は20℃!快適に過ごすエアコン温度は?
国が推奨しているエアコンの設定温度は夏は27℃、冬は20℃です。エアコンの設定温度通りに体感できないこともあります。そこで今回はエアコンの設定温度が感じられない原因や、エアコンの電気代をおさえるポイントを紹介します。
エアコンの設定温度が感じられない3つの原因
暑い夏の日は涼しく、寒い冬の日は温かくできるエアコンですが、設定温度通りに体感できないこともあります。なぜ設定温度を感じられないのが原因を紹介します。
湿度が高いのが原因
暑い夏に室内の湿度が高いとジメジメとした暑さを感じます。逆に湿度が低く空気が乾燥していれば、冷えた空気を感じられます。そのため夏場に湿度が高ければ冷房をつけても涼しさを感じにくくなります。
頻繁に電源をオンオフする
電気代を気にしてエアコンの電源を頻繁にオンオフすると、設定温度を感じられなくなります。設定温度にするためにエアコンが稼働しても、途中でオフにしてしまえば継続して室温を保てないからです。エアコンの自動運転機能を使うことで、継続して設定温度を保てます。
エアコンの故障
エアコンには温度センサーが内蔵されており、室内温度を計測しながら冷風や温風を出しています。 温度センサーの故障など、エアコンに不具合がある時は設定温度を感しられなくなります。
また、定期的なフィルターの掃除などを怠ってしまい、ホコリなどが詰まっり故障することもあるため定期的に掃除しましょう。
快適に過ごすためのエアコンの設定温度は?
エアコンを使い室内で快適に過ごすためには、自分に合う設定温度を見つけることが大切です。国が推奨している設定温度もありますが、自分が快適と感じられなければ意味がありません。
自分の体感温度に合わせて設定する
自分の体質に合わせて、設定温度を決めるといいでしょう。冷え性の方は虚弱体質の人が多いため、設定温度を高くしても体感する温度は低く感じることが多いです。
逆に運動を習慣にしている人は基礎代謝も高いため、体内のエネルギーが燃焼している効果で低い設定温度でも問題なく過ごせます。そのため自分の体感する温度をベースに、設定温度を決めましょう。
人によって感じ方は異なる
若い人からお年寄り、男性と女性では温度や湿度の感じ方が異なります。子供や若い人は代謝がよく、熱を自ら発することは難しくないでしょう。しかし、お年寄りは代謝が低く、体感機能も鈍くなってしまいます。
また、男性は筋力が多く多少の寒さなら耐えられますが、女性の場合は筋力が少くなく温かさを感じにくいです。このように人によって温度の感じ方は異なるため、自分にあった快適さを見つけましょう。
国の推奨温度は夏は27℃冬は20℃
国で推奨しているエアコンの設定温度は夏は27℃、冬は20℃です。暑い日は涼しいのにこしたことがないでしょうが、急激に室温を下げてしまうと外気との差が大きくなるため体が疲れやすくなってしまいます。また、寒い日に20℃で設定することでエアコンの稼働をおさえられるため電気代やエネルギーを節約できます。
誤った設定温度にすると起こるリスク
エアコンを誤った設定温度にすることで、快適さを失うだけではなくリスクが生じます。
熱中症や体調不良を起こす
エアコンを適切な設定温度にしなければ、熱中症や体調不良になってしまいます。誤った設定温度にしてしまうと熱中症や脱水症になったりします。設定温度を低く設定しすぎると身体が冷えて体調を崩してしまうこともあります。身体が冷えたまま浴室で熱いシャワーや湯舟に入るとヒートショックが起きる事もあります。
電気代が高額になる
暑いからと冷房温度を下げて稼働させると、使用量が増えて電気代が高額になります。快適に過ごすためだとしても使いすぎて、支払い負担が大きくなります。寒いからと部屋を温かくするために設定温度を高温にしても電気代が高額になる原因になります。
エアコンの設定温度を体感しやすくする
サーキュレーターや扇風機を使う
温かい空気は上に集まり、冷たい空気は下に停滞する性質があります。効率良く温度を体感するためにはサーキュレーターや、扇風機などで空気を循環させるといいでしょう。
例えば、お風呂の追い炊きした時は熱いお湯は一定の場所に集まります。浴槽のお湯を混ぜることで温度が均一になります。空気も同じことが言えます。サーキュレーターや扇風機の風を使い空気を循環すれば涼しく感じます。
防寒シートや断熱シートを使う
窓から降り注ぐ太陽の光は室内温度を上げてしまうため、夏にエアコンを使う時はレースカーテンや断熱シートなどで遮光しましょう。
また、冬は窓ガラスに防寒シートを貼るだけでも、室内温度を保つ効果があります。窓は保温機能がないため、外気が低ければ窓を伝い熱が奪われてしまいます。
湿度を調節してエアコンの効果を引き出す
冬は室内湿度が低くなればいくら暖房を使っても、体感温度は低くなってしまいます。湿度を高くするためには加湿器や、濡れたバスタオルを干すなど工夫するといいでしょう。
逆に夏は除湿器や除湿剤を使うことで湿度を低くできるため、冷風を体感できます。
このように季節に応じた湿度調節をすることで、エアコンの効果を最大限引き出せます。
エアコンの電気代をおさえる3つのポイント
エアコンは年中使用でき室内を快適温度にしてくれますが、光熱費としての電気代が気になります。ちょっとしたポイントを意識することで、電気代を安く抑えられます。
自動運転機能を使う
エアコンには自動運転モードという機能があります。室内の温度や湿度に応じて自動で調節してくれる便利な機能です。お持ちのエアコンに自動運転機能があるのか確認してみましょう。
設定温度を1℃見直す
エアコンの設定温度を1℃見直しましょう。冷房は1℃高く、暖房は1℃低くすることで、1ヶ月の電気代が7~10%おさえられると言われています。室内が寒いからと設定温度を高くするよりも一枚多く羽織ったり、温かいお茶を飲むなど1℃下げても快適に過ごせるようにしましょう。
エアコンの風向きや風量を調節する
エアコンは使用量によって電気代が変わってきます。風量が強ければ、それだけエネルギーを必要とするため電気代が高くなります。風向きを上手く調整して風量をおさえましょう。
まとめ
今回はエアコンの設定温度が感じられない原因や、エアコンの電気代をおさえるポイントを紹介しました。難しいことではなく、誰でも簡単に取り組める方法ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。それでもエアコンの温度を快適に感じられない場合は、故障が原因かもしれません。放置せずに専門業者に依頼しましょう。
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