エアコンのルーバー動かない!故障?エアコンルーバーの外し方や交換する方法を解説
エアコンルーバーが動かず風向が変わらない、カチカチ音がするなどの症状は、自分で新しいルーバーと交換することで解決できます。今回はエアコンのルーバーを交換する方法や、エタノールを使ったカビ掃除の方法を紹介します。
エアコンのルーバーが動かない時の見分け方
エアコンのルーバーが動かなくなるとエアコンが故障したのでは!?と焦ります。落ち着いて「ルーバーの破損なのか?」「エアコンの故障なのか?」確認しましょう。
ルーバーの破損か?エアコンの故障か?見分ける方法
破損か?故障か?見分ける手順
- エアコンの電源を切る。電源が見つからない場合はブレーカーを落とす。
- エアコンの電源を切った安全な状態でルーバーを取り外す。
- エアコンの電源を入れて風向を変えて確認する。風向が動いていればルーバーが破損しただけです。よく見ると外したエアコンのルーバーの両サイド(取り付け部分)が割れていませんか?ルーバーの破損は自分で修理や交換できます。
エアコンのモーター部分が故障している場合
反対に風向が動かなかった場合は、モーター部分の故障が考えられます。素人が自分でするには、難しいので業者に修理を依頼しましょう。
エアコンルーバーを瞬間接着剤で応急処置する方法
エアコンのルーバが破損するのは、ほとんどの場合が両サイド(取り付け部分)です。ここが割れると交換する必要がありますが、部品を取り寄せるまで時間がかかるかもしれません。そこで瞬間接着剤を使って応急処置する方法を紹介します。
準備物
- 瞬間接着剤
- 引っ張り強度のある糸
エアコンルーバーを瞬間接着剤で応急処置する手順
- エアコン本体からカバーとルーバーを説明書通りに取り外す。
- エアコンルーバーの割れている部分に瞬間接着剤を塗る。
- 瞬間接着剤で固めたエアコンルーバーの破損個所に、糸を巻き付けてさらに補強する。
- エアコンルーバーとカバーを元に戻してから動作確認して完了。
引っ張り強度のある糸は、自宅にあれば釣り糸がよさそうです。なければ、それに近い強度の糸を手芸屋さんなどで探してみてみましょう。あくまでも応急処置なので、なるべく早めに新しいルーバーを注文して届き次第交換しましょう。
自分でエアコンのルーバーを交換する方法
応急処置で何とか対処しても、最終的にはルーバーの交換が必要です。エアコンのルーバーの交換は、部品さえ取り寄せれば自分で簡単にできます。
下記の情報をメーカーまたは、電気屋に伝えて新しいルーバーを取り寄せましょう。価格はメーカーによって異なりますが、数百円~2,000円程度で販売されています。インターネットでも購入可能ですが、型式を間違えないように注意して下さい。
- エアコンメーカーを確認する
- エアコンの型式を確認する
- エアコンの製造年数を確認する
- エアコンの症状を確認する
新しいルーバーが届いたら、早速作業開始しましょう。
準備物
- 新しいルーバー
エアコンのルーバーを交換する手順
- エアコンの電源を切り、カバーと壊れたルーバーを取り外す。
- 新しいルーバーを取り付ける。(取扱い説明書も参考にする)
- エアコンカバーを元に戻し動作確認し完了。
ルーバーの取付部分の構造は製品によって異なるため、取扱い説明書を見ながら作業して下さい。
エアコンルーバーを修理依頼する料金相場
エアコンルーバーの修理や交換方法がわかっても、自分でやる自信がないという人もいます。また、ルーバーの破損ではなく故障だった場合は、業者に見てもらう必要があります。
そこで気になるのが、エアコン修理を業者に依頼する時の料金相場ですよね。修理する部品によって変わりますが10,000円~15,000円程度(出張費込)です。製造年数が10年を超えているエアコンの場合は部品の製造がストップしている可能性もあります。その場合は、新しいエアコンに買い替える必要があります。
業者を選ぶ時は「電気工事士の資格」をもつスタッフが在籍している業者を選びましょう。作業費の安さだけに飛びつかず、費用や作業内容の説明を丁寧にしてくれる業者を選ぶ方が安心です。
エアコンルーバーをエタノールで掃除する方法
本格的なエアコンクリーニングは自分では難しいですが、ルーバーくらいは定期的に自分で掃除したいですよね?
エアコンのカビ臭さの原因は、ルーバーにあるともいわれているくらいルーバーのお手入れは大切です。エアコンフィルターを掃除したのにカビ臭いという時は、ルーバーにカビが生えている可能性高いです。
すぐにできるエアコンルーバーの掃除方法を紹介します。作業を始める前に、念のためエアコンの電源を抜いておきましょう。
準備物
- エタノール(80%)
- 古歯ブラシ
- ティッシュまたは雑巾
エアコンルーバーのカビを取る手順
- ティッシュまたは雑巾にエタノールを吹き付け、ルーバーについたホコリやカビを拭き取る。
- ティッシュで取れなかった汚れやカビは、古歯ブラシで優しくこすって取れば完了。
雑巾や古布でももちろんいいですが、ティッシュなら汚れる度に捨てられ、気づいた時にさっと拭くのに便利です。イスや脚立に乗って作業するので、落下によるケガなども注意しましょう。エアコン掃除の手順や、エアコン掃除スプレーの種類については下記の記事で詳しく紹介しています。
エアコンルーバーを交換できない時は業者に依頼しよう
今回はエアコンのルーバーを交換する方法や、エタノールを使ったカビ掃除の方法を紹介しました。エアコンのない生活は考えられないほど、酷暑が続いていますね?エアコンの風向きがうまく変わらなかったり、エアコンの効きが悪いと結構なストレスで身体にもよくありません。
今回紹介したようにルーバーの交換だけなら自分で簡単にできますが、それでも作業に自信がない人もいると思います。また、部品を取り寄せて作業する時間がない人は業者に依頼しましょう。業者に依頼すれば、30分程度でルーバーを交換してもらえます。
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