羽虫(ハムシ)対策は?羽虫の種類や対策をまとめて紹介
家の中を飛び回る小さい虫…羽虫とはどんな虫でしょうか?被害はあるのでしょうか?そこで今回は羽虫の種類や特徴、羽虫の対策について紹介します。
羽虫とは?
羽虫とは文字通り羽(ハネ)があり、飛び回る虫のことを呼びます。
羽虫と一口に言っても、いろんな種類の羽虫がいます。家に侵入してくる代表的な羽虫はコバエ、ユスリカ、蚊、羽アリなどです。それぞれの特徴や生態は次の通りです。
コバエ
コバエは小さなハエの総称です。
コバエの種類 | 特徴 | 生態 |
---|---|---|
ショウジョウバエ | 体長2~3mm程度で、体は黄褐色で目が赤い | 腐った物を好み生ゴミやゴミ箱、三角コーナーなどに発生する |
ノミバエ | 体長2~3mm程度で、体は褐色で動きが素早い | 腐った物を好み生ゴミやゴミ箱の他、浄化槽や腐った動植物などにも発生する |
キノコバエ | 体長2~4mm程度で体は黒褐色 | 湿気を好み腐った植物や、観葉植物の腐葉土に発生する |
チョウバエ | 体長はホシチョウバエ1~2mm程度、オオチョウバエ4~5mm程度でハートを逆さにしたような形のハネが特徴的 | 湿気を好み排水口や排水管、浄化槽などのヘドロやスカム(汚水の汚泥)に発生する |
ユスリカ・蚊
ユスリカと蚊はよく似た形をしています。種類も多く体長は種類により1~10mm程度と様々です。ユスリカと蚊の大きな違いは蚊は吸血するのに対し、ユスリカは吸血しません。大量発生したユスリカの駆除や対策方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
羽アリ
羽アリはクロアリの羽アリとシロアリの羽アリに分かれます。羽アリの見分け方と対処方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
羽アリの種類 | 特徴 | 生態 |
---|---|---|
クロアリ | ハネ:後ろのハネに比べ前のハネが大きい 触覚:くの字に曲がっている 胴体:くびれがある |
土の中に巣を作り、集団で生活する |
シロアリ | ハネ:前後のハネの大きさが均等 触覚:まっすぐで数珠状 胴体:くびれがなく寸胴 |
木材の中または土の中に巣を作り、集団で生活する |
羽虫がもたらす被害
あまり害がない羽虫もいれば、大きな害をもたらす羽虫もいます。害の大きさは羽虫の種類により異なります。
不快
全ての羽虫に共通して言えるのが不快感を与えることです。飛び回る羽虫は一匹でも不快ですが、集団になるとさらに不快感が増します。
不衛生
ショウジョウバやノミバエは腐った物を好むため雑菌を運んだり、食品に異物混入する恐れがあります。衛生上、注意が必要です。
チョウバエは排水口や排水管、浄化槽などのヘドロやスカム(汚水の汚泥)に発生するため、やはり雑菌を運ぶ恐れがあります。
羽虫がシロアリの場合は家に大きな被害がある
羽虫がシロアリの羽アリだった場合には、家に大きな被害をもたらす可能性があります。シロアリは木材を食べます。羽虫がシロアリの羽アリだった場合は、すぐに専門業者に依頼して駆除してもらいましょう。
羽虫を駆除する方法は?
羽虫の種類により害の程度に差があるものの、羽虫を見かけたら駆除することをおすすめします。
掃除機で吸い取る
身のまわりの物で手っ取り早く羽虫を駆除するのなら、掃除機がおすすめです。羽虫を掃除機で吸い取ってしまいましょう。
殺虫剤で駆除する
いろんな殺虫剤や虫よけ剤があります。
殺虫剤をスプレーできない場所や、薬剤を使いたくない場合などにおすすめの商品です。
排水口や排水管に発生するチョウバエにおすすめです。
電撃殺虫器で駆除する
光で羽虫を誘い、電撃で殺虫する電撃殺虫器もおすすめです。
シロアリ駆除は素人には難しい
シロアリは種類により、巣をつくる場所が異なります。シロアリを駆除するには、シロアリの侵入経路や巣を特定しなければなりません。それには知識と経験がものを言います。シロアリ駆除の費用や料金相場については下記の記事で詳しく紹介しています。
殺虫スプレーを使用した場合、警戒心が強く臆病なシロアリがいろんな場所に逃げて被害を広げてしまう恐れもあります。また、シロアリ駆除は床下などの狭い空間での作業になります。シロアリ駆除は素人には難しい作業です。
羽虫を対策する方法は?
羽虫対策として重要なことは2つ、羽虫を発生させないことと、羽虫を家の中に侵入させないことです。
羽虫を発生させない対策
食べ残しや飲み残しを放置しない
食べ残しや飲み残しはコバエを誘います。すぐに片づけ、容器はすすいでおきましょう。
生ゴミの処理
三角コーナーの生ゴミはその都度片づけましょう。生ゴミはビニール袋に入れ、ビニール袋の口をしっかりしばり、必ずフタつきのゴミ箱に入れましょう。
ゴミ箱のフタにコバエコナーズゴミ箱用を貼っておくと安心です。
排水口を掃除する
チョウバエは排水口や排水管、浄化槽などのヘドロやスカム(汚水の汚泥)に発生します。排水口のヌメリを取り除くのはもちろん、排水管や浄化槽で発生した羽虫が排水管を通って家の中に侵入する可能性があるため、排水管も掃除しましょう。
排水口及び排水管の掃除には、排水口 コバエ退治 ヌメリとりプラスがおすすめです。
花や観葉植物を管理する
受け皿の水は捨て、傷んだ花や観葉植物を放置しないことが重要です。花や観葉植物はしっかり管理しましょう。
花や観葉植物の鉢に羽虫が発生してしまった場合は、天然成分の殺虫剤(イカリ消毒 コバエ駆除 コバエ用スプレー)で羽虫を駆除しましょう。
雑草や材木、溜まった水を放置しない
雑草や溜まった水があると、ユスリカや蚊が発生しやすいです。家のまわりの雑草はこまめ草取りし、プランターや容器などに溜まった水は捨て、使わない物は片づけましょう。
腐った材木はシロアリの大好物です。家のまわりに放置しないようにしましょう。また、床下の通気口をふさいでしまうと床下の換気ができず、シロアリが好む環境をつくってしまいます。床下の通気口をふさぐ物は片づけましょう。
羽虫を侵入させない対策
網戸を確認する
網戸が破れていたり、隙間があると羽虫が家の中に侵入してきます。網戸を張り替えたり、隙間テープで隙間をなくしましょう。網戸を張り替える時は、より細かい目の網戸を選ぶといいでしょう。自分で網戸張り替えする方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
光を外に漏らさない
羽虫をはじめ多くの虫は光に集まります。光を外に漏らさないようにするには、遮光カーテンがおすすめです。
虫よけプレートを使用する
羽虫は家の開口部から侵入してくることが多いです。家の開口部である窓や玄関には虫よけプレートを使用しましょう。
まとめ
今回は羽虫の種類や特徴、羽虫の対策について紹介しました。羽虫には害が少ない種類や、甚大な被害をもたらす種類もいます。何より不快なのでしっかり駆除し羽虫を発生させない、家の中に侵入させないように対策しましょう。
羽虫をはじめ害虫駆除を確実したい場合は、プロに任せることをおすすめします。知識と経験、使用する薬剤などが、素人とは大きく異なります。
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