ゴキブリの生命力はスゴイ!繁殖力と雑食なゴキブリは生命力が強いんです
嫌われやすいゴキブリは2億5000年前からその姿をあまり変えずに生き続けています。今回はゴキブリの生命力が強い理由について紹介します。
ゴキブリの繁殖力(生命力)は凄い
ゴキブリがいなくならない大きな理由の1つとして、ゴキブリの繁殖力が凄いことが挙げられます。
ゴキブリが1回に産む卵の数はチャバネゴキブリが20~50個、クロゴキブリが20~30個と非常に多いです。ゴキブリが卵を産む間隔もチャバネゴキブリ10~20日、クロゴキブリ7~10日と短いです。
ゴキブリは成長も早いため、凄まじいスピードで繁殖します。この繁殖のスピードと数こそが、ゴキブリが減らない理由の1つです。退治しているのに「ゴキブリは死なない…ゴキブリは生命力が強い」と感じてしまいます。
ゴキブリは子孫を残すことに貪欲で、チャバネゴキブリなどは卵鞘(らんしょう)と呼ばれる「卵の塊」をお腹に抱えています。殺虫剤などで駆除しようとすると、自らの死を察したゴキブリは卵鞘を落とし子孫を残します。
また、ゴキブリの卵の殻は防御力に優れており殺虫剤や、燻煙剤などは効きません。たとえ成虫が死んでも卵は生きのびて孵化(ふか)します。ゴキブリの卵については下記の記事で詳しく紹介しています。
ゴキブリは何でも食べるから生命力が強い
ゴキブリの繁殖力の強さから生命力が強いと感じるのも事実ですが、実際にゴキブリの生命力は強いです。その理由の1つとしてエサに困らないことがあげられます。
ゴキブリは人間が食べる物や生ごみ、紙くず、段ボール、髪の毛、フケ、皮膚のかけら、動物の糞、死骸、汚泥、石けん、ホコリ、仲間の糞や死骸までなんでも食べる雑食です。エサに困ることは滅多にありません。
また、ゴキブリの身体には脂肪体というエネルギーを貯蔵できる組織があり、どうしてもエサが見つからない時は脂肪体からエネルギー補給します。自らの老廃物さえ体内でリサイクルできるため、長い間エサを食べなくても生き続けられます。
ゴキブリは賢くて身体能力の高さが生命力に繋がる
ゴキブリは賢く学習能力が高い生き物で、この賢さが生命力の強さにつながっています。
粘着シートなどの罠を仕掛けても、時間と共に粘着シートに貼りついている「ゴキブリの数が減ってきた」という経験がありませんか?
粘着シートに貼りついているゴキブリの数が減っているのは、部屋のゴキブリが減っている訳ではなく、ゴキブリが学習して粘着シートを避けるようになるからです。
また、ゴキブリは空気の流れを感じとる気流感覚毛が発達しており、人間がゴキブリを叩きつぶそうと丸めた新聞紙を振り下ろした時の風を尻尾のような「気流感覚毛」や、目の代わりである長い「触角」で感じとりサッと逃げてしまいます。その逃げるスピードは時速300km以上ともいわれています。
危険をいち早く察知する能力と高い身体能力で、外敵からの攻撃から身を守っています。
ゴキブリは鎧で守られているため生命力が強い
ゴキブリは防御力も優れており、ゴキブリの身体は鎧のような外骨格に包まれています。この鎧のような外骨格は強さと柔軟さを持ち合わせていて、防御力に優れた鎧(よろい)で、ゴキブリの生命力の強さに貢献しています。
丸めた新聞紙が命中したにもかかわらず「ゴキブリが死なない…」というのは、ゴキブリの外骨格が強いという証明です。まさに鎧(よろい)と同じく身を守る役割しています。
この外骨格は強靭(きょうじん)なのに、柔軟に動くためわずかな隙間にもラクラク入れるのです。外敵から身を守り、どこにでも侵入できる外骨格の存在もゴキブリの生命力の強さに役立っています。
まとめ
今回はゴキブリの生命力の強さや身体能力を紹介しました。地球上で生きている生物の中で、特に生命力が強いゴキブリを退治するには根気が必要です。家の中にはどうしてもゴキブリの隠れ家となるスペースが多く、一軒丸ごとゴキブリ退治するのは難しいのも事実です。
自分で退治するのが難しい時は、プロの力を借りるのが得策といえます。
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