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ゴキブリ駆除

ゴキブリの赤ちゃんはゴキブリの大量発生のサイン!?ゴキブリの赤ちゃんの種類や駆除方法

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ゴキブリの赤ちゃんの種類と特徴

クロゴキブリの赤ちゃん

クロゴキブリの赤ちゃんの大きさは4~6mmです。産まれたばかりは白っぽい透明色ですが、少しずつ黒く艶のある体に変化します。幼虫の初期段階には背中に白い線があるのが特徴です。

卵は約40日かけて孵化し、孵化した赤ちゃんは脱皮を10回程度繰り返して8~12ヶ月かけて黒く大きい成虫になります。クロゴキブリはチャバネゴキブリよりも寿命が長く、幼虫期間も長いです。寒さに弱く10℃以下になると動きが鈍くなります。

クロゴキブリ
クロゴキブリの幼虫や侵入先はどこ?クロゴキブリの駆除方法や予防対策までまとめて紹介

チャバネゴキブリの赤ちゃん

チャバネゴキブリの赤ちゃんの大きさは3mm程度と、とても小さいため見逃してしまいやすいです。孵化したばかりのころは白っぽく透明色ですが、次第に黒みを帯びた赤褐色に変わります。また、真ん中に黄褐色の斑紋があるのが特徴です。

卵は約3~4週間かけて孵化し、孵化した赤ちゃんは脱皮を繰り返して2~3ヶ月かけて成虫になります。チャバネゴキブリの幼虫も寒さに弱く、気温が5℃以下になると越冬できません。成虫になって繁殖するまでの期間が短いため、早く駆除する必要があります。

チャバネゴキブリ
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ワモンゴキブリの赤ちゃん

ワモンゴキブリの成虫は3~5cm程度もあり、他のゴキブリよりも大きいです。褐色の体に明るい黄色い輪状の模様があります。とても繁殖力が強いため、赤ちゃんのうちに駆除するようにしましょう。

ゴキブリの赤ちゃんが発生しやすい場所は?

テレビや冷蔵庫など家電周り

ゴキブリは寒い場所を嫌い、暖かい場所が好みです。また、湿気があり狭くて暗い場所を選んで行動する性質を持っているため、熱をおびた大型家電の周りに生息していることが多いです。

冷蔵庫の下や裏側

冷蔵庫周りは熱がこもりやすく、霜取りの水が漏れて湿気が高い場所です。野菜の切れ端やホコリもたまりやすいなどゴキブリの赤ちゃんが大量発生しやすい環境が揃っています。

洗濯機の下

洗濯機の下
洗濯機の下

洗濯機の周りは水気が多いだけではなく、ゴキブリのエサとなる髪の毛や皮脂がたまりやすい場所です。洗濯機の下は狭く暗い、温かい、掃除がしにくいこともあり特に注意しなければいけません。

テレビの裏側

テレビの裏側は湿気はありませんが、静電気によってホコリがたまりやすい場所です。適度な暖かさがあり、テレビと壁との間にゴキブリが棲みやすい環境が揃っています。

新聞紙やダンボールなどの中

新聞紙やダンボールなどの中
新聞紙やダンボールなどの中

ゴキブリは新聞紙や、湿ったダンボールのすき間も好みます。紙類は保湿性と保温性があり、寒さをしのぎながら水分の補給もしやすい場所です。また、古新聞やダンボールはゴキブリのエサとなるホコリや塵が付きやすいです。部屋の片隅に積み上げている古新聞などにゴキブリの赤ちゃんが産まれている可能性があります。

観葉植物の鉢の中

観葉植物の鉢の中
観葉植物の鉢の中

観葉植物の植木鉢やプランターもゴキブリの赤ちゃんが発生しやすい場所です。鉢底から流れ出る水受けにゴキブリが棲みつくことがあります。受け皿と鉢底のすき間は狭く暗い、暖かい、湿気があるというゴキブリの赤ちゃんが好む条件がそろった環境です。

ゴキブリの赤ちゃんを駆除する方法と注意点

ゴキブリの赤ちゃんを駆除する方法と注意点
ゴキブリの赤ちゃんを駆除する方法と注意点

熱湯をかける

ゴキブリの赤ちゃんは、「卵鞘(らんしょう)」と呼ばれる卵から孵化します。50℃以上の熱湯をかけると、卵のたんぱく質が変化して孵化できなくなり死滅します。赤ちゃんを見つけたら、周辺の卵を集めて熱湯を溜めた容器に入れて駆除しましょう。

注意点

  • 熱湯が床や電化製品にかからないようにする
  • 火傷しないように注意する

燻煙剤(くんえんざい)を使う

燻煙剤(くんえんざい)を使う
燻煙剤(くんえんざい)を使う

家の中でゴキブリの赤ちゃんを見つけた時は、殺虫成分と煙を拡散させる燻煙剤を焚くのがおすすめです。大型家電や家具を移動させずに、部屋の隅々まで殺虫成分を届けられます。

しかし、硬い殻の卵鞘には燻煙剤の殺虫成分が効かないと言われています。このため燻煙剤は孵化した赤ちゃんのうちや、卵を産む前など2週間ほど間をあけて2~3回すると効果的です。

注意点

  • 火災報知器にカバーをかけて煙に反応しないようにする
  • ペットや乳幼児のいる家庭は煙の少ないタイプを使う
  • 終わったら換気と掃除をしっかりする

バルサンの使い方については下記の記事で詳しく紹介しています。

バルサン 使い方
バルサンの使い方は?引っ越しするなら「バルサン」でダニやゴキブリを駆除しよう

置き型の毒エサを使う

置き型の毒エサを使う
置き型の毒エサを使う

ゴキブリには置き型タイプの毒エサも効果的です。毒エサは食べたゴキブリの駆除だけではなく、体内の卵にも作用するため、赤ちゃんが産まれるのを防ぐことに繋がります。ゴキブリの発生場所が分からなくても、生息場所や通り道かな?と思われる場所に毒エサを置くことで駆除が可能になります。

注意点

  • ペットや乳幼児が手で触れたり食べたりしないようにする

ゴキブリの赤ちゃんの発生を防ぐ方法

外からの侵入を防ぐ

ゴキブリの生息を防ぐためには、家の中にゴキブリが入ってこないようにすることが重要です。ゴキブリはわずかなすき間から侵入するため玄関扉や窓のサッシ、排水口などにすき間がないか確認しましょう。

家の中を清潔に保つ

ゴキブリは人間の皮脂や髪の毛、ホコリや塵、食べカスなどを養分にします。日頃から掃除して家の中を清潔に保つことが大切です。ダンボールや新聞を放置しないで処分する。大型家電も定期的に動かして掃除機でホコリを取りましょう。エサとなるものを室内に残さないことがゴキブリの子供の発生を防ぎます。

忌避剤を置いておく

ゴキブリはレモングラスやミントなどの臭いが苦手です。ゴキブリに赤ちゃんを産ませないために、柑橘系の忌避剤や精油を発生しそうな場所に置いて棲みにくい環境にしましょう。ホウ酸団子の作り方については下記の記事で詳しく紹介しています。

ホウ酸団子
ホウ酸団子の作り方は?ホウ酸団子の効果やゴキブリを駆除するための設置場所

まとめ

今回はゴキブリの赤ちゃんの特徴や発生場所、駆除方法を紹介しました。ゴキブリの赤ちゃんの発生はゴキブリが大量発生するサインです。燻煙剤や毒エサなどを使って早めに駆除する必要があります。

大型家電を移動させたり、手が届かない場所を掃除したりするのは手間がかかる作業です。また、乳幼児やペットのいる家庭は燻煙剤や毒エサを使いにくいです。そんな時はゴキブリ駆除を業者に依頼しましょう。経験豊富なプロがゴキブリの繁殖状態を調べて、家庭に合わせた方法で駆除してくれますよ。

ゴキブリの赤ちゃんはどこから?
ゴキブリの赤ちゃんは家電製品の下や、新聞紙やダンボールなどの中、観葉植物の鉢の中などにから発生しやすいです。「ゴキブリの赤ちゃんが発生しやすい場所は?」で詳しく紹介しています。

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