蜂の種類によって危険度が違う!身近で遭遇する「蜂の種類」や特徴をまとめて紹介
日本で最も被害が多いと言われているのが「スズメバチ」です。スズメバチの怖いところは、特に刺激しなくても巣の近くを通りかかっただけで襲われることです。「日本で被害が多いスズメバチの特徴と種類」で詳しく紹介しています。
日本に生息するハチで人への被害が多いのは「スズメバチ」「アシナガバチ」「ミツバチ」の3種類の蜂がいます。実はこの中でも、細かく種類に分けられます。そこで今回は蜂の種類や巣の見分け方、蜂を見つけた時の対処方法を紹介します。
日本で被害が多いスズメバチの特徴と種類
日本で最も被害が多いと言われているのが「スズメバチ」です。スズメバチの怖いところは、特に刺激しなくても巣の近くを通りかかっただけで襲われることです。これは巣を守るために攻撃的なスズメバチの特徴の1つです。
スズメバチは威嚇性と攻撃性が非常に強く、人間を刺すのが1番多い蜂です。特にスズメバチは9〜10月頃の秋口に繁殖の時期になるため攻撃性が高まり、5m以上離れた場所にいても刺してきます。
スズメバチは針から毒液を出して、毒液が続く限り何度でも刺せるのも特徴です。万が一刺された場合は早急に病院へ行きましょう。スズメバチに刺されてアナフィラキシーショックを起こして命を落とす人も多いです。
スズメバチの生態や特徴
- スズメバチの体長は4cm程度
- 攻撃的で毒性もすごく強い
- 蜂の巣の初期はフラスコのような形で、成長するとボールのような丸形タイプの巣になる。大きい巣だと60cm程度にもなる
- 7月~11月の夏から秋の期間で活発的に行動する
オオスズメバチの特徴
- スズメバチの中で最大体長は4cm程度
- 顎の力が強く刺された時の痛みが最も痛いと言われている
- 巣を地中に作ることが多く知らない間に巣に近づいてしまい刺される被害がある
- オオスズメバチが特に攻撃的になる時期は7月~11月です
キイロスズメバチの特徴
- キイロスズメバチの体長は2.5cm程度で胴体全体に見られる黄色の直毛がある
- 気性は非常に荒く攻撃的な性格です
- 巣は屋根裏や床下などに作ることが多く巣に近づくと更に攻撃性が高くなる
- 都心に増えており刺されると命を落とす危険性もある
- キイロスズメバチが攻撃的になる時期は7月~10月です
その他のスズメバチの特徴
- モンスズメバチの体長は3cm程度で、攻撃性が高く夜間に活動する
- ヒメスズメバチの体長は3cm程度で、腹部の先や針の付け根が黒く性格は比較的穏やか
- コガタスズメバチの体長は2cm程度で、性格は比較的穏やか
このように同じスズメバチでも種類によって攻撃性も違います。素人が見分けるのはかなり難しく、不用意に近づくのはあまりに危険です。スズメバチの巣の特徴や見分け方や、スズメバチの天敵については下記の記事で詳しく紹介しています。
強い毒性を持つアシナガバチの特徴と種類
アシナガバチは比較的おとなしい性格の蜂ですが、巣に近づいたり人から攻撃されると防衛や攻撃します。アシナガバチの毒はかなり強力で、スズメバチ同様に刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こす危険性があります。
アシナガバチの巣はグレー系の色で、六角形が外からでも確認できるのが特徴です。目立たない場所に巣を作るので見つけにくいことや、一度駆除しても再び同じ場所に巣を作る厄介な場合もあります。
アシナガバチにも種類があり、体長や性格は様々です。
アシナガバチの生態や特徴
- 体長は2cm~3cm程度
- 穏やかな性格だが毒性はかなり強い
- 巣はお椀を逆さまにしたような形で、最大で15cm程度と小さめの巣
- 活発に行動する期間は6月~8月です
キアシナガバチの特徴
- 体長は2.5cm程度
- 攻撃性が高く、刺された時の痛みもアシナガバチの中で最も痛いと言われている
セグロアシナガバチの特徴
- 体長は2.5cm程度で名前の通り背中が黒い
その他のアシナガバチの特徴
- フタモンアシナガバチの体長は1.5cm程度と小さめで胴体が黒く腹部に黄色い紋が2つある。寒さに強い
- コアシナガバチの体長は1.5cm程度と小さめで、キアシナガバチほどではないが攻撃性は高い
比較的穏やかなミツバチ(蜜蜂)の特徴と種類
ミツバチといえば、ハチミツ(蜂蜜)を想像する人も多いですよね?ミツバチは花の蜜を採取して巣に持ち帰り、蜜を巣に貯蔵します。花の種類によって様々なハチミツ(蜂蜜)があります。
ミツバチは攻撃性が低いのですが、刺激を受けると攻撃してくるミツバチもいます。寒い時期は攻撃性が高まり、集団で人を襲う場合もあります。
ミツバチに刺されると針が皮膚に残るためピンセットで抜き、中の毒を絞り出しながらしっかり洗浄し患部を冷やしましょう。腫れやかゆみがヒドイ場合は、薬剤師に相談して市販のぬり薬を購入すれば大丈夫です。
ミツバチの生態と特徴
- ミツバチの体長は2cm程度
- ミツバチは攻撃性が低い
- 刺されると針が蜂の体から抜けて皮膚に刺さったまま残る
- 巣は皿型で最大1m程度
- 10月~11月、2月~3月の寒い時期は攻撃性が強くなる
ニホンミツバチの特徴
- ニホンミツバチの体長は1.2cm程度
- 穏やかな性格ですが女王蜂が死んだり、興奮するような刺激を与えると攻撃してくる場合がある
セイヨウミツバチの特徴
- セイヨウミツバチの体長は1.2cm程度
- 攻撃性はやや高く養蜂場のスタッフが巣箱の移動時などに刺されることが多い
蜂の巣をみて何蜂か種類を見分けよう
図鑑やインタネットを使って、自分が見つけたのがどの蜂か見分けられるといいのですが実際にはなかなか難しいです。
しかし、巣が近くにある場合は、巣の特徴から蜂の種類を見分けられます。蜂の種類がわかるだけではなく、業者に駆除を依頼する時にも役立ちます。蜂の巣の種類については下記の記事で詳しく紹介しています。
蜂を発見したらどう対処したらいいの?
蜂を見つけた時の対処方法と、蜂に刺されない予防方法について紹介します。
蜂を見つけても慌てないで対処する方法
蜂を見つけたら怖くてパニックになりやすいですが、刺されないために落ち着いて行動するしましょう。
- 蜂を手で追い払わない
- 蜂が家の中に入ってきた場合は、窓や玄関を開けて外へ誘導する
- 蜂に背中を向けずに距離をとってから姿勢を低くしながら離れる
- 蜂専用の駆除スプレーを使う
蜂専用のスプレーは、スズメバチに使用してしまうととても危険です。使用上の注意をよく読んでから使用して下さい。
スプレーで蜂の巣駆除する方法や料金相場については下記の記事で詳しく紹介しています。
蜂に刺されないために予防する方法
蜂に刺されないために普段からできる予防方法を紹介します。
- 蜂専用のスプレーを使う
- 黒い服に注意する
- 長袖や手袋などで肌を守る
- 香水など香りの強いものはなるべく避ける
蜂が巣を作りそうな場所に、定期的にスプレーしておくことで巣を作らせずにすみます。香水や臭いが強いものは蜂を刺激する場合もあるので、蜂が多い場所では注意しましょう。ハッカ油で蜂除けや虫除けにする方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
万が一、蜂に刺されてしまった場合はすぐに対処が必要です。詳しくまとめた記事がありますので参考にして下さい。
蜂の巣駆除で困ったら業者に相談しよう
今回は蜂の種類や巣の見分け方、蜂を見つけた時の対処方法を紹介しました。蜂は風通しがいい日陰に巣営することが多く、よく見かける場所といえば家の軒や庭の木が多いです。他にも蜂の体格が入る隙間があれば、家の天井裏にさえ巣営することもあります。蜂を頻繁に見る場合は、何処から飛んできているかを確認してみましょう。
蜂の巣を見つけた場合は、すぐに駆除が必要です。とはいえ、蜂の巣の駆除は素人が安易にするとあまりに危険です。専門の業者に依頼するのがオススメです。
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すまいのホットラインで蜂の巣駆除を利用した方の口コミ
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