アシナガバチは毒性が強く危険!アシナガバチの特徴や巣を駆除する方法を紹介
アシナガバチは住宅の近くに巣を作ります。スズメバチに比べると穏やかな性格をいわれていますが、人を襲うこともあり毒性も強いので危険です。巣を放置するとどんどん大きくなり、その周辺を自分たちのテリトリーにします。今回はアシナガバチの特徴や、巣を駆除する方法紹介を紹介します。
アシナガバチはどんな蜂?
スズメバチに並ぶほどの強い毒性がある
アシナガバチの毒はスズメバチに引けを取らない強さです。そのため刺された場合はアナフィラキシーショックなどの深刻な影響があります。
アナフィラキシーショックとは、ハチの毒による体内の過剰反応です。急激な血圧の低下などで命にかかわるため、早急に専門医の診察を受けましょう。ハチに刺されると体に抗体が作られ、2回目から回数を重ねるほど危険性が増します。蜂に刺された時の対処方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
普通に暮らしていてもアシナガバチに襲われる
ハチに所有権という概念はなく、他人の家に勝手に巣を作った挙句に住人を襲います。アシナガバチなどのハチの主観では、自らのホームを守る自衛行動です。
アシナガバチは動くもの全てに攻撃するのでペットや、幼児にも群がります。人間がアシナガバチの巣に刺激を与えた場合や、自然現象で枝などがアシナガバチの巣に当たっただけでもアシナガバチたちが臨戦態勢に入るので注意しましょう。
スズメバチの襲撃に巻き込まれる可能性がある
スズメバチはアシナガバチの巣を攻撃して蛹や幼虫をさらい餌にします。大きくなったアシナガバチの巣は、それ自体がスズメバチをおびき寄せる撒き餌になります。
当然ながら、スズメバチの進行ルートの周辺にいる人間は襲われます。アシナガバチだけでも面倒であるのに、そこに獰猛なスズメバチが襲撃してきます。ハチ同士の抗争に巻き込まれないためにも放置しない方が賢明です。
アシナガバチの巣の特徴と危険性
アシナガバチの巣は、住宅地から離れて作られることが多いです。アシナガバチの巣をすぐに駆除した方がいい理由はアシナガバチが増えるからです。蜂の巣の種類や見分け方については下記の記事で詳しく紹介しています。
巣はどんどん大きくなる
アシナガバチの巣は数部屋から始まり、部屋を付け加えていくことで巨大になります。数週間もあれば細枝からテニスボールぐらいの大きさに膨れ上がります。
1匹の女王蜂がどんどん卵を産み付け成虫になった働き蜂が世話するため、掛け算で数が増えていきます。
巣の周囲をテリトリーにする
アシナガバチは巣の周囲を自分たちのテリトリーにします。巣の半径5mくらいが警戒エリアで、そこに近づいてきた対象を無差別に攻撃します。接近してくる動物をいち早く察知するために、見張りのアシナガバチが飛んでいます。
警戒中のアシナガバチはホバリングしながら狙いをつけ、顎をカチカチと鳴らして威嚇します。威嚇しても立ち去らない場合は、警戒しているアシナガバチがフェロモンを発します。フェロモンによって巣にいる他のアシナガバチが一斉に襲ってきます。
住宅の軒下などに作られる
自然が少なくなったことでアシナガバチは住宅地に巣を作るようになりました。少数のアシナガバチが飛んでいても、付近の住民はそれほど気にとめません。その結果アシナガバチの巣があると判明した頃には、無視できないほどの大きさになっている事が多いです。
アシナガバチの巣を自分で駆除する方法
アシナガバチの巣は専用のスプレーや薬剤を使って駆除できます。巣からアシナガバチが続々と出てくるので、自宅に迷い込んだ1匹を退治するのとは訳が違います。
こちらから仕掛けたら全てのアシナガバチが攻撃モードに入るので、軽々しくスプレーを使うのは危険です。駆除に伴ってご近所に被害が出たら、賠償請求される可能性があるので気をつけて使いましょう。
準備物
- 厚手のゴム合羽の服(上下)
- 革手袋
- タオル
- 厚手の帽子
- 長靴または革製の安全靴
- 市販の駆除スプレー
- 長い棒
- ゴミ袋
アシナガバチの巣を駆除する手順
- 防護服を着て準備する。
- 巣から少し離れた場所から、巣の表面めがけて市販の駆除スプレーを噴射する。
- 長い棒で巣を落とす。
- ゴミ袋に蜂の巣を入れて駆除スプレーを噴射してから閉じる。
防護服は上下とも厚手のゴム合羽がおすすめです。ない場合は厚手のウィンドブレーカーの下に長袖シャツで代用できます。頭皮保護のためタオルを頭に巻いて、厚手の帽子を着用しましょう。皮膚が露出しないようにして、万が一蜂に攻撃されても皮膚まで毒針が通らない対策しましょう。
市販の駆除スプレーを噴射すると蜂が飛び出してきて大きな羽音がしますが、怯まずに少なくとも3分は続けましょう。巣があった場所に殺虫剤を撒いておくことで、再び同じ場所に巣ができるのを予防できます。
市販の駆除スプレーの購入を検討している方は、下記の商品がおすすめなので参考にしてみてください。
アシナガバチの駆除を業者に依頼する料金相場は?
害虫駆除の専門業者に依頼すれば、アシナガバチの巣を安全に取り除いてくれます。アシナガバチの巣を駆除する時に使う全身を覆う防護服や、予備を含めたハチ退治用の機材も業者なら全て揃えています。専門の業者なら駆除後の処理まで万全です。
アシナガバチの駆除の費用は10,000円~15,000円程度で、現場で巣の大きさや状況を調べた後に正式な金額を出すのが普通です。退治から巣の撤去まで任せられるのが大きなメリットで、自分や家族がやった場合のアシナガバチに刺されるリスクがなくなります。
ハチの駆除に免許や行政の許認可は必要なく、小規模の業者が活動しているのが現状です。地元で評判がいい専門業者を選び駆除してもらいましょう。
市役所から補助金が出る場合もある
自治体としてもアシナガバチを早く駆除したいので、補助金制度を利用できる場合もあります。補助金は正しく申請して承認された時に給付されるため、市役所の担当者に確認しましょう。市役所のホームページには、住民のために様々なお知らせや情報を掲載しています。
害虫駆除の他にも色々な補助金や助成金があるので、一度読んでみることをオススメします。その自治体の指定業者のリストや前に利用した人に聞くことで、優良業者を見つけることが可能です。
まとめ
今回はアシナガバチの特徴や、巣を駆除する方法紹介を紹介しました。アシナガバチの巣は放置するとすぐに大きくななります。刺されてアナフィラキシーショックを避けるために、アシナガバチの巣を発見したら専門業者に駆除を依頼しましょう。
地元の蜂の巣駆除業者を探す
出張訪問サービスの検索予約サイトすまいのホットラインでは、高い技術を持った蜂の巣駆除の専門業者が多数出店しています。
予約前に無料で質問ができ、作業料金や利用者の口コミも公開されているので、あなたの悩みを解決するピッタリの専門家を見つけることができます。
すまいのホットラインは、引越し・不用品回収・ハウスクリーニングなど、
200種以上の出張訪問サービスを予約できる、日本最大級の検索予約サイトです。
- 「相場」がわかる
- 総額料金や実際に利用した人の口コミで選べる
- 「人柄」で選べる
- スタッフの技術力や雰囲気・こだわりで選べる
- 「何でも」頼める
- どうすればいいかわからないお困りごとも解決