コウモリを寄せ付けない方法は?自分で家にコウモリを寄せ付けない方法や対策グッズを紹介
コウモリは騒音だけでなく放置していると糞の臭いや、汚れなどの被害も出ます。しかし、コウモリは鳥獣保護管理法により、自分で捕獲や殺処分していけない決まりになっています。そこで今回は自分でできるコウモリを寄せ付けない方法や、対策グッズを紹介します。
家に住み着くコウモリの特徴や被害は?
コウモリといっても様々な種類がいます。家に住み着くコウモリは「アブラコウモリ」という種類だけで別名「イエコウモリ」とも呼ばれています。
アブラコウモリの特徴
- 体長は30cm程度の大きさ
- 黒褐色や黒色の毛並みをしている
夕方頃から空を変則的に、飛んでいる姿を目撃したことはありませんか?コウモリと言えば吸血というイメージが強いかもしれませんが、アブラコウモリは人の血を吸って生きているわけではありません。
フィリピンオオコウモリの特徴については下記の記事で詳しく紹介しています。
アブラコウモリの生態
- エサはゴキブリなどの昆虫類
- メスの寿命は3年程度、オスは5年程度と短命
- 活動期間は暖かい時期に活発的に行動して冬は冬眠する
- 繁殖力が強い
昆虫類を主として食しているので、あまり人間にあまり害になさそうな気がしますが、繁殖力が強いため一度人の家に棲みつくととんでもない数に増えてしまうこともあります。大量のコウモリによる被害は結構深刻です。
コウモリによる被害
- 尿や糞による悪臭、家の劣化
- コウモリの鳴き声や羽音などの騒音
- ダニやノミによる人体への影響がある
コウモリが出す尿や糞は異臭が漂うだけでなく、コウモリに付着しているダニやノミなどが人体に悪影響を与えます。コウモリは決まった場所で尿や糞するので、同じ場所にそれが蓄積されることで家が劣化することもあるようです。
コウモリが家に住み着いているのを発見したら、速やかに対処しましょう。コウモリのふんの正しい知識と掃除方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
コウモリは鳥獣保護管理法が定められてる
コウモリの被害が困るからといって、コウモリを勝手に捕獲できません。「鳥獣保護管理法」という生活環境の保全を目的とした法律が定められているためです。この法律に違反すると1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金・罰則を課せられることがあります。
間違えても捕獲して処分したり、ペットとして飼うということはやめましょう。コウモリ駆除については下記の記事で詳しく紹介しています。
コウモリ対策するのに便利なグッズ
自分でできるコウモリ対策には限りがありますが、便利なさまざまなグッズが販売されています。
撃退スプレーでコウモリ対策する方法
コウモリが嫌う匂いのスプレーを噴射してコウモリを撃退します。直接コウモリに噴霧できなくてもコウモリがいる空間に充満させるようにスプレーを噴霧させることで、コウモリが退散していくように作られています。
使用する時はマスクやゴーグルするなどして身体を保護しましょう。小さなお子様やペットも近づけないように対策し、商品の注意書きをよく読んで使用して下さい。
超音波発生機でコウモリ対策する方法
コウモリが嫌う特殊な超音波を発生させて、コウモリを近づけさせないグッズです。予防対策には効果的な機械といわれています。
庭や畑、自宅周辺はもちろんキャンプの時の害獣対策にも便利です。また、スプレーなどが使用できない場所に汚さずにコウモリ対策することも可能です。
使用する環境によっては一度コウモリを追い払うことに成功したものの、また戻ってきてしまう場合もあるようです。それでもやらないよりはマシですよね。1,000~3,000円で購入できるため、試してみてダメなら他の方法を考えましょう。
コウモリの弱点を使って寄せ付けない方法
コウモリといえば気持ち悪くて恐ろしいイメージがします。そんなコウモリにも弱点があり、逆手にとった対策方法を2つ紹介します。
「光」でコウモリ対策する方法
コウモリは強い光に弱く、ライトなどで照らすと逃げ出すこともあります。しかし、すぐに慣れてしまい効果がなくなることも多いようです。専門の業者を呼ぶまでの間の応急処置として、ライトで追い払う方法を試してみてもいいかもしれません。
「香り」で対策する方法
臭いに弱い生き物が多いですがコウモリも同じで、ミント系やハッカ系の臭いには弱いそうです。ハッカ油やミント系のアロマや芳香剤を設置するハッカ油やミント系のアロマや芳香剤を設置することで、コウモリが近づくのを防ぐ効果が期待できます。
こちらも「これで100%コウモリが近づいてこない!」というものではないので、あくまでも自分でできるコウモリ対策の1つとして捉えておきましょう。
コウモリを寄せつけない3つの対策
家に棲みついてしまったコウモリを追い出しても、しばらくするとまた侵入してきて住み着く可能性があります。何度も対策しては「また戻ってきてしまう…」この繰り返しばかりでは疲れてしまいます。
コウモリ対策は追い払うことも大切ですが、その後再び住み着かせないことも重要です。
コウモリの侵入経路を塞いで対策する
家に住み着くコウモリが一体どこから入ってくるのかを突き止めましょう。その侵入口をネットなどで塞ぐことで、コウモリが再び入ってくるのを防げます。しっかり塞いでいなければ再発のリスクが高まります。ホームセンターなどで販売されている金網や、コーキング材でしっかり侵入口を塞ぎましょう。
金網でコウモリ対策する注意点
- 金網はなるべく目の細かいものを使う
- 金網を使うのは通風口や戸袋が最適です
- 金網はズレないようにネジや接着剤を使って固定する
コーキング材でコウモリ対策する注意点
- コーキング材を使うのは天井裏や屋根裏に通じる隙間、外壁の隙間
- コーキング材を使う前にホコリや汚れをしっかり取る
家の外にもコウモリ対策する
家の中に侵入してこなくても、家の軒下などに潜んでいるコウモリもいます。コウモリが嫌う臭いや音がでるグッズなどを設置して、なるべく寄せ付けない対策しましょう。
掃除やメンテナンスしてコウモリ対策する
人の目が届きにくい場所に、コウモリが潜んでいる可能性があります。定期的に雨戸の開け閉めしたり、家のまわりを掃除することでコウモリが休めない環境作りを心がけましょう。
まとめ
今回は自分でできるコウモリを寄せ付けない方法や、対策グッズを紹介しました。家の中や周辺にコウモリがいるとわかっていても怖くてどうすることもできない時や、コウモリによって毎日の暮らしにストレスが増えると本当にツライですよね。まずは、自分でできる限り対策してみましょう。
いくら頑張っても、自分ではどうにもならない時もあります。やはり最後はプロにお願いするのが1番です。経験豊富なプロにしかない知識や技術がありコウモリを撃退するのはもちろん、その後の対策や予防法も親切丁寧に教えてもらえるはずです。
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