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洗面台リフォーム

洗面台をリフォーム(交換)する費用相場は?リフォーム費用を抑えるポイントも紹介

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洗面台は10~20年ほど経つと蛇口や洗面ボウルが劣化します。水漏れに繋がる前に洗面台をリフォームしましょう。今回は洗面台リフォームの費用相場や、費用を安く抑えるポイントを紹介します。

洗面台をリフォームする時期は?

洗面台をリフォームする時期は?
洗面台をリフォームする時期は?

一般的には洗面台の耐用年数は20~30年と言われていますが、使い方や商品によってはもっと短い場合もあるようです。洗面台のリフォーム時期が分かる3つのサインについて紹介します。

洗面ボール(洗い場)がひび割れている

洗面台で髪の手入れをしている時に、ドライヤーを落として洗面ボール(洗い場)にヒビ割れができたことはありませんか?

落とした物や角度など様々ですが、落としたことにより洗面ボール(洗い場)にひび割れができると、手や顔などを洗う時にそこから水が漏れてしまい床などが濡れてしまう恐れがあります。ヒビ割れができた時点で、早い段階で洗面台をリフォームすることをオススメします。

排水菅からの水漏れしている

排水菅とは洗面所で使用した水が流れる先の配管部分のことです。排水管から水が漏れる原因は、排水管にヒビ割れが生じて水が漏れしている可能性があります。洗面台の排水管付近に物を入れすぎて、排水管を痛めてしまうことがあります。配管を交換すれば解決する場合が多いですが、と水漏れに気がつかずに放置しずぎる洗面台本体の交換が必要になります。

また、洗面ボール下のジョイント部分のパッキンの劣化により、水漏れを起こしている場合もあります。この場合もパッキン交換で解決することが多いです。

水栓からの水漏れしている

水栓からの水漏れもパッキンの劣化が原因で水漏れすることがほとんどです。パッキンを何度交換しても水漏れがする場合は、洗面台のリフォームを考えましょう。シャワー付きのノズルが延ばせるタイプは、何度もノズルホースを出入れしているとホースが傷み水漏れすることがあります。

以上の3つのサインがある場合は、洗面台をリフォームする時期です。

洗面台をリフォームする費用相場は?

洗面台をリフォームする費用相場は?
洗面台をリフォームする費用相場は?

洗面台のリフォームは10~25万円の費用がかかることが多いです。洗面台のグレードやサイズによって費用が大きく変わります。

また、洗面所の壁紙や床の張り替えを同時にすると、内装工事費用が上乗せされます。洗面所の床の傷み具合や給排水管の状況によって費用と工期が変わるため、見積り時の確認が大切です。

洗面台だけを交換する場合

  • 費用相場:10~20万円
  • 工期:半日~1日程度

洗面台だけを交換するシンプルなリフォームは、新しい洗面台の商品代と工事費、廃材処理費を含め10~20万円が相場です。しかし、洗面台のみの工事でもハイグレードの多機能タイプを選択すると20~50万円程度の費用がかかります。

洗面台の交換と内装工事する場合

  • 費用相場:20~50万円
  • 工期:1~4日程度

洗面台の交換とあわせて、壁紙や床材の張り替えなど内装工事をする場合は20~50万円の費用がかかります。低価格の洗面台と内装材を選べば20万円未満で工事可能なこともあるため、施工業者との相談が必要です。

また、グレードの高い洗面台に変更したり、バリアフリー様式にする場合は50万円以上かかると考えておきましょう。

洗面台をリフォームする費用内訳

洗面台をリフォームする費用内訳
洗面台をリフォームする費用内訳

洗面台のリフォームは洗面台のグレードと、間口(横幅)の広さによって費用が変動します。交換費用には商品代のほか、床や壁を傷つけないようにシートで保護する費用や、給排水の配管を接続する費用などが含まれています。

洗面台のグレードと、間口(横幅)の広さ

「ローグレード」最低限の機能がついたシンプルな洗面台

  • 間口60cm・・・8~11万円程度
  • 間口75cm・・・12~13万円程度

「ミドルグレード」収納が多くシンクの広い家族型の洗面台

  • 間口60cm・・・12~13万円程度
  • 間口75cm・・・17~18万円程度

「ハイグレード」高級感のあるおしゃれなデザインの洗面台

  • 間口75cm・・・22~23万円程度
  • 間口90cm・・・23~25万円前程度

内装工事の費用相場

水回りはカビや湿気によって傷んでいることが多いため、洗面台をリフォームする時は壁紙や床材の張り替えを一緒にするのが一般的です。交換費用に別途5万円程度必要になると考えましょう。そのほか、オプションを追加するごとに費用が上乗せされます。

内装工事の費用相場

  • 壁紙や床材の張り替え・・・4~5万円
  • 洗濯機パンの交換・・・1~3万円
  • キャビネットの設置・・・2~8万円
  • 鏡のくもり止めコーティング・・・3,000円程度
  • 蛍光灯からLED照明への変更・・・1~1.5万円

諸費用

洗面台のリフォームは、商品代と工事費だけではできません。撤去した洗面台や傷んだ床や壁紙など廃材の処理費用がかかります。また、保証費用は別途必要です。諸費用は交換費用に含まれている場合もあるため見積り内容をしっかり確認しましょう。

リフォームする洗面台の選び方は?

リフォームする洗面台の選び方は?
リフォームする洗面台の選び方は?

生活に合った洗面台を選ぶ

洗面台は使う人の生活に合わせたものを選びましょう。メイクやヘアセットする場合は大きな鏡付き洗面台に、髪の毛を洗う場合はシャワー付き蛇口タイプの洗面台などがおすすめです。洗面用具やタオルを入れる収納容量もリフォームのポイントになります。

使いやすい幅と高さ

洗面台の高さは「身長÷2」が適切といわれています。身長150cmの人は高さ75cm、身長170cmの人は高さ85cmが最適と考えられますが、家族全員で使う洗面台は80cm前後の高さに決めると使いやすいです。

体に合わない洗面台で顔を洗うと腰に負担がかかります。リフォームする時は腰を痛めない高さや、複数人でも同時に使える横幅の広いタイプを選びましょう。

床や壁紙の色に合わせて選ぶ

おしゃれな洗面台にリフォームする時は、壁紙や床の色とのバランスも大切です。おしゃれな洗面台はデザイン性が高く魅力的ですが、設置する場所の雰囲気に合わせる必要があります。

洗面台をリフォームする時の注意点

洗面台をリフォームする時の注意点
洗面台をリフォームする時の注意点

設置場所のサイズを確認する

洗面台をリフォームする時は、設置場所の広さを測っておきましょう。洗面所の扉の邪魔にならないか、洗濯機の邪魔にならないか、など新しい洗面台を置いた時に使いやすい位置になるように確認しましょう。

給排水を確認する

洗面台の給排水管は、床と壁の2パターンあります。給排水管がどの場所にあるかによって、洗面台の型が変わります。洗面台によっては配管工事が必要な場合もあるため、リフォームの際は給排水の場所も確認しましょう。

洗面台は自分で交換しない

洗面台の交換は、自分で行わずプロの任せた方が安心です。ホームセンターなどには低価格の洗面台が販売されていますが、洗面台本体を一人で持ち上げて交換することはできません。倒れて下敷きになったり、給排水管をうまく交換できなかったり事故や水漏れにつながる危険があります。

自分でリフォームするのは洗面所の壁紙やタイルの張り替えなど、簡単なリメイク程度にしておきましょう。

洗面台のリフォーム費用を抑えるポイント

洗面台のリフォーム費用を抑えるポイント
洗面台のリフォーム費用を抑えるポイント

メーカーにこだわらない

洗面台のリフォーム費用を抑えるためには、メーカーにこだわらないようにしましょう。有名メーカーにこだわるよりも、同じような品質の低価格の洗面台にすれば費用を抑えられます。洗面台の特徴と家族の生活スタイルに合ったものを見つけることが重要です。

グレードを下げる

洗面台のリフォームは、新しく設置する洗面台のグレードを下げることで費用を大きく抑えられます。小さいサイズで必要最低限のシンプルなタイプならば安価で交換可能です。反対におしゃれなデザインや照明、多収納などハイグレードになるほど費用が高くなります。

国や自治体の補助金を利用する

高額になりやすい洗面台のリフォームは、国や自治体の補助金制度を活用すれば費用を安く抑えられます。

「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は国が推進している事業になり、良質な住宅形成や子育て環境の整備を目的としている補助金です。発生したリフォーム費用の一部を支援してもらえます。

>>【参考】令和4年度「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の募集

「介護保険制度のリフォーム補助金」は介護が必要な人や高齢者、介護者が暮らしやすくする住宅改修のためのリフォームに対する補助金です。洗面台に手すりを付けたり洗面台の段差をなくしたり、バリアフリー工事が対象になります。支給条件を満たせば受給できるため、住んでいる自治体に確認しましょう。

>>【参考】高齢者住宅改修費給付事業 - 大阪市

「各自治体によるリフォーム補助金」は、介護保険制度の補助金とは別のリフォーム補助金です。支給額や支給条件は、各市町村によって異なるため詳細は窓口やホームページで確認しましょう。

まとめ

今回は洗面台リフォームの費用相場や、費用を安く抑えるポイントを紹介しました。劣化している洗面台は、水漏れの恐れがあるためリフォームした方が安心です。

洗面台のリフォームは、洗面台のグレードと工事規模によって大きく費用が異なります。補助金を上手に活用すれば費用を抑えることも可能です。どのように洗面台をリフォームしたいか、希望をしっかり伝え見積りが明確な専門業者に依頼しましょう。

洗面台交換の費用は?
洗面台だけを交換する場合は、10~20万円で交換できます。

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