網戸の虫除け対策はスプレーが効果的◎スプレー以外の網戸用虫除けグッズも合わせて紹介
網戸の虫除けスプレーは、網目に吹きつけるだけでは効果が半減します。網戸や窓枠に拭きつけたり、塗ったりすると効果的です。今回は網戸の虫除けをタイプ別に紹介します。
網戸の虫除けにはスプレータイプがおすすめ
市販の虫除けスプレーは、網戸に吹きつけるだけで簡単に虫除け対策ができる商品です。「合成ピレスロイド」という虫が嫌がる成分が含まれている商品が多く、定期的に網戸にスプレーしておくと強い防虫効果が得られます。
虫除けスプレーは薬剤が空気中に舞い散ったり刺激臭を感じたりすることもあるため、マスクして風の弱い日に使いましょう。
虫こないアース
広めの網戸に吹きつけやすいスプレーです。無香料のため使った後に臭いが残りません。約60日虫除け効果が持続し、撥水成分も含まれているため雨や汚れもつきにくいのが特徴です。蚊やハエだけではなく、カメムシや蜂など多くの害虫に虫除け効果があります。
虫よけバリア
ワイド噴射ができる強力スプレーです。スプレーするだけで殺虫と予防のダブル効果が期待できます。大きな網戸や窓ガラスに一気に吹きつけられて、速乾性でベタつきにくいのが特徴です。約3ヶ月間と長期間に渡って効果を発揮してくれます。
虫コナーズ
網戸に吹きつけるだけで約2ヶ月間虫除け効果が得られます。すだれや窓枠など害虫が寄ってくる場所にスプレーしましょう。網戸にホコリがつきにくい「汚れ付着防止剤」も配合されていることも特徴です。
宮崎化学
ヒバやクスノキ、除虫菊などの抽出エキスを使った天然成分の虫除けスプレーです。ダニやクモ、ハエなどに防虫効果がありシュッとスプレーするとヒノキチオールの香りが広がります。
一般的な殺虫剤より優しい成分のため赤ちゃんのいる家庭でも使いやすいです。完全に無害ではないため赤ちゃんが網戸に触った時などは、しっかり手を洗うようにしましょう。
網戸の虫除けスプレーを効果的に使うポイント
窓を閉めて外から網戸に吹きつける
網戸に虫除けスプレーする時は、窓を閉めて外側から網戸に向かって吹きつけます。窓を開けて部屋の中から外に向けてスプレーすると、風によって薬剤が吹き戻されてしまいます。
窓から少し離れて網戸全体にしっかり拭きつけましょう。窓に付いた虫除けスプレーが気になる場合は適度に拭き取りましょう。
外に出られない時は塗る
窓の場所によって外に出られない場合は、網戸に虫除けスプレーを塗るようにしましょう。虫除けスプレーをティッシュや雑巾に吹きかけ染み込ませてから網戸に塗りつけます。網戸に薬剤が付いて濡れている感じがするまで塗るのがポイントです。
網戸の枠や窓枠にも吹きつける
虫除けスプレーする時は、網戸の周りも意識して吹きつけましょう。特に気をつける場所は網戸の枠と、窓枠にできる隙間です。この隙間は1~3mm程度あり、ゴキブリが侵入できると言われています。網戸の周りにもしっかり虫除けスプレーを吹きつけて、隙間から虫が入り込まないようにしましょう。
月に2回くらいスプレーする
網戸の虫除けスプレーは月に2回ほど吹きつけましょう。雨が降って薬剤が流されたり、乾燥して効果が薄れたりするため虫が発生しやすい時期は多めに使用すると効果的です。
スプレー以外の網戸用虫除けグッズ
網戸の近くに吊り下げるタイプ
吊下げるタイプの虫除けグッズは、網戸の近くにフックや紐を使ってぶら下げるだけで効果が得られます。しかし、スプレーよりも防げる害虫が少ない点がデメリットです。表示されている対象となる害虫をよく読み購入しましょう。
風によって薬剤を拡散させているため、ベランダの物干しなど風通しのいい高い位置にぶら下げましょう。屋外に取り付けられない場合は、室内のカーテンレールに吊り下げるタイプを選ぶといいです。
網戸に貼るタイプ
網戸に貼るタイプの虫除けグッズは、網戸に直接貼り付けるだけで防虫効果が得られます。スプレーや吊り下げタイプが使えない高い場所におすすめです。太陽光によって薬剤蒸散量を増やしてユスリカやチョウバエが侵入するのを防いでくれます。
網戸に塗るタイプ
網戸や窓枠に直接塗るタイプの虫除けグッズもあります。スプレータイプのように空中に舞い散った薬剤を吸い込む心配がなく、ムラなく網目に塗れます。網戸をキレイに掃除してから薬剤を塗りつけましょう。
網戸から虫が侵入する原因と虫除け対策
網戸の網目が大きすぎる
網戸の網目が大きすぎると虫の侵入を防げません。蚊3~5mm程度、ハエは1~6mm程度の大きさをしているため網目の大きさによって入れます。また、網目に穴が開いていたら、網目が1mm以下の商品に張り替えた方がいいでしょう。
網戸の枠が歪んでいる
網戸の枠が歪んでいると隙間ができて虫除けになりません。網戸の枠は力いっぱい動かすと外れる場合が多く、衝撃で少しずつ歪みができます。虫よけゴムなどを使って隙間をふさぎましょう。
モヘアが劣化している
網戸の枠についているフサフサした毛の部分をモヘアと呼びます。このモヘアは網戸と窓の隙間を埋めるためにつけられているため、劣化すると虫の侵入を防げません。モヘアは時間が経つと固くなったり、ボロボロになり隙間ができやすくなります。新品のものに取り換えて虫除け効果を高めましょう。
網戸に隙間ができる原因やなくす方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
戸車に異常がある
網戸の下部には開閉するために戸車が付けられています。戸車がレールからはみ出していたり、傾いていたり異常があると隙間ができやすくなります。新しい戸車に取り替えてスムーズに開閉できるように直しましょう。網戸の戸車を交換する方法や調整方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
今回は網戸の虫除けをタイプ別に紹介しました。網戸の虫除けグッズにはスプレー、塗るタイプなど様々な商品があります。虫除けグッズを使っていても網目が傷んでいたり、枠が歪んでいたりすると虫が侵入します。
網戸そのものに異常がある場合は、業者に網戸の張り替えを依頼して虫除け対策を万全にしましょう。
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