自分で網戸を張り替える方法｜業者に依頼する？自分で張る？費用相場を解説
網の素材には、ナイロン、アルミ、ステンレス、ペット用強化網などがあります。一般的には耐久性と通気性を考慮して選びますが、ペットの爪対策や強風対策が必要な場合は、強化素材を選ぶことをおすすめします。
網戸の張り替え費用はどれくらいかかりますか？自分で張り替える場合は数千円程度、プロに依頼すると1枚あたり3,000円〜5,000円が費用相場です。
網が弛んでしまった場合は、再度張り直しが必要ですか？網が弛んできた場合は、網押さえゴムが緩んでいるか、網の張り方が不適切な可能性があります。弛んだ網は再度しっかりと張り直すか、新しいゴムを使用して調整する必要があります。
網戸が破けたり、枠が歪んだりした時は交換（張り替え）が必要です。破れている網目の隙間が気になっているなら、本格的に活躍する夏がくる前にメンテナンスしましょう。今回は網戸を張り替る方法や、業者に依頼した場合の料金相場を紹介します。
網戸を張り替えるなら業者？自分？
網戸を張り替えるには「自分で張り替える（DIY）」「業者に依頼する」の2択あります。
自分で網戸を張り替える（DIY）
自分で張り替えする場合はホームセンターやインターネットなどで、張り替え用の網や便利な道具も揃います。材料費だけで1枚あたり1,000円〜2,500円程度になります。必要な工具がすでに揃っている場合は、コストを抑えられます。
自分での張り替えても恐らくは1日または、ゆっくり張り替えても2日もあれば充分に張り替えできます。網戸を張り替える時は網戸を外して作業します。
業者に依頼する
網戸の張替を業者に依頼する場合は張り替える網戸を一旦引き取り、自社工場で張り替え作業して数日後に納品してくれるのが一般的なようです。業者によっては、現地で張り替え作業してくれるところもあります。現地で作業してもらえば、その日に張り替えは終わります。
網戸の張り替えをする時間がない人や、自分でするのが面倒だったり自信がない人は張り替え業者に依頼しましょう。
専門の業者に依頼すると1枚あたり3,000円～5,000円、作業時間は30分～1時間程度で張り替えをしてくれます。業者はリフォーム業者やハウスメーカー、サッシ屋、建具屋、ホームセンターなど複数あるため自分に合った業者を選びましょう。
自分で網戸の張り替えをしても慣れていないと網戸の網目が歪んだり、張り方が弱いと緩んだりすることがあります。専門業者に依頼すればキレイに張り替えをしてくれるのでオススメです。
網戸を張り替るタイミング
網戸の張り替えが必要なサインとして、以下のようなポイントがあります。
網戸の張り替えが必要なサイン
- 網目の破れや穴が目立つ
- フレームが歪んでいる
- 網目が緩んできたとき
- 色あせや汚れが目立つ
網戸張り替えのタイミング
網戸の張り替えは、一般的に5〜10年を目安に行うことが推奨されています。しかし、使用頻度や環境によってはこれよりも早いタイミングでの張り替えが必要になる場合もあります。定期的に網戸の状態を確認し、破れや弛みがある場合は、タイミングを待たずに早めに交換するのが良いでしょう。- 虫が活発に活動し始める前の春から初夏
- 網目の破れや劣化が見つかった時
- 網戸が弛んできたと感じた時
- 引っ越しや大掃除の時
網戸の張り替えに必要な道具
網戸の張り替えに必要なものを確認しましょう。必要な5つの道具と、使い方を紹介します。
準備物
- 新しい網戸
- 網戸用ゴム
- 網戸専用のカッター
- 網戸ローラー
- 網戸クリップ
メッシュサイズを確認する
取り替える新しい網戸を選ぶ時は、網目の大きさと網戸の色を意識して選ぶことが大切です。グレーが一般的ですが、黒は室内から外をキレイに映してくれます。中が銀で外が黒の場合は中から外がキレイに見えますが、外から中はマジックミラーのように見えない仕組みになっています。
メッシュには大きさがあり18、20、24などが記載されています。1メッシュは1インチの間に糸がどのくらい入っているのかを表しています。数字が大きくなるほど網目が小さくて虫が入りづらくなるため、虫が気になる方は数字が大きいものを選びましょう。
また、窓のサイズよりも10cm大きいものを選びましょう。
「玄関網戸」、「網戸の目隠し」、「ロール網戸」、「網戸プリーツ」については下記の記事で詳しく紹介しています。
網戸用ゴム
網戸を止めるためのゴムは経年劣化が進んでいることがあるため、網戸とともに新しい物に交換（張り替え）しましょう。ゴムは種類がたくさんあるため、購入する前に少し切って見本として持っていくことをオススメします。
網戸専用のカッター
カッターは網戸専用のものがベストですが、なければ大きめのカッターでも大丈夫です。網戸の網を枠に合わせて切る時に役立ちます。
網戸ローラー
網戸とゴムを溝にはめ込む時に使います。網戸ローラーだけでなく、溝のサイズに合うヘラでも代用可能です。
網戸クリップ
網戸に網を固定し、網戸用ゴムをつけるときに使用します。特に一人で作業する時は、網戸クリップがあればとても役立ちます。網戸は分厚く普通のクリップでは太くて挟みにくく、挟む力も弱いので網戸専用のクリップを使うことをオススメします。
自分で網戸を張り替える方法
必要な道具を揃えたら、さっそく張り替えをしてみましょう。自分で簡単にできる網戸の張り替え方法を紹介します。
網戸張り替え手順
- 押さえゴムの切れ端を探して、押さえゴムを浮かせてゴムを引っ張ると古いネットが簡単に外れます。
- 新しいネットをサッシの上に広げ、クリップで固定して網戸用カッターで少し大きめに切る。
- ゴムの端から網戸の溝に埋め込んでいく。
- 網戸用ゴムを一周させたらカッターで切りゴムを押し込む。
- ネットにたるみがないか確認し、余分なシート分をカッターで切り完了。
網戸の外し方や、網戸がはまらないの対処方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
自分で網戸を張り替える手順動画
時間のある方は、以下の動画で手順をわかりやすく確認できます。
とてもシンプルなポイントですが知っておくと作業が進めやすいので、ぜひ参考にして下さい。
網戸の張り替えスペースを広くとる
網戸を上手く張るポイントは、まず作業スペースを広くとることが大切です。網戸の大きさは2m程度あるため、寝かせて作業できるだけの広い庭やリビングでするのがオススメです。
網戸用ローラーを使う
網戸用ローラーは押し込む強さと、ローラーを握る角度を一定にできるのでキレイに網戸を張れます。自分もローラーと一緒に移動する方が、力を一定に加えやすいのでオススメです。ローラーを使う時は網戸の進行方向に押すように使ってしまうと網目が乱れやすくなるので、上から押すようにして使いましょう。
また、ローラーの出っ張っている部分を内側にして押さえてしまうと、ネットが切れてしまうことがあります。そのため外側にして押しましょう。
張り替え後のメンテナンス方法
張り替え後の網戸を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスを実践しましょう。網戸を清潔に保ち、劣化を防げます。
定期的に掃除する
網戸にはホコリや花粉、虫の死骸などが付着しやすいため、月に1回程度掃除しましょう。
柔らかいブラシや掃除機を使って軽くホコリを取り除き、網目に詰まった汚れには水で薄めた中性洗剤を使って優しく洗います。洗った後は、しっかり乾燥させましょう。
網戸フレームの点検
網の弛みや破れ、フレームのガタつきを定期的に確認します。フレームにガタつきがある場合は、ネジを締め直したり、ゆるんだ部分を補修する必要があります。
また、金属製のフレームは、錆びやすいので錆が出た場合は早めに除去し、サビ止め剤を塗布するといいでしょう。劣化が見られた場合は、早めに対処することで長持ちします。
適切な取り扱い
開閉時には力を入れすぎず、網やフレームに負担をかけないようにします。勢いよく扱うと、フレームが歪んだり、網が破れやすくなります。
網戸の虫除け対策や、網戸の隙間が気になる時は、下記の記事で詳しく紹介しています。
手間だと感じたらプロへ依頼するのがおすすめ
今回は網戸を張り替る方法や、業者に依頼した場合の料金相場を紹介しました。網戸の張り替えは必要な道具も少なく、作業工程も複雑ではないので自分でするのも難易度は低めです。DIYが苦手という人でも、比較的チャレンジしやすいと思います。
網戸を張り替えたなら、こまめに手入れもしたいところです。汚れを蓄積させないことで、網戸を長持ちさせることにも繋がります。網戸のサッシの修理や掃除方法も紹介している記事があるので参考にしてみてください。
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すまいのホットラインで網戸張替えを利用した方の口コミ
すまいのホットラインで、実際に網戸張替えサービスを利用した方の口コミを一部紹介します。
利用者の口コミ
利用者の口コミ
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建具士
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