ロール網戸とは？窓やドアがスッキリするロール網戸の選び方からDIYで取り付け方を紹介
ロール網戸の主なメリットは、省スペースで、使わないときには収納できることです。また、デザインがシンプルで、窓やドアの美観を損なわない点も魅力です。
ロール網戸はどんな窓やドアに対応していますか？多くのロール網戸は、標準的な窓やドアに対応しています。スライド式の窓や開き戸などにも取り付け可能な製品があり、各家庭の窓やドアのタイプに応じて選びましょう。
ロール網戸とは、網戸のネットをロール式に巻き取れる網戸のことです。使いたい時以外は収納できるので、見た目もスッキリします。今回はロール網戸の種類や取り付け方法、メンテナンス方法を紹介します。
ロール網戸とは？
ロール網戸とは、網戸をロール状に巻き取れるタイプの網戸です。網戸を使用する時だけネットを引き出し、使用しない時はネットを収納しておける便利な網戸です。
ロール網戸には大きく2つのタイプがあります。
- 【横引きロール網戸】･･･左右に動かして操作する
- 【上げ下げロール網戸】･･･上下（縦）に動かして操作する
ロール網戸は全ての窓に取り付けられるわけではありません。取り付け可能な窓の種類があるため確認が必要です。
横引きロール網戸に適している窓
- 片開き窓
- 両開き窓
- 上げ下げ窓
- すべり出し窓
この他に大きなサイズのものなら全開口の窓や玄関ドア、勝手口ドア、バルコニードアなどに取り付け可能です。玄関網戸のメリットや取り付ける時の注意点については下記の記事で詳しく紹介しています。
上げ下げロール網戸に適している窓
- 片開き窓
- 両開き窓
- 上げ下げ窓
- すべり出し窓
- 引き違い窓
これに加えてバルコニードアなどにも取り付け可能です。
ロール網戸を取り付けるメリット
ロール網戸を取り付けるメリットを紹介します。
- 使用しないときは網戸をロール状に巻き取れるため、窓やドア周りがスッキリする
- 掃除がしやすく、長期間使用していないときのホコリや汚れの蓄積を防げる
- 窓や玄関、ベランダなど、さまざまな場所に設置できる
- 換気をしながら、しっかりと虫の侵入を防げる
ロール網戸は機能性と、デザイン性を両立させた便利なアイテムとして人気です。
ロール網戸の選び方
ロール網戸はホームセンターやインターネット通販、建材店などで購入できます。ロール網戸を選ぶ際のポイントを紹介します。
目的に応じた網戸を選ぶ
虫除け、風通し、日差し対策など、用途に合った製品を選びましょう。
設置場所に合ったサイズを確認する
窓枠の奥行の採寸方法
窓枠の奥行の採寸方法は、窓の縁～窓枠の端までの寸法を測ります。上部窓枠の奥行きと、左右窓枠の奥行をそれぞれ採寸しましょう。
差がある場合は、数値が小さい方を奥行きサイズとします。窓枠の奥行寸法がロール網戸の収納ボックスの奥行よりも大きくないと、窓枠内にロール網戸本体を収められないので注意しましょう。
窓枠の高さの採寸方法
窓枠の高さの採寸方法は窓枠内の右端、真ん中、左端の3箇所を測り最小値を高さとします。
窓枠の幅の採寸方法
窓枠の幅の採寸方法は窓枠内の上部、真ん中、下部の3箇所を測り最小値を高さとします。
耐久性や素材の種類を確認する
網の素材は、ナイロンやステンレスなどがあります。耐久性や通気性、目の細かさなどを比較して、長持ちしやすく、虫をしっかり防ぐ素材を選びましょう。
遮光・プライバシー機能
一部のロール網戸は、虫除けだけでなく、遮光性やプライバシー保護に優れたタイプもあります。窓の向きや周辺環境に応じて、この機能を持つ網戸を選ぶのも良いでしょう。
予算に合わせた選択
ロール網戸は種類や素材によって価格が異なります。予算に合ったものを選びつつ、機能性や耐久性を重視するのがポイントです。
ロール網戸を取り付ける方法
ロール網戸の取り付け方法はメーカーにより多少異なります。今回は一般的な上げ下げロール網戸の取り付け方法を例にして紹介します。
準備物
- 軍手
- ドライバー
- のこぎり
ロール網戸の取り付け方
- 本体を固定する金具の取り付け位置を決める。
- ビスでを使ってロール網戸本体を固定する金具を固定する。
- 窓枠の下面から本体までの距離（高さ）を測り、それより1cmほど短くガイドレールを切る。
- ロール網戸のネットの端をガイドレールに差し込む。
- ガイドレールの位置を決めガイドレール裏面についている両面テープの剥離紙をはがし貼りつける。
- 紐を引き網戸のネットがスムーズに動くか確認する。問題なければ紐止めを取り付けて完了。
ロール網戸本体を固定する金具についている両面テープの剥離紙をはがし位置を決めます。窓枠の上面に押し付け、ビス穴のある金具を窓枠に貼りつけましょう。
各メーカーによって作業の方法が異なるので、必ず説明書を確認しながら取り付けて下さい。
ロール網戸のメンテナンス方法
ロール網戸は通常の網戸に比べ汚れが付きにくいとはいえ掃除は必要です。ロール網戸の掃除方法は簡単なので安心して下さい。ネット部分と全体の掃除方法を紹介するので、気が付いた時に試してみてください。
【参考】
玄関網戸からサッシ網戸まで、網戸のことなら【網戸.jp】
ネットを掃除する
網戸本体が取り外せる場合は、網戸本体を取り外して掃除した方が掃除しやすいです。
準備物
- ハタキ
- 柔らかい布（2枚）
- 中性洗剤
ネットを掃除する手順
- ハタキを使ってネット表面についた砂やホコリを取り除く。
- 柔らかい布に水を含ませて湿らせてネットの汚れを拭き取る。
- 最後に乾いた布を使って、ネットに付いた水分を拭き取り完了。
ロール網戸はネット以外も定期的に掃除しましょう。全体の掃除もはたきでホコリを落として、雑巾で拭き掃除できます。
水拭きで汚れが落ちれば水拭きで十分ですが、水拭きで落ちない場合は中性洗剤を薄めたものを使って下さい。有機溶剤を含むガラスクリーナーや酸性洗浄剤、アルカリ性洗浄剤は使用しない方がいいです。また、表面に傷がつくので、金属たわしなども使用しないようにしましょう。網戸掃除の裏技については下記の記事で詳しく紹介しています。
巻き取り部分を掃除する
ロール網戸の巻き取り部分には、ゴミやホコリが入りやすいです。定期的にカバーを外して、内部のゴミを取り除くことが大切です。また、潤滑油を差しておくと、巻き取りの動作がスムーズになります。
網の破れやゆるみの修理
使用中に網が破れたり、たるんだりすることがあります。破れた箇所は補修テープなどで補強し、網がたるんでいる場合は調整して張り直しましょう。小さな破れでも放置すると広がる可能性があるため、早めの対処が必要です。
網戸の張り替え方については下記の記事で詳しく紹介しています。
長期間使用しない場合の保管方法
冬場など長期間使用しない時期は、ロール網戸をしっかりと巻き取り、網を保護するためにカバーをかけておくといいでしょう。また、収納する前にしっかりと汚れを落とし、乾かしておくことでカビや劣化を防げます。
手間だと感じたらプロへ依頼するのがおすすめ
今回はロール網戸の種類や取り付け方法、メンテナンス方法を紹介しました。通常の網戸に比べて、ロール網戸はメリットが多くて魅力的です。掃除の負担が減り、見た目もスッキリするのは主婦たちの強い味方になってくれそうです。
取り付けも、DIY上級者ではなくてもできる作業です。しかし「ロール網戸を自分で取り付ける自信がない…」「時間がない…」という時は、業者に依頼するといいでしょう。短時間でキレイに仕上げてくれます。
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利用者の口コミ
利用者の口コミ
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