網戸の隙間テープの貼り方・選び方
隙間の大きさに合ったテープを選び、網戸の内側にまっすぐ貼るのが基本です。貼る前にフレームを清掃し、採寸して貼り付け、しっかり圧着すると虫の侵入を防げます。
- 【貼る場所】:室内側(内側)が基本。雨や紫外線の影響を受けにくく長持ち
- 【テープの種類】:小さな隙間はモヘア、中〜大きめはスポンジ、耐久性重視はシリコン、屋外用はアルミ
- 【貼り方】:汚れ除去、乾燥、カット、一直線に貼り付け、指で圧着、開閉で擦れ確認
- 【寿命目安】:屋内で1〜3年。剥がす際は低刺激のはがし剤で跡残りを防ぐ
- 【賃貸対応】:原状回復を考え、まず弱粘着タイプでテストするのが安心
清掃と乾燥後に採寸し、はくり紙を少しずつ剥がして一直線に貼り、指で圧着。最後に開閉して擦れや隙間がないかを確認します。
網戸の隙間テープは内側と外側どちらに貼るべきですか?室内側に貼るのが基本です。雨や紫外線の影響を受けにくく粘着が長持ちします。外側で必要な場合は見た目と耐久を考えて選びます。
網戸の隙間テープはどの種類を選べばよいですか?隙間の大きさで選びます。小さい隙間はモヘア、中〜大はスポンジ、耐久重視はシリコン、屋外用途はアルミが目安です。
網戸の隙間は気づきにくく、季節の変わり目や長期使用で起こりやすい問題です。放置すると蚊やハエの侵入、冷暖房効率の低下、ほこりの流入など生活の質を下げます。そこで今回は網戸に隙間ができる原因や、隙間に合うテープの種類や貼り方を紹介します。素材別の耐久性や交換の判断基準も示し、自分でできる範囲と専門家に任せる場面を無理なく切り分けられるようにまとめました。
網戸に隙間ができる原因

網戸に隙間が発生する主な原因は、経年劣化や設置の不備、強風や雨によるダメージなど様々です。それぞれの原因を詳しく解説します。
①経年劣化
網戸は長い年月を経ることで、フレームやゴムパッキンが徐々に劣化していきます。ゴムパッキンやシール部分が硬化して縮み、密閉性が低下します。これにより、網戸とフレームの間に隙間が生じます。
②設置不良
網戸の最初の設置時にサイズの測定ミスや、固定方法の不備がある場合、隙間が発生します。網戸が正しく枠に固定されていないと、スライドさせた際に歪みやズレが生じやすくなります。網戸の上下や左右の寸法が正確でない場合、常にどこかに隙間ができてしまいます。
③強風や雨によるダメージ
風や強い雨、ペットや子供による物理的な力が網戸に加わることで、フレームや網自体が変形することもあります。強風や雨が直接網戸に当たることで、網戸が歪んだり、レールから外れてしまうことがあります。
また、ペットや子供が網戸を強く引っ張ったり押したりすると、網やフレームが変形して隙間が発生する原因になります。
④気候変動による影響
気温や湿度の変化により、網戸のフレームやゴムが収縮・膨張することも隙間の原因になります。夏の高温ではフレームが熱膨張し、元のサイズから少し大きくなりますが、夜間や冬には冷え込みで逆に収縮します。この温度差により、網戸とフレームの接触が弱まり、隙間ができやすくなります。
また、湿度が高いと木製フレームが膨らみ、湿度が低いと縮むことで網戸との接触が不安定になります。
網戸の隙間を放置すると起こるリスク

網戸の隙間を放置すると、さまざまなリスクが発生します。主なリスクをまとめて紹介します。
虫の侵入
隙間から蚊やゴキブリ、ハエなどの小さな虫が室内に入り込むリスクが高まります。夏場は蚊の侵入が増え、刺される原因になります。網戸の虫除け対策については下記の記事で詳しく紹介しています。
冷暖房効率の低下
隙間から外気が流入するため、エアコンやヒーターの効率が下がり、室内の温度調整が難しくなります。その結果、電気代の増加や冷暖房の効果が減少します。
防犯リスク
大きな隙間があると、外部から不正に手を差し込まれる危険性が高まります。防犯対策としての役割が不十分となり、窓の施錠が無意味になることもあります。
外部の汚れやホコリの侵入
隙間から風に乗ったホコリや花粉、砂などが室内に入り込むことで、部屋の汚れが増える原因になります。特にアレルギーを持つ人にとっては大きな問題です。
ペットや小さな子供の安全性
隙間があると、ペットが外に出てしまったり、小さな子供が網戸を開けやすくなってしまうため、思わぬ事故が発生するリスクがあります。
フレームや網の劣化に繋がる
隙間がある状態で放置すると網やフレームが歪んだり、固定部分がさらに劣化し、隙間が拡大する可能性があります。これにより修理が難しくなり、最終的には網戸全体の交換が必要になることもあります。
網戸の隙間は小さな問題に見えるかもしれませんが、放置すると様々なリスクが積み重なり、快適な生活環境に影響を及ぼします。
網戸隙間対策テープの種類

網戸の隙間対策に使用できるテープにはいくつかの種類があります。それぞれ特徴が異なるため、隙間の大きさや用途に応じて選びましょう。代表的なテープの種類を紹介します。
スポンジテープ
柔らかいスポンジ素材でできたテープです。隙間に押し込んで使えるため、フレームや網戸の歪みがある場合でも対応しやすい。
アルミテープ
アルミ素材で作られたテープで耐久性が高く、外部からの風や雨、紫外線に強いのが特徴です。外に面する網戸や、より強力な防風・防虫対策をしたい場合に使用できます。ただし、フレームの色に合わない場合は見た目が目立つこともあります。
モヘアテープ(ブラシテープ)
細かい毛がついたテープで、網戸のフレームに貼り付けると隙間を埋めながら網戸の開け閉めもスムーズにできます。隙間が小さい場合や、頻繁に開閉する網戸に適しています。モヘア部分が摩擦を軽減するため、スムーズに動かせるのが利点です。
防虫テープ
防虫テープは、網戸や窓の隙間から虫の侵入を防ぐために使用されるテープです。透明な素材や、シリコン素材で作られたテープなど様々な種類が販売されています。
網戸隙間テープの正しい貼り方

網戸の隙間をしっかりと塞ぐためには、隙間テープの貼り方を理解し、適切に貼り付けましょう。
隙間テープを使う前に、網戸と窓枠の間やフレームの周囲にどれだけの隙間があるかを確認しましょう。
- 【小さな隙間】:モヘアタイプや薄いゴムテープ
- 【大きな隙間】:スポンジテープやフォームテープのような厚みのあるもの
隙間テープの使い方手順
- テープをしっかりと貼り付けるために、取り付け面を掃除する
- 必要な長さに合わせてテープをカットする
- テープを貼ったら、手でしっかりと押し付けて固定する
- 網戸を開閉して隙間がしっかり塞がれているかを確認し完了
網に穴があいていたり、破れていたりする場合は貼り替える必要があります。
「自分で網戸の張り替えは難しそう…」「専門家に頼むと費用がかかる…」と心配している人もいると思いますが、網戸の張り替えは新しい網を押さえのゴムで止めて、あまった網を切るだけでできます。DIYが得意な方はコツを掴めば簡単にできますよ。
隙間テープ以外の網戸の隙間対策

隙間テープ以外にも、網戸の隙間を防ぐための対策はいくつかありますので紹介します。
網戸の調整
網戸が正しく設置されていない場合、隙間ができやすくなります。網戸のレールやフレームを点検し、緩んでいる部分を修正することで隙間を防げます。戸車の交換については下記の記事で詳しく紹介しています。
防虫ネットカーテン
簡単に取り付けられる防虫ネットカーテンを窓やドアの前に設置することで、隙間を防ぐことができます。ドア部分など、開け閉めが頻繁な場所で有効です。
網戸補修シート
破れや穴がある網戸には、専用の補修シートを使って修理できます。簡単に貼り付けるだけで、隙間や虫の侵入を防ぐことが可能です。
網戸の交換
網戸自体が劣化している場合は、新しい網戸に交換することが最も効果的です。経年劣化したフレームや網は隙間の原因になるため、交換することで虫の侵入を防げます。
手間だと感じたらプロへ依頼するのがおすすめ
今回は網戸に隙間ができる原因や、隙間に合うテープの種類や貼り方を紹介しました。網戸の隙間を放置すると、虫の侵入や冷暖房効率の低下、湿気やほこりの流入など生活全体に影響します。隙間の原因を点検し、サイズに合ったテープを内側にしっかり貼ることで、多くの問題は自力で防げます。
ただし、歪みや網のたるみ、フレームの変形がある場合は、調整や張り替えが必要です。
作業に不安がある、再発を繰り返すといった場合は、施工経験のある業者に依頼して安全かつ確実に修繕しましょう。
よくある質問
この記事に関するよくある質問
網戸の隙間を放置するとどんなリスクがありますか?
虫の侵入や冷暖房効率の低下で電気代が上がり、室内の衛生や防犯にも悪影響です。理由は外気やほこりの流入で気密が落ちるため。具体例として夏場の蚊の侵入や花粉増加、空調の省エネ効果低下が挙げられます。
隙間テープを貼る前の下地処理は何をすればよいですか?
フレーム周りの清掃と乾燥を徹底します。理由は汚れや水分が粘着力と耐久性を下げ、早期剥離の原因になるため。具体例として中性洗剤で清掃→乾拭き→完全乾燥後に採寸し、直線を保って貼り、圧着します。
隙間テープの交換時期や寿命の目安はありますか?
屋内使用でおおむね1〜3年が目安です。理由は素材の劣化や開閉擦れ、紫外線で粘着や圧縮性が低下するため。具体例としてスポンジやモヘアは早め、シリコンは比較的長持ち。剥がす際は低刺激のはがし剤を用います。
大きい隙間や歪みにはテープ以外にどんな対策がありますか?
戸車調整やフレーム点検、網の張り替えを併用します。理由は構造側の歪みや劣化が原因だとテープだけでは密閉が戻らないため。具体例として戸車交換、補修シート、最終的に網戸交換まで段階的に検討します。
賃貸で原状回復を考える場合の注意点は?
弱粘着からテストし、内側施工と丁寧な清掃で跡残りを防ぎます。理由は塗装面や樹脂枠の剥離・変色がトラブルになるため。具体例として目立たない位置で試し貼りし、剥がす際は低刺激剤で糊残りを除去します。
冷暖房の省エネの観点で隙間対策は効果がありますか?
効果があります。理由は隙間からの外気流入で気密が落ち、空調効率が下がり電気代が増えるため。具体例として夏は冷気漏れ、冬は暖気漏れを抑え、冷暖房の効率維持と省エネに寄与します。
屋外側に使用する場合の素材選定はどう考えますか?
耐候性の高い素材を選びます。理由は雨や紫外線で劣化が早まるため。具体例として屋外はアルミや耐候シリコンを優先し、見た目の目立ちや色合わせも考慮。内側施工が基本ですが設置条件で使い分けます。
隙間の原因が分からないとき、どこを点検すべきですか?
経年劣化、設置不良、強風ダメージ、気温・湿度変化の順で確認します。理由は原因特定が最短の修繕に直結するため。具体例としてパッキン硬化、レール外れ、フレームの反りを見て、必要に応じて調整や張替えへ進みます。
開閉が多い網戸に適した対策はありますか?
摩擦に強い構成を選びます。理由は頻繁な開閉で擦れが増え、圧縮変形や剥がれが起きやすいため。具体例として小さな隙間はモヘア、歪みにはスポンジ、構造側は戸車調整を併用して密閉と操作性を両立させます。
DIYと業者依頼の切り分け基準はありますか?
小さな隙間はDIY、大きな歪みや破れ、枠の変形は業者依頼です。理由は構造補修や張り替えには専門工具と経験が必要なため。具体例として再発や気密低下が続く場合は施工経験のある専門業者に相談します。

