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屋根修理

屋根リフォームの費用は?屋根リフォームの3つの工法から料金相場まで紹介

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屋根のリフォームは素材によって耐用年数が異なります。そこで今回はリフォーム工法や、屋根リフォームにかかる料金相場を紹介します。

屋根リフォームの必要性は?

屋根リフォームの必要性は?
屋根リフォームの必要性は?

普段あまり気にもとめない屋根ですが、雨風や強い日差しから大切な住まいを守ってくれています。過酷な環境にさらされている屋根は長い年月と共に劣化します。屋根が劣化するスピードは屋根材により異なるため、屋根材に合わせて定期的にメンテナンスが重要になります。

屋根リフォームを怠れば屋根の寿命が縮み、雨漏りにつながります。雨漏りすれば大切な家が腐るため、定期的にリフォームする必要があります。

屋根のリフォームが必要なのは理解できても「高額な費用がかかりそう…」という不安ですよね。料金相場を知り、コツコツと費用を準備しておきましょう。

屋根リフォームの3つの工法と料金相場は?

屋根リフォームの3つの工法と料金相場は?
屋根リフォームの3つの工法と料金相場は?

屋根のリフォームには「屋根塗装」「カバー工法」「葺き替え」の3工法あります。

屋根塗装の特徴

屋根塗装は文字通り屋根を塗装、塗り替えるリフォーム工法です。

屋根塗装のメリット

  • 屋根のリフォームの中で最も手軽にできる
  • 塗料の種類によって工事費用をおさえられる
  • 工事期間が短い

屋根塗装のデメリット

  • 安い塗料を選べば塗装するサイクルが短くなり屋根塗装の頻度が増える
  • 屋根材の劣化が激しい場合は屋根塗装を選べない

屋根塗装の耐用年数と料金相場

  • アクリル系塗料の耐用年数は5~8年、料金相場は700~1,000円/㎡
  • ウレタン系塗料の耐用年数は8~12年、料金相場は1,500~1,700円/㎡
  • シリコン系塗料の耐用年数は12~15年、料金相場は1,800~2,200円/㎡
  • フッ素系塗料の耐用年数は15~20年、料金相場は3,500~4,500円/㎡
  • 断熱塗料の耐用年数は12~15年、料金相場は3,500~5,000円/㎡

費用が安い塗料を選べば塗り替えるサイクルは短くなます。逆に費用が高い塗料にすれば、塗り替えサイクルは長くなります。塗り替えサイクルを考慮して塗料を選ぶことが重要です。

カバー工法の特徴

カバー工法とは今ある屋根の上に新しい屋根をかぶせるという工法です。

カバー工法メリット

  • 今ある屋根の解体工事が不要なため解体費用や廃材の処分費用がいらない
  • 工事期間が短い
  • 屋根材が二重なので断熱性や遮音性アップが期待できる

カバー工法デメリット

  • 新旧の屋根材の間に湿気がたまりやすい
  • 湿気を防ぐために換気口が必要で換気口設置の費用がかかる
  • 屋根が重くなるため耐震性が下がる
  • カバー工法は一度しかできない

カバー工法耐用年数と料金相場

  • カバー工法の耐用年数は20年前後
  • カバー工法の料金相場は5,000~7,000円/㎡
 

葺き替えの特徴

葺き替えとは今ある屋根をはがし、新しい屋根に葺き替えるリフォーム工法です。

葺き替えのメリット

  • 屋根だけではなく下地や防水シートまで交換するため、屋根が全く新しく生まれ変わる
  • 軽い屋根材を選べば建物に対する負担を下げ耐震性が上がる

葺き替えのデメリット

  • 古い屋根の処分費用がかかり屋根のリフォームの中で費用がかる
  • 工事期間は長い

5つの屋根材の耐用年数と料金相場

5つの屋根材の耐用年数と料金相場
5つの屋根材の耐用年数と料金相場

今ある屋根材によってリフォーム時期が左右されます。<屋根を葺き替える場合は耐用年数、費用を考慮して屋根材を選ぶといいでしょう。

トタン

  • 耐用年数・・・10~15年
  • 費用・・・4,000円/㎡程度

スレート

  • 耐用年数・・・20~25年
  • 費用・・・5,000~7,000円/㎡

ガルバリウム鋼板

  • 耐用年数・・・30~50年
  • 費用・・・6,000~8,000円/㎡

セメント瓦

  • 耐用年数・・・30~50年
  • 費用・・・6,000~8,000円/㎡

日本瓦

  • 耐用年数・・・50~100年
  • 費用・・・8,000~10,000円/㎡

上記の耐用年数は定期的にメンテナンスを施した場合であり、何もメンテナンスしなければこの限りではありません。きちんとメンテナンスしていけば屋根は長持ちします。

屋根リフォームにかかるその他の料金相場

屋根リフォームにかかるその他の料金相場
屋根リフォームにかかるその他の料金相場

屋根の寿命は屋根材により大きく異なります。屋根リフォームとはいっても、屋根だけですまない場合もあります。雨どいが劣化したり、壊れている場合は雨どいの修理が必要です。

また、屋根と建物をつなぐ金具やつなぎ目を埋めるコーキングを交換したり、打ち直したりしなければいけません。

長年屋根リフォームしていないために既に雨漏りしている場合は、建物内部の補修、天井、壁紙の張替えも必要になります。定期的に屋根リフォームすることで建物を長持ちするのはもちろん、無駄な出費がなくなります。

屋根のリフォームの費用は塗料や、屋根材などの材料費の他に様々な費用がかかります。

その他の料金相場

  • 足場費用・・・600~800円/㎡
  • 高圧洗浄費・・・100~300円/㎡
  • 養生費・・・300~400円/㎡
  • 施工費・・・1,000~2,000円/㎡
  • 現場管理費(一式)・・・30,000~50,000円
  • 下地補修費用・・・1,500~2,000円/㎡
  • 防水シート施工費用・・・500~1,000円/㎡
  • 既存屋根の撤去費用・・・1,800~2,500円/㎡

工法によって上記に費用などもかかってきます。

屋根リフォームの費用をおさえるポイント

屋根リフォームの費用をおさえるポイント
屋根リフォームの費用をおさえるポイント

屋根リフォームの費用は高いので、費用をおさえるために何とか自分でやりたいと考えても現実的に難しい話です。屋根リフォームするには足場が必要で、高所作業には危険がつきものです。知識、技術、経験が必要なのも、当たり前の話です。

定期的に屋根リフォームを業者に依頼して屋根の寿命を延ばすことが、長い目で見て費用をおさえることにつながります。

自分でやれることは屋根に気を配り定期的に確認することです。簡単にできる確認するポイントを紹介します。

トタン屋根の確認ポイント

  • 屋根の塗料が剥がれている箇所はないか?
  • 錆びている所はないか?
  • 釘が抜けている所はないか?

スレート屋根の確認ポイント

  • 屋根の塗料が剥がれている箇所はないか?
  • ひび割れがないか?
  • 釘が抜けている所はないか?
  • コケやカビが生えていないか?

瓦屋根の確認ポイント

  • 瓦がずれていないか?
  • 瓦の欠け、ひび割れがないか?
  • 漆喰は剥がれていないか?

これらの症状があれば、すぐに業者に相談した方がいいでしょう。

まとめ

今回は屋根リフォームの施工方法や、リフォームにかかる費用について紹介しました。どうしても費用がかかるため、信頼できる業者を慎重に選びましょう。

信頼できる業者を選ぶためにホームページなどで実績を確認し、電話やメールでの対応のよさを比較したり相見積もりを取りましょう。見積書の項目が明確になっておらず「工事一式」など記載してある業者は控えた方が安心です。

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