外壁塗装の見積もり相場は?外壁塗装の見積もり時の注意点からトラブル例まで紹介
外壁塗装の見積もりを取ってはみたけど、料金相場に対して妥当?と心配になったり、業者比較に悩みますよね。今回は外壁塗装の料金相場や見積もりを取る方法、見積もりする時に確認することを紹介します。
外壁塗装の料金相場は?

一般的に外壁塗装にかかる費用は80~150万円だといわれています。(一般的な2階建て住宅で塗り面積200㎡の場合)しかし、外壁塗装の費用はさまざまな要因によって変動します。
- 外壁塗装に使用する塗料の種類
- 塗装する面積
- 外壁の劣化進行具合
料金相場はあくまでも目安として捉えておきましょう。
料金相場に比べて安くなったり、高くなったりすることもあるということを頭に置いたうえで、あまりにも高額すぎる見積もりを提示する業者は避けた方がいいでしょう。
外壁塗装の費用を計算する方法
外壁塗装の費用は「塗装する面積×塗料の単価=施工金額」で計算できます。そこにプラスして人件費や足場代、出張費がかかります。
外壁塗装の費用内訳から塗料代や足場代の算出方法については下記の記事で詳しく紹介しています。

外壁塗装の見積もりを取る流れ

外壁塗装の見積もりは、以下の流れで行います。
手順
自分に合いそうな外壁塗装の専門業者を探す
外壁塗装を専門とする業者は多くあるので、その中から自分に合いそうな業者を探します。業者のホームページや、業者を比較できるサイトなどを参考に口コミを確認したりする。
業者に見積もり依頼する
いくつかの業者に絞ったら、見積もりを依頼する連絡を取る。業者によって予約方法が違う場合もありますが、大体は電話かインターネットから予約できます。混み合うこともあるので、見積もりの予約は早めにしましょう。
業者に現場調査してもらう
業者に家まで来てもらい外壁塗装にどのくらいの費用がかかるか現場調査してもらう。気になることがあれば、この時に業者の方に質問しておく。
業者に見積もりを出してもらう
現場調査後、見積もりを出してもらいます。この時、必ず見積もりは書面にして出してもらいましょう。口約束の見積もりだと、後々トラブルに発展する恐れもあります。「こんなはずじゃなかった!」となるのを防ぐためにも、見積もりは口約束ではなく書面で出してもらうことが大切です。
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見積もりは、最低でも3社くらいとって比較しよう!
見積もりは1社だけに依頼すると適正な見積もりかどうかが分かりにくいので、3社くらいに見積もりを依頼することをオススメします。少し面倒に思えますが、高い費用を取られないように業者選びを失敗しないために必要なことです。
出してもらった見積もり書を見ながら比較してみましょう。費用が安いのも大切ですが、多少費用がかかっても自分にとって大切なポイントをおさえている業者に依頼することも重要です。
- 見積もりを取る時や連絡時の対応がいい業者
- 小さなことでも相談しやすい業者
- アフターフォローの体制が整っている業者
外壁塗装は大切な家を維持するのに必要不可欠です。「費用が安いから!」とそれだけの理由で安易に業者を選ぶのは少し危険です。手間はかかりますが、見積もりを取って業者比較しましょう。
外壁塗装の見積もり書で確認すべき3つのポイント

見積もりを出してもらったら、3つのポイントを確認しましょう。
外壁塗装部分の面積を確認する
家の延べ床面積を知っている人は少なくありませんが、塗装する部分(屋根や外壁等)の面積を知らないという人は多いです。悪徳業者はここにつけ込み、塗装面積を実際より大きく出して見積もり費用を高くします。
自分で正確な面積を出すことは難しいですが、インターネット等で外壁の平均面積(坪数別)を調べられるので参考にするといいでしょう。見積もりに記載されている面積が大きすぎる場合は注意しましょう。
塗料単価を確認する
外壁塗装部分の面積を大きめに出すとの同じように、塗料の単価を高くして見積もり費用を高くする業者も少なくありません。塗料の種類によって単価は変わりますが、どんなに高い塗料でも3回塗りで5,500円/㎡前後だといわれています。
適正な見積もりを取るためにも、見積もり書は必ず確認して使われる塗料の単価が高すぎないか確認しましょう。外壁塗装を失敗しないための色選びについては下記の記事で詳しく紹介しています。

施工金額が200万円以上は要注意
一般的な30~50坪の戸建ての場合なら外壁塗装や足場、高圧洗浄、人件費など全て入れても200万円を越えることはあまりありません。30坪の家をシリコン系で塗装しても、100万円前後だといわれています。
見積もりが200万円を越えたら要注意です。どこかで金額を上乗せされているかもしれません。
外壁塗装の見積もり書で注意すべき点

費用が一式でまとめられている
見積もり書の費用が一式でまとめられていて、細かい項目に分かれてない時は要注意です。一式でまとめられているとどこにどれくらいの金額がかかったのか分からず、適正な費用ではない可能性があります。外壁塗装は様々な工程があるので、費用が一式でまとめられていることは少ないのですが、まれにそういうこともあるので気を付けましょう。
値引きの金額が大きすぎる
キャンペーンなどの割引で50万円以上安くなっている時も要注意です。もともとの単価を高くして計算し、大幅な値下げをしているように見せかけているだけかもしれません。根拠のない値下げをするのは、悪徳業者の手法の1つなので注意してください。
見積もり書に承諾欄等がある
見積もり書に承諾欄がある場合ハンコを押したりサインしたりすると、そのまま契約することになってしまいます。見積もり書と契約書は本来別のものなので、見積もり書の内容は確認して、簡単にハンコを押したりサインしないようにして下さい。
見積もりと話が違う・・・外壁塗装のトラブル例

外壁塗装のトラブルには、主に2つのパターンがあります。
大幅な値引きするが高額請求するトラブル
大幅値引きしたように見せかけて、実は最初に提示した見積もり額をありえないほど高額に設定しているだけというトラブルがあります。値引きがあるとついついお得な気持ちになってしまいますが、大幅な値引きがあった場合は特に注意する必要があるでしょう。
見積もり書が適正な費用かどうかはインターネットで検索したり、他の業者に見積もりを依頼したりすると大体把握できます。心配な方は色々な情報を調べたり、見積もりをいくつかの業者にお願いしたりして比較してみましょう。
追加費用がたくさんかかるトラブル
見積もりで出してもらった費用に加えて、高額な追加費用がかかるというトラブルもあります。見積もり書にはなかった出張費、足場代などの費用が追加でかかってしまうというのがその例です。
事前に確認することで防げるトラブルなので、見積もりを取る時はこれ以上費用がかからないか必ず確認しましょう。
まとめ
今回は外壁塗装の料金相場や見積もりを取る方法、見積もりする時に確認することを紹介しました。信頼できる業者を選び、納得のいく金額で作業を依頼するには3社以上に見積もりをとって比較することが大切です。悪徳業者から自分の身を守って、自宅のメンテナンスを気持ちよく終えて下さい。
電話で断る場合は心が痛くても「他の業者にお願いすることに決めました」とキッパリ伝える方が得策です。また、メールでお断りの連絡を入れるのも1つの方法です。現地調査や見積もりを出していただいたことへのお礼を書き、価格面やその他の理由により他社に決めたことがはっきりと伝わる文章を送りましょう。業者もプロですから、ハッキリとした態度で示せば大丈夫です。
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