ゴールデンレトリバーの特徴や性格を知って家族に迎えよう!ゴールデンレトリバーの飼い方
ゴールデンレトリバーは流行に関係なく安定した人気がある犬種です。飼育するには体格に見合った運動量を必要とするため毎日の散歩や、体重に見合った食事が必須です。そこで今回はゴールデンレトリバーの特徴や飼いを紹介します。
ゴールデンレトリバーの特徴は?
ゴールデンレトリバーは流行に関係なく安定した人気がある犬種です。どのような犬か知ってからペット選びの参考にしましょう。
大型犬に相応しい体格
ゴールデンレトリバーはオスもメスどちらも体重は30kg程度あります。大型犬らしくグングンと成長します。生後数ヶ月は5kgほどですが、約1年間で30kg前後に増えます。
全体的にがっしりした体格でいかにも俊敏に動きそうなシルエットです。体高は50cmぐらいが多く比較的大きな頭とそれに見合った体が特徴的です。
血統の流れにバリエーションがあるため、同じゴールデンレトリバーでも姿が大きく変わります。子犬を譲ってもらう場合も、ブリーダーや飼い主のところで直接見た方がいいでしょう。ゴールデンレトリバーは「メスだから飼いやすい」という傾向はなく、気に入った子犬を選ぶことをオススメします。メスの方が少し体重が軽いものの誤差のレベルです。
毛並みは黄金色かクリーム色
最大の特徴とも言える毛並みは輝く黄金色か、クリーム色のどちらかです。ゴールデンレトリバーだから必ず黄金色(ゴールド)とは限らないので注意しましょう。
被毛はダブルコートで下毛が絨毯のように密生しており、上毛で整えられています。長い毛はよく抜けるため週1回以上のブラッシングとシャンプーが大切です。
季節の変わり目の夏や冬の手前では抜け毛が目立ち、より一層のお手入れが必要になります。ブラッシングは愛犬の皮膚病を防ぐ他に、友好関係を築くためのスキンシップでもあります。犬のシャンプー頻度や方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
ゴールデンレトリバーの性格は?
狩猟用の歴史を持つゴールデンレトリバーは、多くの分野で活躍中です。優秀でありながらも、他の犬種よりも友好的な反応を見せてくれます。
従順ですぐにその環境に慣れる
ゴールデンレトリバーは周囲にすぐ馴染む性格で基本的に優しいです。どんな相手にも友好的に振る舞うため番犬には向いていませんが、ペットとして最高と言えます。小さな子供がいる家庭や、すでに猫や犬がいる家庭でもゴールデンレトリバーは早く慣れます。大型犬として愛嬌のある顔立ちで人懐っこいため、犬が苦手な人にも認められるケースが多いです。
寛容な態度で神経質ではないゴールデンレトリバーは、初めて犬を飼う人にも向いています。相手に合わせるから一緒に暮らすパートナーによく選ばれます。元々が狩猟で獲物を拾ってくるか、飼い主を守る役割だったので協調性が抜群です。
運動能力と学習能力に優れている
スポーティーな身体を活かした運動能力は、アウトドアで存分に発揮されます。ゴールデンレトリバーはその体格に見合った運動量を必要とするため毎日の散歩が必須です。
散歩の目安は1日2回、それぞれで1時間ぐらいが理想的です。歩くだけではなくたまに走りましょう。毎日の散歩が難しい場合は、庭のドッグランで駆け回れるようにするのも一つの手です。
賢いゴールデンレトリバーは犬の訓練の競技でも高い成績を収めています。頭を使う運動として、ディスクを飛ばして捕まえさせるゲームなども取り入れることをオススメします。肥満の予防や健康の維持、さらにストレス解消と定期的な運動が欠かせません。
ゴールデンレトリバーを飼う環境は?
これからゴールデンレトリバーを迎えする時は以下の2点に注意しましょう。最初に用意しておくとゴールデンレトリバーの健康にいい影響を与えられます。
熱中症対策と滑りにくい床
ゴールデンレトリバーは被毛がダブルになっているので、熱がこもりやすい状態になります。外で走り回ることが多い犬種のため熱中症に要注意です。犬が舌を出しっぱなしでハアハアしていたら、早めに温度と湿度を調整しましょう。散歩などの外の活動は気温が低い時間帯にするのが基本です。
体重が重いゴールデンレトリバーは股関節に負担がかかりやすく、長期的に病気の原因になるため、室内のフローリングなどできるだけペット用の滑りにくい床材を敷いておきましょう。
換毛期の抜け毛をブラッシングする道具一式や掃除道具があるといいでしょう。
専用の総合栄養食を正しく与えよう
体重に見合った食事が必要なためゴールデンレトリバーには総合栄養食を与えましょう。総合栄養食とは水とそれだけ与えていれば、愛犬に必要な栄養がバランスよく取れるペットフードです。
犬は与えた分だけ食べてしまうので、適量の総合栄養食を決まった時間にあげることが大事です。おやつもできるだけ少量に留めておく必要があります。ペットフードを入れる器は一気食いを予防する形がオススメです。
ゴールデンレトリバーは被毛が長く多いため、皮膚や被毛に役立つ成分を意識したペットフードを選ぶといいでしょう。かかりつけの動物病院を見つけて獣医に相談するのも有効な手段です。
家族の一員としてのゴールデンレトリバーを迎える
ゴールデンレトリバーを家族として迎えたら、最後までしっかりと面倒を見ることが必要です。大型犬に特有の事情もあります。
大型犬の寿命は比較的短い
体格が大きい犬は小型犬や中型犬と比べて、短命になることが多いです。ゴールデンレトリバーの平均寿命は10歳で、長くて12歳ぐらいです。
犬の寿命を延ばす方法は人間と同じ健康管理が有効です。長命の大型犬は栄養バランスとカロリーを考えた食事と定期的な運動をしています。ストレス解消のため構ってあげたり、ドッグランのような広い空間にも連れて行ってあげましょう。飼い主や他のペットと楽しく過ごしたい犬種なので、1匹だけで放置するのは止めましょう。
信頼できる獣医がいる動物病院を見つけて、きちんと診てもらうことも大切です。ペットショップ、または他に犬を飼っている人の評判で愛犬に合っているところを見つけましょう。
大型犬は股関節形成かかりやすい
大型犬は股関節に負担がかかることで、股関節形成にかかりやすいのが特徴です。歩く時の不自然な動きや、いつもと違う座り方をしていたら獣医に診てもらいましょう。
肥満も他の病気を誘発や、短命の原因につながります。可愛いからと食事を与えすぎるのではなく、飼い主として管理しましょう。一気食いや食後の休みを挟まない運動は、胃捻転や腸捻転を発症しやすくなります。ゆっくり食べさせる、食後はゆっくり休ませることにも大切です。
まとめ
今回はゴールデンレトリバーの特徴や飼いを紹介しました。ゴールデンレトリバーは飼いやすく賢い犬種ですが、大型犬にふさわしい運動量を必要とするので、ストレスのない環境を用意する必要があります。
健康を損なったまま放置すると短命になるため動物病院に診てもらいながら、普段から気を付けてあげましょう。
地元のペットシッター業者を探す
出張訪問サービスの検索予約サイトすまいのホットラインでは、高い技術を持ったペットシッターの専門業者が多数出店しています。
予約前に無料で質問ができ、作業料金や利用者の口コミも公開されているので、あなたの悩みを解決するピッタリの専門家を見つけることができます。
すまいのホットラインは、引越し・不用品回収・ハウスクリーニングなど、
200種以上の出張訪問サービスを予約できる、日本最大級の検索予約サイトです。
- 「相場」がわかる
- 総額料金や実際に利用した人の口コミで選べる
- 「人柄」で選べる
- スタッフの技術力や雰囲気・こだわりで選べる
- 「何でも」頼める
- どうすればいいかわからないお困りごとも解決