犬に納豆を食べさせてもいい?愛犬に納豆を与える注意点や納豆が危険な犬の特徴を紹介
栄養豊富な納豆を犬に食べさせても医学的には問題ありません。今回は犬に納豆を食べさせてもいい理由や、食べさせる時の注意点を紹介します。
犬に納豆を食べさせてもいい大丈夫
納豆には豊富な栄養素が含まれており、犬に食べさせても問題ありません。
納豆に入っている成分
納豆にはカルシウムやカリウム、ビタミンや食物繊維が含まれています。他にもタンパク質も多く含まれており、大豆と比較しても犬の腸に負担はかかりません。
納豆のタンパク質には抗酸化作用や、血行をよくする効果があります。また、納豆にはナットウキナーゼという納豆ならではの成分が含まれることも特徴です。ナットウキナーゼとはタンパク質を体内で分解するための酵素です。
犬に納豆を食べさせるメリット
栄養豊富な納豆を犬に食べさせることには、たくさんのメリットがあります。納豆には血液をサラサラにする効果があり、心筋梗塞や脳梗塞の予防に繋がります。納豆に含まれるナットウキナーゼの効果です。他にも犬に納豆を食べさせることで、筋力や免疫力の向上が期待できることもメリットです。
納豆を好む犬も多い
納豆の特徴でもあるネバネバや匂いは「犬が嫌うのでは?」と思いますが、納豆を好む犬も多く、犬用の納豆レシピも多くあります。納豆が大好きでたくさん食べたがる犬もいるようです。納豆を好む犬も多いので、ぜひ一度納豆に挑戦してみてください。
犬に納豆を食べさせる方法
犬にはどのように納豆を食べさせるのか、食べさせる方法を紹介します。犬の健康に良い納豆ですが、適量を守って食べさせましょう。
食べさせる納豆の適量
栄養豊富な納豆にも犬が安全に食べられる適量があります。
- チワワやトイプードルなど超小型犬…1日3~5g
- 小型犬(体重が10kg以下)…1日10~15g
- 体重20kg以下…1日16g
- 体重25kg以上の大型犬…1日27~45g
犬の体質や体格によって適量は異なります。あくまでも目安量になるので、納豆ばかり食べさせ過ぎないように注意しましょう。
スプーンで食べさせる
納豆をパックで食べさせると適量を超えてしまいます。特に納豆を好む犬は目を離すとあっという間に1パックを食べてしまう可能性もあるのです。納豆を食べさせる時は、適量をスプーンに乗せて食べさせましょう。ちょっとしたおやつにおすすめです。
トッピングにする
普段のドッグフードに納豆をトッピングすると適量を超えずに納豆を食べさせられます。ドッグフードのトッピングとして納豆を食べることで、少量の納豆でも満足しやすいです。スプーンで食べさせても、もっと欲しがってしまう犬におすすめの方法です。
また、納豆をトッピングにした犬用のレシピも多くあります。犬の食事にこだわりたい飼い主さんにおすすめです。
犬に納豆を食べさせる時の3つの注意点
犬に納豆を食べさせる際には、注意点があります。偏った食生活にならないためにも、納豆を食べさせる前に把握しておきましょう。
薬味やタレは食べさせない
納豆をパックで購入するとタレや薬味が入っていますが、犬に食べさせないようにしましょう。納豆のタレは塩分が高く、腎臓に負担がかかってしまいます。また、薬味として入っているネギは犬にとって危険な食べ物です。納豆を食べさせる時は、必ずタレと薬味を取り除きましょう。
加工食品には要注意
納豆の中には加工された食品もあります。犬が納豆を食べることは問題ありませんが、加工食品には犬の身体によくない成分が入っている可能性があります。犬用に販売されている納豆の加工食品は問題ありません。
納豆以外のタンパク質も摂取
タンパク質が豊富に含まれる納豆ですが、納豆だけでタンパク質を摂取しようとしてはいけません。栄養バランスを考えてドッグフードや野菜、肉など幅広い食事を心掛けましょう。納豆だけではなく、バランスの良い食生活を送ることが大切です。
納豆を食べさせると危険な犬の特徴
納豆は全ての犬にとって安全な食べ物ではありません。納豆を食べると危険な犬もいます。納豆を安全に食べるために、しっかりと確認しておきましょう。
アレルギーがある犬
納豆を食べることでアレルギー症状が出る犬もいます。納豆を食べたことがない犬に対して、いきなり多くの納豆を食べさせることは危険です。飼い主が気付いていなくても大豆アレルギーがある可能性もあります。事前にアレルギー検査を受けたり、少量ずつ与えたり注意しましょう。
投薬中の犬
病気やケガの治療をする中で、薬を飲んでいる犬に納豆を食べさせることは危険です。納豆の成分が、薬の働きを妨げる可能性があります。薬を飲む期間はなるべく納豆を控えましょう。日頃から薬を飲む犬は事前に獣医に確認しておきましょう。
腎臓機能が落ちている犬
納豆にはカリウムが含まれます。健康な犬はカリウムが腎臓に流れてナトリウムと一緒に排泄されます。しかし、腎臓機能が低下している犬はカリウムを上手く排泄できません。カリウムが腎臓に溜まると低血圧や不整脈に繋がります。栄養が豊富に含まれる納豆ですが、腎臓機能が落ちている犬にとっては危険な食べ物になります。
納豆を食べない犬が納豆成分を摂取する方法
栄養豊富な納豆ですが、納豆を嫌って食べない犬もいます。そこで、納豆を食べない犬が納豆成分を摂取する方法を紹介します。
納豆を嫌う犬には無理して食べさせない
独特の匂いや粘り気のある納豆を嫌う犬もいます。納豆を嫌う犬には、無理して食べさせなくても問題ありません。他の食品でタンパク質や食物繊維といった栄養素を摂取してください。
また、インターネットには犬が食べやすい納豆のレシピも多数紹介されています。どうしても納豆を食べさせたいと考える方は、犬が納豆を美味しく食べられるレシピに挑戦してみましょう。
犬用の納豆がある
人が食べる納豆は匂いが強く、ネバネバが苦手な犬もいるかもしれません。そのような犬には、犬用の納豆がおすすめです。人用の納豆よりも粘り気が少なく、カリカリと食べられる商品もあります。犬用の納豆は無添加の商品も多く安心して食べさせられます。
納豆成分のサプリメント
犬が納豆を嫌っても、栄養豊富な納豆菌を摂取してほしいですよね。納豆を食べない犬には、納豆菌が含まれたサプリメントがおすすめです。納豆を食べなくても納豆菌を摂取できて、嬉しい効果も期待できます。納豆を嫌う犬には、納豆菌の飲みやすいサプリメントを検討してみてください。
まとめ
今回は犬に納豆を食べさせてもいい理由や、食べさせる時の注意点を紹介しました。栄養豊富な納豆は、犬に食べさせても問題ありません。納豆にはタンパク質や、ナットウキナーゼといった成分が含まれています。心筋梗塞や脳梗塞の予防に繋がり、筋力や免疫力の向上が期待できます。
しかし、アレルギーがある犬や投薬中の犬、腎臓機能が落ちている犬にとって納豆は危険です。少しでも心配があれば、事前に獣医さんへ相談しておくと安心です。納豆を嫌う犬には、犬が食べやすい納豆のレシピや納豆菌のサプリメントなどが販売されています。栄養豊富な納豆は、安全に美味しく食べさせましょう。
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