フクロモモンガは臭い?フクロモモンガの飼い方や寿命をまとめて解説
フクロモモンガは「昼間留守にしても心配いらない」「散歩に連れて行かなくても大丈夫」など、比較的飼いやすい動物です。そこで今回はフクロモモンガの飼い方や寿命、臭い対策について紹介します。
フクロモモンガとはどんな生き物?
フクロモモンガはムササビや、他のモモンガと同様に羽のような飛膜を持ち、木から木へと滑空するのが特徴です。フクロモモンガはムササビに比べて体が小さく、体に比例して飛膜も小さいため滑空距離も短いです。ペットとして飼うには向いているといえるでしょう。
また、見た目もムササビに比べて目や耳が大きく、フクロモモンガは表情がかわいいです。そしてフクロモモンガは赤ちゃんを育てる袋があり、コアラやカンガルーの仲間に分類されます。
- 分布・・・オーストラリア、ニューギニア諸島、タスマニアなど
- 体長・・・12~20cm前後で長い尻尾を持ち、その長さは体長と同程度
- 体重・・・オス110~150g前後、メス90~130g前後
- 寿命・・・平均寿命は8~10年
フクロモモンガの生態は夜行性です。昼間は巣穴でおとなしく過ごし、暗くなってから行動します。野生のフクロモモンガは群れで生活していますが、性格は臆病で警戒心が強く、縄張り意識が強いです。
縄張りは匂いで判断して、鳴き声でコミュニケーションをとります。食性は雑食性で昆虫類、植物の樹液、蜜、果実などを食べます。
フクロモモンガの魅力は可愛さ
フクロモモンガの最大の魅力は、ズバリかわいい見た目でしょう。目と耳が大きく、とてもかわいいです。特に丸く大きな瞳はキラキラしていて、どんな時もかわいく見飽きません。美人は3日で飽きるといいますが、あれは嘘ですね。笑
また、部屋に放した時に高い所から飛ぶ姿もたまりません。運動不足解消のため、一日数時間はゲージから出してあげましょう。カーテンをのぼったり、飛ぶ姿を見ているとまるでジャングルにいるかのような解放感に包まれます。
警戒心の強いフクロモモンガですが小さい頃から飼い、飼い主の匂いを覚えると懐きます。
また、フクロモモンガは夜行性で、昼間は巣穴でおとなくしています。昼間仕事に出ていても、寂しい思いをさせないところもフクロモモンガの魅力といえるでしょう。
フクロモモンガの飼育に必要な道具
フクロモモンガはペットショップやブリーダーから購入できます。フクロモモンガを飼うとなると、必要なものを揃えておかなければなりません。フクロモモンガにできるだけストレスを感じさせずに、飼育する時に必要なものを紹介します。
ケージ
フクロモモンガは飛びまわるので、なるべく高さのあるケージが望ましいです。最低でも60cm以の高さがあるものを選びましょう。
床材
フクロモモンガはトイレのしつけはできません。ペーパーチップや新聞紙などを床材として使用して、こまめに交換して衛生的に保ちましょう。
エサ入れ
フクロモモンガは体が小さいので大きすぎず、あまり深さのないものを選びましょう。また、すぐにひっくり返らないよう、ある程度の重さがあるものがオススメです。
水入れ
衛生面を考えると、ケージの側面に取りつけられるボトルタイプの水入れがオススメです。水は毎日交換してあげましょう。
登り木
フクロモモンガに木登りは欠かせません。
ステージ
フクロモモンガがケージ内で遊ぶのに必要です。
かじり木
フクロモモンガのストレス解消のため、かじり木も用意しておきましょう。
巣箱
日中、フクロモモンガが寝るのに必要な暗がりです。
保温器具
フクロモモンガは寒さが苦手です。25~28℃が適温で冬場のヒーターや、夏場の冷却ボードなどの保温器具は揃えておきましょう。
温度計
温度計は、温度を知る上で必要です。
エサ
栄養バランスのとれた食事が望ましいです。動物性のエサ、植物性のエサをバランスよくあげましょう。
ビタミンゼリー
食事で栄養バランスがとれない場合は、ビタミンゼリーを併用しましょう。
人間にとっても成人病予防には、食事と運動が重要です。フクロモモンガも同様で病気を予防するには食事と運動、そして衛生的に保つことが重要になります。フクロモモンガを飼うなら、必要なものを揃えてあげましょう。
フクロモモンガを飼育する時のポイント
フクロモモンガを飼う時のポイントは食事と運動です。
食事
栄養バランスのいい食事と、適度な運動が病気の予防に欠かせません。野生のフクロモモンガは生きた昆虫や植物の樹液、花の蜜、果実、野菜などを食べています。自然に栄養バランスの取れた食事しています。
ペットとしてフクロモモンガを飼う場合も、栄養バランスのいい食事を心掛けてあげましょう。生きた昆虫や植物の樹液、花の蜜、果実、野菜などを毎日揃えるのは難しいのでフクロモモンガ用のペットフードをあげましょう。
ペットフードは栄養バランスがとれています。ビタミンゼリーを併用するのもオススメです。エサの量はフクロモモンガの体重5~10%程度を目安に、食べきる量を与えましょう。フクロモモンガは夜行性なので、エサを与えるタイミングは夕方がいいでしょう。
運動
フクロモモンガの飼育に、食事と共に重要なのが運動です。ケージ内では十分な運動はできず、ストレスもたまってしまいます。1日数時間ケージから出して、部屋に放ってあげましょう。フクロモモンガとのコミュニケーションもとれて、楽しい時間になるはずです。
くれぐれも窓の戸締り、誤飲や誤食に注意してくださいね。フクロモモンガを部屋に放つのは、フクロモモンガの楽しみでもありますが、飼い主にとっても楽しみです。
フクロモモンガの臭い対策は欠かせません
フクロモモンガは、トイレのしつけができません。そのため床材はこまめに交換しないと臭いが気になります。糞や尿はもちろん、食べかすや食べ残しも臭いの原因となります。
床材をこまめに交換しないとダニやカビ、細菌が増えてフクロモモンガが病気にかかってしまう恐れがあります。
また、床材の種類によってはアレルギーを起こす場合もあるため注意深く観察してあげましょう。
臭い対策は床材をこまめに交換するだけでは十分ではありません。
トイレのしつけができないフクロモモンガは、ケージの外に尿が飛び散ることもあります。部屋に放った時にどこでも用を足します。ケージの周りの床や壁にシートで養生するなどして、すぐに拭けるようにしておきましょう。
部屋に放った時に用を足した場合は、すぐに拭き掃除です。かわいいフクロモモンガを飼うための努力ポイントだと思い、がんばって掃除しましょう。
フクロモモンガの臭いはもう1つあります。それは体臭です。フクロモモンガは匂いで縄張りを判断するため、臭腺から強力な臭いの液を出します。
発情期にはさらに強烈になります。体臭対策やケージ内の掃除をこまめにするしかありません。フクロモモンガの巣箱や、遊び道具は特に臭いがつきやすいので掃除した後に日干しするといいでしょう。
しかし、フクロモモンガは匂いで縄張りを判断するため、巣箱や遊び道具の臭いを完全に消す、消臭剤を使うのはオススメできません。フクロモモンガがストレスを感じてしまいます。フクロモモンガが常に触れているものは、ある程度匂いを残しておいてあげましょう。
かわいいフクロモモンガですが、臭い対策だけはなかなか大変かもしれません。
まとめ
今回はフクロモモンガの飼い方や寿命、臭い対策について紹介しました。フクロモモンガを飼うには、臭いを上手くコントロールする必要があります。
自分で掃除しても「部屋の臭いがとれない…」「臭いが気になる…」そんな時はハウスクリーニングを利用するのも1つの手ですよ。
また、いつか訪れるお別れの時、ペットの供養を依頼できる業者も探さなくてはなりません。
地元の出張ペット火葬業者を探す
出張訪問サービスの検索予約サイトすまいのホットラインでは、高い技術を持った出張ペット火葬の専門業者が多数出店しています。
予約前に無料で質問ができ、作業料金や利用者の口コミも公開されているので、あなたの悩みを解決するピッタリの専門家を見つけることができます。
すまいのホットラインは、引越し・不用品回収・ハウスクリーニングなど、
200種以上の出張訪問サービスを予約できる、日本最大級の検索予約サイトです。
- 「相場」がわかる
- 総額料金や実際に利用した人の口コミで選べる
- 「人柄」で選べる
- スタッフの技術力や雰囲気・こだわりで選べる
- 「何でも」頼める
- どうすればいいかわからないお困りごとも解決