芝生のエアレーションとは?エアレーションの道具ややり方をまとめて紹介
芝生を元気にするには、エアレーションするといいでしょう。エアレーションすることで芝生の根が活性化されたり、水はけも良くなり芝生が元気になります。今回は芝生をエアレーションする方法や時期、注意点を紹介します。
芝生のエアレーションとは?
エアレーションとは「芝生に穴をあける作業のこと」をいいます。硬くなった土壌に穴をあけて、空気や水を送りやすくします。また、芝生の古い根を切り、根の新陳代謝を促します。
芝生に穴をあけると逆に傷んでしまうのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。エアレーションすることで芝生の根を活性化させたり、水はけがよくなったりします。その結果、病気を防ぎ、芝生を長持ちさせられます。エアレーション後すぐに効果が出てくるわけではありませんが、長い目で見るととても大切な作業です。
エアレーションしないと土が硬くなり、空気や水が入りづらくなります。芝生を張って1年も経てばガチガチに硬くなってしまうでしょう。そうなると芝生の環境が悪くなり元気に育たなくなるので、定期的に芝生をエアレーションする必要があります。労力を使うため少し大変な作業ですが、年に数回すると庭の芝生をキレイに保てます。
エアレーションする時期や頻度
エアレーションは芝生の生長が盛んな時期にするのがいいので、春と秋がベストです。庭の状態に合わせて3月~6月に2回、9月に1回するのが理想です。芝生のエアレーションの時期については下記の記事で詳しく紹介しています。
「年に3回もするのは難しい」「なかなか気持ちが進まない…」という方もいらっしゃいますよね。そういう場合は、最低でも年に1回、春の時期にするようにしましょう。これはあくまで目安で、多くの人が踏み入れる庭であれば、もっと多くする必要があります。逆にあまり人が入らない庭であれば、回数は少なくしても大丈夫です。
エアレーションを年に何回すればいいのか悩む時は、芝生の様子を確認してみましょう。肥料を撒いたり、目土しても芝生の元気がない場合は、エアレーションの回数を増やすといいかもしれません。
夏もエアレーションする時期としてよさそうなイメージがあるかもしれませんが、気温が高いと乾燥しやすく芝生も傷みやすいのでNGです。また、冬も芝生が生長しない時期のため避けましょう。夏と冬にエアレーションすると芝生を傷めたり、やっても意味がなかったりします。
芝生のエアレーションに必要な道具や代用品
穴あけに使う道具
以下の中のどれか1つ準備しましょう。
エアレーションスパイク
簡単に作業するなら、エアレーションスパイクがおすすめです。靴に装着して芝生の上を歩くだけでエアレーションできます。お子さんでも簡単にできます。ただし、深くまで穴をあけることは難しいので効果は低めです。
ローンスパイク
ローンスパイクは体重をかけ、先端についた複数の刃で芝生に穴をあけます。エアレーションスパイクよりも深く穴をあけられます。ローンスパイクはエアレーションに効果的ですが、刃こぼれしやすいため使う度に刃の様子を確認するといいでしょう。
ローンパンチ
エアレーションに1番効果があるのはローンパンチです。刃の先端が丸い筒状になっていて、しっかりと穴をあけられます。その分労力も使いますので、体力がある方におすすめです。
マイナスドライバー
エアレーションスパイク、ローンスパイク、ローンパンチなどエアレーション専用の道具がない場合はマイナスドライバーで代用できます。ただし、穴をあけるのが大変なため、狭い場所の時だけ使うといいでしょう。
その他に必要な道具
ほうきやトンボ
土を集めたり、ならしたりするのに使います。
目土
ホームセンターやネットショッピングで手に入ります。水はけが悪い時は目砂を準備しましょう。
散水道具
じょうろやホースなど、自宅に適したものを用意しましょう。
エアレーションのやり方
難しそうなイメージがあるエアレーションですが、必要な道具があれば自分でもできます。
タイトル
- エアレーションする前にず芝刈りする。
- ローンスパイクやローンパンチなどを使って、芝生に穴をあける。
- 穴をあけると古土が出て散乱します。穴あけ直後だと土が湿って集めにくいので、しっかりと乾いてから、ほうきやトンボを使って土を集める。
- 穴あけが終わったら芝生の根に直射日光が当たらないように、穴があいた部分に目土します。その後、ほうきなどを使ってならします。
- 穴に砂が入りやすくなるよう、たっぷりと水やりして完了。
芝生が伸びたままだと穴あけしづらくなるので、エアレーションする前には必ず芝刈りや、石や枯草なども取り除いておきましょう。
穴と穴の間隔は7cm以下にするのが理想です。効果を高めたい場合は間隔を狭くするといいでしょう。ただし、間隔が狭すぎて穴が2重になってしまわないよう気を付けましょう。
芝生エアレーションの手順動画
時間のある方は、以下の動画で手順をわかりやすく確認できます。
芝生をエアレーションする時の注意点
植木周辺は避ける
エアレーションで植木の根を傷めてしまうと、枯れたり生長しづらくなったりします。特に植木の幹に近い根が傷んでしまうとダメージも大きくなるため、植木周辺はエアレーションしないようにしましょう。
エアレーション後は枯れて見えることも
エアレーションすると周辺の芝が枯れることがあるため「失敗した…」と思われる方もいらっしゃいますが、全く問題はありません。芝生が生長すれば2~3週間で元通りになります。
エアレーションすることで根が新陳代謝され、よりキレイな芝生に変わっていきます。ただし、枯れている原因が害虫や、病気である可能性も否定できないため、しっかり観察して見極める必要があります。
やりすぎはNG
芝生をキレイにしたい思いが強いと、徹底的にエアレーションしたくなりますがやりすぎはNGです。エアレーションの頻度を多くしすぎたり、穴をあけすぎたりするのは逆効果になります。芝生の根を傷めて、逆に元気がなくなる恐れがあります。
まとめ
今回は芝生をエアレーションする方法や時期、注意点を紹介しました。自分で芝生のエアレーションするのが難しいと感じる時は、専門業者にお願いするといいでしょう。専門業者は知識・経験が豊富なプロなので、庭に合った方法で芝生のエアレーションをしてもらえます。準備から後片付けまで全てお願いできるため、忙しい方にもおすすめです。
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