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給湯器の交換・取り付け

電気給湯器の交換は?ガス給湯器と電気給湯器どっちがいいか比較して決めよう

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給湯器には大きくわけて「電気給湯器」と「ガス給湯器」の2種類あります。それぞれの給湯器の仕組みや、メリットとデメリットを知り自分の生活スタイルにあった方を選びたいですよね。そこで今回は電気給湯器のメリットや、電気給湯器とエコキュートの違いを紹介します。

ガス給湯のメリットは使えるお湯の量

ガス給湯のメリットは使えるお湯の量
ガス給湯のメリットは使えるお湯の量

ガス給湯器の最大のメリットは、使いたい時に使いたいだけの十分なお湯を使えることです。

ガス給湯器のメリット

  • 使えるお湯の量に制限がない
  • お湯の温度にムラが少なく、設定した温度で利用できる
  • 給湯器本体が小さいために狭い空間でも取り付けが可能です

ガス給湯器のデメリット

  • ガスが停止するとお湯が使えない
  • 給湯器の排気設備を考えないと一酸化炭素中毒などの危険を伴う恐れがある
  • 電気給湯器と比べて寿命が短く、約10年で交換時期がくる

ガス給湯器を交換する料金相場については下記の記事で詳しく紹介しています。

ガス給湯器
ガス給湯器の寿命は?ガス給湯器を交換する料金相場や業者の選び方を解説

電気給湯器のメリットは場所を取らない

電気給湯器のメリットは場所を取らない
電気給湯器のメリットは場所を取らない

電気給湯器のメリットは、設置する場所を取らないことです。

電気給湯器のメリット

  • 電気を利用しているために排気設備が必要ない
  • 深夜などの時間帯割引を利用し、光熱費を抑えられる

電気給湯器のデメリット

  • 温水器のタンクが大きいために、広いスペースの設置場所が必要です
  • タンクの容量以上のお湯を使用すると、次のお湯を沸かすまでに時間がかる
  • お湯の温度にムラがあり、冬場ではお湯を沸かすために時間がかる

電気給湯器の耐用年数と交換目安

電気給湯器の耐用年数と交換目安
電気給湯器の耐用年数と交換目安

耐用年数

ガス給湯器でも電気給湯器でも、耐用年数は約10年といわれています。

しかし、機種、設置の環境、利用の仕方などで変わるため一概には言えません。比較的長持ちしている場合でも、15年を超えると故障しやすくなります。

交換する目安

キッチンや浴室に専用のリモコンが付属しています。電源を入れてからお湯を使用する時に、エラーのサインが出始めたら給湯器に不具合が生じているサインです。このサインが出たら、給湯器の修理依頼が必要です。使用年数の長い給湯器の場合は、この段階で修理ではなく交換した方がいい時もあります。

給湯器を交換する時は、冬場よりも夏場などの暖かい時期に交換を検討した方が、万が一急に給湯器などが故障しても冬場で寒い思いをしなくてすみます。古い給湯器をお使いの場合は、ある程度交換のスケジュールを考えておいた方がいいでしょう。

電気給湯とガス給湯の注意点

電気給湯とガス給湯の注意点
電気給湯とガス給湯の注意点

給湯器を交換する時は、ガス給湯器を選ぶか?電気給湯器を選ぶか?悩みますよね。そこで給湯器の機種を選ぶ時に知っておきたい注意点を紹介します。

ガス給湯器の注意点

ガスには「都市ガス」と「LPガス」の2種類あります。給湯器はガスの種類によって、使用する機種が違います。都市ガスには都市ガス用の給湯器、LPガスにはLPガス用の給湯器を選びましょう。もし違う種類の給湯器を使用すると、点火不良を起こし故障となる原因となります。

また、万が一にも点火不良から火事へと大事故に繋がる恐れもあるので、きちんとした定格な規格の給湯器を選んで交換しましょう。

電気給湯器の注意点

電気給湯器から電気給湯器へ交換する時は、同じサイズ(容量)の機種であれば特に注意点はないでしょう。家族の人数が増えたり、お湯の使用量で前回の温水器では何度も途中でお湯を沸かしていることがあれば、次は大きめのサイズ(容量)を設置するのがオススメです。

電気給湯器からガス給湯器の場合は、ガスが必要です。オール電化にお住まいの場合などは、ガス給湯器が使える環境かどうか確認する必要があります。反対にガス給湯器から電気給湯器へと交換する場合は、電気給湯器が設置できるスペースがあるかどうか確認しましょう。

電気給湯器とエコキュートの違いは?

電気給湯器とエコキュートの違いは?
電気給湯器とエコキュートの違いは?

給湯器の機種で悩んでいるなら、「エコキュート」の事も知っておくといいでしょう。エコキュートとは電気給湯器と同じで電気を利用していますが、電気給湯器とは違う方法で水からお湯へと沸かします。電気給湯器は水中のヒーターを利用して、電気のみの力でじっくり水を暖めてお湯にしていきます。

一方、エコキュートは温水器横に専用のファンが付属しており、このファンで空気中の熱を吸収して、その熱でタンク内の水をお湯へと沸かしていく仕組みです。電気給湯器と違い、電気だけの力だけでなく空気中の熱をも利用しながらお湯へと沸かすので、電気給湯器よりも光熱費がグッと抑えられて注目を浴びている機器のひとつです。

ただし、機器の種類にも違いはありますが、電気給湯器よりも20万~30万程度の価格の差があるために、なかなか手が延ばしにくいものです。

しかし、年間の光熱費は電気給湯器よりもエコキュートの方が6万~8万程度の差があり、後々を考えるとエコキュートにするのもいいかも知れませんね。電気給湯器を決める前に、エコキュートの光熱費などシミュレーションしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

そこで今回は電気給湯器のメリットや、電気給湯器とエコキュートの違いを紹介しました。ガス給湯器からガス給湯器へ交換を検討される方はもちろん、電気給湯器へと変更を検討されている方も、色々とわからないことや不安要素があると思います。

そういった不安を少しでも取り除き、快適な毎日を送るためにも、給湯器の交換は業者に相談、依頼することをオススメします。

エコキュートとは?
エコキュートとは電気給湯器と同じで電気を利用していますが、電気給湯器とは違う方法で水からお湯へと沸かします。電気給湯器は水中のヒーターを利用して、電気のみの力でじっくり水を暖めてお湯にしていきます。「電気給湯器とエコキュートの違いは?」で詳しく紹介しています。

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電気工事士2種、一級塗装技能士 松浦 隆之介
監修者

電気工事士2種、一級塗装技能士

松浦 隆之介

元請け足場専門会社として誕生し、さまざまな施工現場で技術を取得しました。全工程を自社で一括施工できるように塗装工事を含む事業を展開中です。