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室内コンセント増設・電気スイッチの修理(交換)

コンセントの交換費用は?自分でコンセントカバーを交換する方法や費用相場を紹介

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コンセントを当たり前のように使用していますが、コンセントにも寿命があります。今回はコンセントの交換時期や費用相場、業者に依頼する時のポイントを紹介します。

コンセントを交換する必要があるの?

コンセントを交換する必要があるの?
コンセントを交換する必要があるの?

電気によって私たちの生活は大変便利になりました。電気が果たす役割は大きく、もはや電気は私たちの生活に欠かせないものといっても過言ではありません。大変便利で役立つ電気ですが正しく使用しないと感電したり、出火するなどの危険性もあるため気をつけなければなりません。

皆様がご存じの通り、電気を得るにはコンセントが必要です。コンセントは電化製品のプラグを挿して、電化製品に電気を供給する役割を果たしています。コンセントの2つの穴の長さには違いがあり、役割も異なります。コンセントの2つの穴は一般的に左の穴は9mm、右の穴は7mmです。

右の穴は電化製品に電気を供給する穴、左の穴は電気の帰り道の役割を果たしています。左の穴は電線で地面と繋がっており、異常に高い電圧の電気が流れた場合は電気を地面に流し感電などのリスクを回避しています。私たちが安心して安全に電気が使えるのは、コンセントが正常に機能しているからです。

コンセントが油やほこりが多い厳しい環境下や、経年劣化や汚れがたまったり、その他の理由により破損やひび割れているのに使い続ければショートして漏電や出火する恐れがあります。コンセントは定期的に確認して、早めに異変に気づき必要があれば交換する必要があります。

コンセント交換(修理)する時期の見極めるポイント

コンセント交換(修理)する時期の見極めるポイント
コンセント交換(修理)する時期の見極めるポイント

コンセントを確認して下記の状態に当てはまるのであれば、早めにコンセントを交換(修理)することをオススメします。自分でできるコンセントの修理については下記の記事で詳しく紹介しています。

コンセント 修理
コンセントの修理方法は?コンセント修理の注意点やプラグやカバーを交換する方法

10年以上使用している

一般的にコンセントの寿命は10年とされていますが、コンセントを使用する環境や頻度によっても大きく異なります。10年以上経過しているコンセントは、こまめに確認しましょう。コンセントを差し込んでもちょっとした力で抜けてしまったり、電気が流れない場合はコンセントが寿命を迎えています。

破損やひび割れがある

コンセントが破損していたり、ひび割れしていたりする場合はすぐに交換しましょう。破損やひび割れの隙間から水やほこりが入ると、漏電や出火する恐れがあり大変危険です。

異常な発熱がある

使用する電化製品によっては多少熱を持つこともありますが、手で触ってみてほんのり温かい程度の熱であれば問題ありません。

しかし、手で触れないほど熱くなっているのであれば話は別です。コンセントから発火する恐れがあり危険です。使用を中止してすぐにコンセント交換しましょう。熱でコンセントカバーが変形することもあるので、今現在は使用していないが見た目がおかしいコンセントは熱を持たないか確認しましょう。異常に発熱するようなら使用せずに交換しましょう。

自分でできるコンセントカバーの交換方法

自分でできるコンセントカバーの交換方法
自分でできるコンセントカバーの交換方法

コンセントの交換が必要になれば費用をおさえるために自分で交換したいと思いますが、配線工事を伴う工事は電気工事士の資格を持った者しかできません。インターネット検索すると自分でできるかのような記事を目にしますが、資格を持っていない人は作業できないので注意しましょう。

配線工事するには知識と経験が必要で、資格のない素人がすると感電や出火の恐れがあり危険です。コンセントカバーを交換するだけであれば、配線工事を伴わないため資格がなくても作業できます。コンセントカバーが劣化していたり、破損しているのであれば自分で交換しても大丈夫です。

準備物

  • 新しいコンセントカバー
  • ドライバー
  • 洗剤またはアルコール

コンセントカバーの交換手順

  1. 古いコンセントカバーを外す。
  2. 土台の金属取付枠プレートに付いている上下2個のネジを外して取り外す。
  3. 周囲が汚れていたら洗剤やアルコールなどで拭く
  4. 新しいコンセントカバーを取り付けて完了

古いコンセントカバーを外す時は、ネジ止めされているものはネジを外し、メ込み式の物はマイナスドライバーを差し込み、ぐっと手前に引いてコンセントカバーの化粧カバーを外しましょう。コンセントカバーのおすすめ商品や交換方法については下記の記事で詳しく紹介しています。

コンセントカバー
コンセントカバーのおすすめ商品やいたずら防止商品!コンセントカバーの交換方法も紹介

コンセントカバーの劣化や、破損がコンセントの異常な発熱などによるものであればコンセント本体の交換が必要になるため自分でできません。電気工事士の資格がある専門業者に依頼しましょう。コンセントカバーの交換以外は、配線工事を伴うため電気工事士の資格が必要になります。

コンセント交換する費用相場は?

コンセント交換する費用相場は?
コンセント交換する費用相場は?

複数のコンセントを交換する場合は別々に交換するより、いっぺんに交換した方が工事費用をおさえられることが多いです。別々に交換すればその都度出張費がかかりますが、複数のコンセントをいっぺんに交換すれば出張費は1回分ですみます。

1箇所しかコンセントを交換する必要がないのであれば1箇所だけでいいのですが、必要があれば他も依頼した方がいいでしょう。コンセント交換以外の工事でも出張費の件は同様です。コンセント交換以外の工事も検討してみましょう。

一緒に依頼する工事として人気があるのが、コンセントの増設や屋外用コンセントの増設、専用コンセントの増設などです。電源タップを使ってタコ足配線している場合や、屋外コンセントが欲しい、将来に備えエアコンなどの専用コンセントが欲しいなどの場合は検討してみる価値がありそうです。コンセントの増設方法については下記の記事で詳しく紹介しています。

コンセント増設
コンセント増設の費用は?増やし方は?コンセント増設する方法や費用相場、依頼する時の注意点

コンセント交換の料金相場を紹介します。

コンセント工事の費用相場

  • コンセント交換・・・3,500円~15,000円
  • コンセント増設・・・5,000円~30,000円
  • 屋外用コンセント増設・・・10,000円~25,000円
  • 専用コンセント増設・・・12,000円~16,000円
  • コンセント修理・・・8,000円~15,000円
  • コンセント移動・・・5,900円~30,000円

コンセント工事費用は「部品代+作業費+出張費」の合計です。

このため遠くの業者ほど高い傾向にあります。作業費は配線する距離や、新設または既存のコンセントを分岐するなどコンセントの設置環境や工事内容、仕上げ方に大きく左右されます。大変な作業や作業時間が長くかかる工事は、それだけ技術料を含む人件費がかさみます。

また、分電盤の増設や切り替えや交換工事が必要な場合は、50,000~80,000円程度の大きな工事費用を覚悟しなければなりません。もちろん、業者によっても費用は異なります。

例えば複数のコンセント交換をお願いする場合、全て同一の工事費の業者もあれば2箇所以上は安くなる業者もあるため、複数の業者を同一条件で比較するのが一番です。できるだけ正確な金額を知りたいのであれば、現地調査してもらって見積もりしてもらうといいでしょう。

コンセントの交換を業者に依頼する時のポイント

コンセントの交換を業者に依頼する時のポイント
コンセントの交換を業者に依頼する時のポイント

電気配線図を用意する

業者は家全体の配線を調査して、問題がないことを確認してから工事します。作業前に家の電気配線図を渡しておけば、調査時間を短縮でき費用をおさえられる可能性があります。少なくとも業者に気持ちよく作業してもらえます。

相見積もりする

はじめに安い料金で誘い、しつこい営業の末に工事を依頼したら追加費用で高い料金を請求してくる業者などもいます。1つの業者の情報を見て決めるのではなく、複数の業者を同一条件で比較して業者を選ぶことが重要です。

まとめ

今回はコンセントの交換時期や費用相場、業者に依頼する時のポイントを紹介しました。古いコンセントや汚れたコンセント、破損したコンセントは交換する必要があります。

しかし、コンセント交換は電気工事士の資格を持つ者でなければ作業できません。そこで重要になるのが業者選びです。費用をさおえたいのはもちろん、信頼できる業者に依頼しましょう。

コンセントカバーの交換は自分でできる?
コンセントカバーを交換するだけであれば、配線工事を伴わないため資格がなくても作業できます。「自分でできるコンセントカバーの交換方法」で詳しく紹介しています。

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