レンジフード(キッチンの換気扇)の種類や交換時期のまとめ!レンジフードの選び方も紹介
毎日のようにキッチンで料理する時に使用するのがレンジフードは定期的にお手入れしていても気がつけば劣化したり、油汚れが取れなかったりします。そこで今回はレンジフードの種類や、交換(買い替え)時期を紹介します。
レンジフードの交換(買い替え)時期は?
レンジフードと呼ばれているものは台所のガスコンロ周辺の換気扇および、その換気扇を覆うカバーのことです。一昔前の台所はガスコンロ周辺にプロペラがついた換気扇が、直接壁に取り付けられていました。
換気扇にカバーがつくと調理時に出る匂いや蒸気、煙を取り込みやすくなり、効率的に排煙ができるというメリットがあります。便利なレンジフードですが、新品の状態から7~8年でだんだん機能が低下していくと言われています。
油汚れや煙が出た時のススなどが蓄積することが原因です。定期的に掃除しても、落とせきれない油汚れなどがたまりす。そうなると煙や臭いなどが排出されにくくなったり、換気扇から異音が発生するようになります。
一般的にレンジフードの買い替え時期のタイミングは約10年と言われています。
音がうるさくなった
レンジフードから異音がする場合は、一度プロペラの油汚れを落としたり、ファンに潤滑油を補充してみましょう。
カバーがガタつく
レンジフードの運転中にカバーがガタつく場合は、取り付けのネジが緩んでいる場合があるのでネジを締め直してみましょう。それでも異音がしたり、振動がある場合はモーター自体の経年劣化いわゆる寿命です。
換気されない
換気機能が落ちていないか確認するのも重要です。毎日調理していると機能が落ちているかに気づきにくいです。ティッシュペーパーを1枚換気扇の近くに近づけてみて、十分に吸い付くかどうか確認してみましょう。ティッシュが吸い付かないようであれば、換気機能が落ちています。
換気機能が落ちたレンジフードはガス漏れが起こった時など火災や、ガス中毒が発生する原因になります。ガスコンロを交換する機会がある場合は、同時にレンジフードの交換も検討してみましょう。最近ではレンジフードとコンロの連動機能のあるモデルが販売されています。
キッチン換気扇を交換する方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
レンジフードカバーと換気扇カバーの種類
レンジフードの覆い(カバー)は大きく分けて4種類あります。レンジーフードの外し方や掃除方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
レンジフードカバーのブーツ型
その名の通りブーツ型のカバーがついたスタンダードな深型レンジフードです。ニオイや蒸気を集める性能が高いのがメリットですが、パーツが多くお手入れが大変なのがデメリットです。
レンジフードカバーのスリム型
換気部分が四角形のスタイリッシュでスリムな形の薄型レンジフードです。以前はブーツ型が主流でしたが、近年ではこちらのスリム型の方が人気のデザインです。
レンジフードカバーのファルコン型
フード部分が曲線状のファルコン型です。コンロに近いデザインで排気しやすくレンジフードのお手入れも楽なのがメリットです。
レンジフードカバーのフラット型
コンロの天井部分に取り付けられているのがフラット型です。取り付け位置の高さが確保できない時や、天井が低い場合につけられます。マンション等のつけられているケースもよく見られます。
換気扇カバーのシロッコファン
最近主流なのがシロッコファンです。静圧の高い環境でも排気しやすく、自由な向きに取り付けが可能です。一般住宅だけでなくマンション等でも多く使用されています。
静音なのがメリットですが、幅の狭い羽根が数十枚付いている形状なため、汚れをためてしまうと掃除がしにくいというデメリットがあります。
換気扇カバーのプロペラファン
昔からある扇風機の羽根のようなプロペラ形状の換気扇です。価格が安く風量が大きく、掃除もしやすいのがメリットです。
しかし、換気扇が外壁に接している場合のみしか取り付けできず、静圧が低いのがデメリットです。
換気扇カバーのターボファン
プロペラファンとシロッコファンの中間の特徴を持ったのがターボファンです。幅の広い羽根が数枚付いている形状が特徴です。風量が大きく効率よく排気できます。
音はシロッコファンよりは大きくプロペラファンより音が静かです。羽根の数が少ないので、掃除がしやすいというメリットがあります。
レンジフードの便利な機能
最近ではレンジフードは換気機能だけでなく、色々な機能が備わったものも出ています。
照明機能
レンジフードの下のコンロを照らすライトがあり、調理の時に便利です。
自動運転機能
コンロやIHクッキングヒーターをつけると同時に自動で換気スイッチが入り、火を消すと止まる機能です。
同時吸排気型
排気と吸気を同時にできるダクトが2本付いているタイプです。24時間換気したい場合に便利です。
省エネ運転機能
センサーで調理時の煙をキャッチして、自動で最適な風量に調整できる機能です。光熱費が節約できます。
リモコン機能
リモコンで換気扇のON、OFFができる機能です。体格的に換気扇のスイッチに手が届きにくい人には便利です。
エアカーテン機能
左右に弱い風を送り、油煙が横に逃げるのを防ぐ機能です。コンロの周りの汚れが気になる場合や、IHクッキングヒーターの気流を集めるのに便利です。
常時換気機能
調理していない時も低風量で換気する機能です。家の中の湿気や臭いがこもらなくなります。
自動洗浄機能
最近ではセルフクリーニング機能がついた商品も出ています。手洗いするよりも節電や節水ができて、普段の光熱費も削減できます。
筆者の家は主人が料理してくれるのですが、いつも換気扇をつけないので自動運転機能が欲しいと思ってしまいます。マンションでは24時間換気が当たり前となっていますが、戸建て住宅でも、家中の換気のために同時吸排気型や常時換気機能がついたものも便利です。
レンジフードを選ぶ5つのポイント
レンジフードのお手入れのしやすさは、機能や寿命にもかかわってきます。最近ではセルフクリーニング機能がついたレンジフードも販売させれています。(通常のレンジフードと比べて値段は高め)
お手入れがしやすいのは、最近主流のスリム型のレンジフードです。シンプルな形状で、汚れがふきとりやすいです。他にもノンフィルタータイプや、油汚れがつきにくい加工のレンジフードなども数多く販売させています。
レンジフードを選ぶポイントは5つあります。
- 気に入ったレンジフードの形(デザイン)があるか?
- 換気扇の種類を選んだか?
- お手入れはしやすいか?
- 予算に見合った値段か?
- 今使っているレンジフードのサイズと一緒か?
レイアウトを替えたい場合は、今お使いのキッチンが希望のレイアウトに施工可能かどうか、取り付けを依頼する業者に相談してみましょう。
まとめ
今回はレンジフードの種類や、交換(買い替え)時期について紹介しました。レンジフードを買い換えようとお考えの方は、今取り付けているレンジフードやキッチンの条件を確認して、便利で使いやすいお気に入りのレンジフードを探しましょう。
また、レンジフードに付いた頑固な汚れの掃除は業者に依頼できます。
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