運転中にヒヤリとする場面がありますよね?近年あおり運転や危険運転が社会問題になっており、ドライブレコーダー選びに悩んでいませんか?あおり運転や危険運転の被害者になった時に、有効な証拠として動画や音声記録が役に立ちます。人気のドライブレコーダーを設置しておけば、鮮明な画像や動画、クリアな音声によって自分の正当性を証明できる可能性を高められます。今回はドライブレコーダーを選ぶポイントや、オススメの商品を紹介します。
ドライブレコーダーが人気になっている2つの理
ドライブレコーダーは車に取り付けて、映像で記録を残せる装置です。ドライブレコーダーの人気が高まっている2つの理由があります。
運転中や事故前後を記録できる
交通事故では、お互いに「自分が交通ルールを守っていた」と主張し合います。そのため客観的な証拠があるのかどうかで、示談交渉や裁判の結果が大きく変わります。人気のドライブレコーダーは鮮明な画像で録画、または連続撮影できます。基本的に運転中に何が起きたのかを確認しやすい動画です。デジタルカメラのような本体に、固定用のアームなどがついています。電源も車内で電気製品を使う時のシガーソケットというのが一般的です。
性能のわりに安価で取り付けできる
現在のドライブレコーダーはどれも高性能で、人気の機種ともなれば多角的に撮影できますスマートフォンのカメラからも分かるように、小型の市販品でも十分な効果を発揮します。電気工事士といった資格や経験がない人でも、工事不要のドライブレコーダーなら自分で取り付けられます。保護用のフィルムを剥がして、強力な両面テープで車のガラスに直接貼り付けるだけです。
5種類のドライブレコーダーの特徴
一体型
一体型とは、ライブレコーダーのカメラやマイク、記録部分が一体になった製品です。配線が不要で簡単に取り付けられて、すぐ使えるのは大きなメリットです。しかし、後方カメラがついていない商品もあります。
分離型
分離型とはドライブレコーダーのカメラと記録部分が分かれたタイプです。カメラ部分を小さくできるので、運転中視界に入ってもあまり気になりません。カメラはどこにでも設置可能で、リア側に付けて後方を撮影することもできます。しかし、配線が複雑なためカー用品店などで取り付けてもらった方がいいでしょう。
ミラー型
ミラー型はカメラをルームミラーの裏側に隠せて、前方視界を遮ることなくドライブ状況を録画できます。レコーダーの設置後に目立ってしまう確認用のモニターも鏡面に一部に映し出すタイプが多く、面倒な配線せずにルームミラーに取り付けられます。
常時録画
常時録画とはエンジンが作動している時は常に撮影します。エンジンを切った後も録画を続ける製品もあり、異常発生時にオーナーのスマートフォンやパソコンなどにアラームが鳴り、車上荒らしや車泥棒に遭わないような機能を備えた製品もあります。
Gセンサー録画
Gセンサー録画とは内蔵されているG(重力)センサーが、急ブレーキや接触などによる一定以上の衝撃を検知した場合に、衝撃のもととなるでき事の前後の映像をmicroSDカードに録画します。常時録画中でも上書きされない領域に記録することで、時間がたっても映像が保護されます。
ドライブレコーダーを選ぶ8つのポイント
ドライブレコーダーはカーディーラーやカー用品店、ホームセンター、家電量販店、インターネット通販などで入手できます。ドライブレコーダーは種類が多く価格の幅も数千円~数万円と幅が広いため、どのドライブレコーダーを選べばいいのか悩みます。ドライブレコーダーを選ぶ時のポイントを紹介します。
記録画素数
画素数が大きいドライブレコーダーほど画像がキレイです。相手のナンバーがわからないのではドライブレコーダーの意味がありません。記録画素数を確認しましょう。フルHD200万画素以上がオススメです。
画像補正
トンネル出口や夕日などのまぶしいと感じる状況下では、画像が白くなり見えなくなる「白とび」や、暗い所が黒くなる「黒つぶれ」という現象がおこりやすいです。「HDR」や「WDR」という画像補正機能が付いていれば、「白とび」や「黒つぶれ」を防いでくれます。
夜間機能
暗い夜間でも録画できなければ、夜間の運転に不安が残ります。「スーパーナイトビジョン」「ナイトサイト」「STARVIS」などの夜間機能があれば安心です。
録画範囲
フロントカメラだけのドライブレコーダーよりもフロント・リアカメラのドライブレコーダーの方が前後を録画できるためオススメです。また、広角に録画できるドライブレコーダーの方がより広範囲を録画できます。水平画角120度以上がオススメです。
LED信号機対応
LED信号機は目に見えないスピードで点滅しており、ドライブレコーダーの録画タイミングが信号機の点滅スピードと重なると信号が黒く映ってしまい、信号の色が確認できないことがあります。「LED信号機対応」のドライブレコーダーなら安心です。
イベント録画
ドライブレコーダーは常に録画され、古い画像を上書きします。「衝撃感知」「Gセンサー」というイベント録画機能があれば、衝撃を受けた前後の画像を保存してくれるため、上書きされる心配がありません。クルマが衝撃を受けると録画や保存するため、駐車監視にも役立ちます。
駐車監視機能
「動体検知」機能があれば衝撃の他、人などの動きで反応します。
GPS
「GPS機能」があれば位置やスピードも記録できます。
自分で取り付けられるドライブレコーダーか確認する
ドライブレコーダーを取り付ける時に問題になるのが電源の取り方と配線です。電源の取り方は主に3つあります。
・シガーソケットから電源を取る
・ヒューズから電源を取る
・カーナビやオーディオなどのオーディオ電源から電源を取る
シガーソケットから電源を取る方法は簡単で、自分でドライブレコーダーを取り付けられるでしょう。ヒューズもしくはオーディオ電源から電源を取る方法は、難易度が高いため業者に依頼した方がいいでしょう。
簡単とはいえ、シガーソケットから電源を取る方法も配線問題があります。配線が出ていても気にならないというのなら、車内に配線を出しっぱなしでもいいかもしれませんが、見た目が悪く、配線に足を引っかかったり、配線が傷んでしまう恐れもあるため配線は隠した方がいいでしょう。配線を隠すには内張りをはがす必要があります。