ディスポーザーの掃除は氷と食器用中性洗剤で◎臭いやヌメリを解消するディスポーザー掃除
ディスポーザーの掃除は「食器用中性洗剤」と「氷」さえ用意すれば簡単にできます。そこで今回はディスポーザーの掃除を場所別(入り口、粉砕機、タンク底面、ヒーターパネル、フィルター)に紹介します。
ディスポーザーを使う時や掃除する時の注意点
ディスポーザーを使う時や掃除する時の注意点があります。ディスポーザーは毎日使うものなので、しっかり把握して適切に扱いましょう。
入れてはいけない物を入れない
下記のようなものを入れると、ディスポーザーの機能低下や故障につながります。
- 硬いもの(大きな骨、貝殻、大きなカニの殻、果物の大きな種など)
- 繊維質のかたまり(トウモロコシやたけのこの皮など)
- 多量の油
- 異物(スプーン、フォーク、はし、ビニール袋、プラスチック製トレー、輪ゴムなど)
うっかり入れてしまったら、ディスポーザーを運転せずに取り除きましょう。
また、熱湯をそのまま流してしまうと、ディスポーザーのパーツや、排水管が変形してしまう恐れがあるため60℃以下に温度を下げてから流しましょう。熱いお湯がディスポーザー内や、配管内に流れ込む据え置きタイプの食器洗い機の使用は避けた方がいいでしょう。
ディスポーザーは週1回掃除する
ディスポーザーの臭いや、ヌメリを予防するために週に1度を目安にディスポーザーを掃除しましょう。清潔に保つことが、長持ちさせることにもつながります。
また、塩素系漂白剤を使うと処理槽の処理能力に悪影響を与えるため使用は避けましょう。
ディスポーザーを掃除する時は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてから掃除しましょう。濡れた手で電源プラグを抜くと危険です。事故や感電から身を守りましょう。
ディスポーザー入り口を掃除する方法
電源プラグは抜きましたか?では、ディスポーザーの掃除を始めましょう。
準備物
- ビニール手袋
- 食器用中性洗剤
- スポンジ
ディスポーザー入り口を掃除する手順
- 生ごみの投入口や、フタなど外せるディスポーザーのパーツを外す。
- 食器用中性洗剤とスポンジを使って、外したディスポーザーのパーツを洗って完了。
ディスポーザーの粉砕機内部を掃除する方法
入り口の掃除が終わったら、次はディスポーザーの心臓部である粉砕機内部の掃除です。粉砕機は生ごみを粉砕する所なので、細かい生ごみが付いて常に汚れています。粉砕機内部は狭くて掃除しにくいので、あるものを使って簡単に掃除する方法を紹介します。
準備物
- 氷(粉砕機内部の半分を埋める程度)
- 食器用中性洗剤
- 重曹、クエン酸または柑橘類の皮
ディスポーザーの粉砕機内部を掃除する手順
- ディスポーザーに水を流して、残っている生ごみを洗い流す。
- 粉砕機内部の半分位を埋める程度の氷と、食器用中性洗剤を少し入れる。
- 水を流さずにディスポーザーを運転する。氷が粉砕機内部に当たり汚れが落ちます。
- 氷がなくなったら、水を流してすすいで完了。
この掃除方法なら週に1回でも、あまり負担になりません。
上記方法で掃除したのに臭いやヌメリが気になる場合は、粉砕機内部に「重曹+クエン酸または、柑橘類の皮」を入れて、ディスポーザーを運転しましょう。ディスポーザーの臭いやヌメリが取れます。
ディスポーザーの他の箇所を掃除する方法
ディスポーザーには他にも掃除箇所があります。タンクの底面、ヒーターパネル、フィルターなどは週に1度とはいいませんが定期的に掃除しましょう。
タンク底面やヒーターパネルの掃除方法
準備物
- ビニール手袋
- 食器用中性洗剤
- やわらかい布
- やわかめの歯ブラシ
タンク底面やヒーターパネルの掃除手順
- ヒーターパネルの上に生ごみが落ちていたら取り除く。
- やわらかい布を水で濡らして固く絞り、タンク底面やヒーターパネルを拭く。汚れがひどい場合は、食器用中性洗剤を少しつけて拭いて、乾いた布で洗剤を拭き取って完了。
ベンジン、シンナー、アルコール等で拭くのはやめましょう。感電や引火の原因になりかねませんので注意しましょう。
タンクを見ると排出口に生ごみがたまり、詰まっているように見えます。しかし、この状態が正常のため、生ごみはそのままにしておきましょう。新しい生ごみが入ってくると、たまっていた生ごみが押し出されるという仕組みになっています。この生ごみを取り除いてしまうと処理機本体からタンクへ水が逆流する可能性があります。
フィルターの掃除方法
準備物
- 特になし
- 古くなった歯ブラシ
フィルターを掃除する手順
- ディスポーザーのフィルターを外して洗います。軽度の汚れは水洗い、酷い汚れはやわらかめの歯ブラシなどで洗う。
- 十分に乾燥させてから、ディスポーザーのフィルターをタンクに戻して完了。
排水管掃除は業者に依頼しよう
臭いやヌメリを取り除くには、ディスポーザーの掃除が欠かせません。
しかし、臭いの原因は排水管にもあります。ディスポーザーがないキッチンでさえ、排水管から臭いが上がってきます。細かい生ごみが混じった水が流れているディスポーザーの排水管ともなれば尚更です。
排水管の掃除といえば塩素系の洗剤が主流ですが、ディスポーザーの掃除には使えません。通常のキッチンのようにシンクにパイプクリーナーを流し込むという掃除方法は使えないのは厄介です。
ディスポーザーシステムの配管掃除は、専門業者に依頼した方がいいでしょう。費用はかかりますが、清潔で快適な暮らしを送る為に必要不可欠です。
まとめ
今回はディスポーザーを掃除する時の注意点や掃除方法を紹介しました。臭いやヌメリを取り除き、長持ちさせるためには週1回のディスポーザー掃除は欠かせません。
仕事や家事で忙しくどうしても時間が取れなかったり、掃除が苦手で自分ではできないという人は、ハウスクリーニングの業者に依頼すればとてもキレイに掃除してもらえます。
また、記事の最後で紹介したとおり、排水管掃除となると高圧洗浄ができる業者に依頼が必要です。
地元のディスポーザー修理・交換業者を探す
出張訪問サービスの検索予約サイトすまいのホットラインでは、高い技術を持ったディスポーザー修理・交換の専門業者が多数出店しています。
予約前に無料で質問ができ、作業料金や利用者の口コミも公開されているので、あなたの悩みを解決するピッタリの専門家を見つけることができます。
すまいのホットラインは、引越し・不用品回収・ハウスクリーニングなど、
200種以上の出張訪問サービスを予約できる、日本最大級の検索予約サイトです。
- 「相場」がわかる
- 総額料金や実際に利用した人の口コミで選べる
- 「人柄」で選べる
- スタッフの技術力や雰囲気・こだわりで選べる
- 「何でも」頼める
- どうすればいいかわからないお困りごとも解決