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浴室乾燥機・浴室換気扇の交換・取り付け

浴室乾燥機の電気代は?浴室乾燥機の電気代を抑える5つの方法も解説

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乾燥や暖房など便利な機能がある浴室乾燥機は、使い過ぎて電気代が高くなりやすいです。そこで今回は浴室乾燥機の機能や、浴室乾燥機の電気代をおさえる5つの方法を紹介します。

浴室乾燥機とはどんな機能?

浴室乾燥機とはどんな機能?
浴室乾燥機とはどんな機能?

浴室乾燥機は「換気」「暖房」「涼風」「乾燥」の4つの機能がついている浴室の空調設備です。最近では浴室に温かいミストを噴霧する「ミストサウナ」の機能がついているタイプもあります。

戸建て住宅だけではなく、レオパレスのような賃貸住宅にも浴室乾燥機がついている物件が増えてきています。

  • 換気・・・浴室の湿気を逃がし空気を入れ替える機能
  • 暖房・・・浴室を温める暖房機能
  • 涼風・・・浴室に風を送って涼しくする機能
  • 乾燥・・・浴室に干した洗濯物を乾燥させる機能

湿気の多い浴室は24時間換気することでカビが発生しにくくなります。換気機能の電気代は24時間つけたままでも、それほど高くありません。24時間換気扇を回しておけば住宅内の湿気を屋外に排出でき、家を長持ちさせることに繋がります。

浴室乾燥機の電気代はいくら?

浴室乾燥機の電気代はいくら?
浴室乾燥機の電気代はいくら?

乾燥機能は1日3時間使うと約100円かかる

浴室乾燥機の消費電力はメーカーや機種、電力プランによって異なりますが1250Wのものが多いです。ヘアドライヤーを「強」で使う時と同じくらいの電力を使うことになります。そのため何時間も浴室乾燥機を使い続けると電気代が高くなります。

洗濯物をしっかり乾燥させるためには2~4時間干さなければいけません。洗濯物の量や衣類の厚みによって乾燥時間が変わってくるため、平均的な電気代の計算を目安に使ってみましょう。

電気代の計算式

  • 1時間あたりの電気代…消費電力1.25kw×電力量単価27円=33.75円
  • 1日3時間使用した電気代…3時間×33.75円=101.25円
  • 1ヶ月(30日)使用した電気代…30日×101.25円=3037.5円
  • 1年間使用した電気代…12カ月×3037.5円=36,450円

換気機能を使えば電気代が安い

浴室乾燥機は機能によって消費電力が違います。換気機能は1日3時間使用しても2円程度しかかかりません。乾燥機能のように温風は出ませんが、湿気を排出して浴室を乾燥させてくれるため、春や夏などは換気機能を使って洗濯物を乾かせば電気代が安くできます。

浴室乾燥機の電気代をおさえる5つの方法

浴室乾燥機の電気代をおさえる5つの方法
浴室乾燥機の電気代をおさえる5つの方法

浴室の湿気を取り除く

浴室内に湿気が残っていると、洗濯物を乾かす時間が長くなり電気代が高くなります。壁や床についている水滴をタオルで拭き取り、浴槽に蓋して湿気を取り除きましょう。換気機能を使ったり、窓を開けたり浴室内を換気して乾燥させます。

浴室の湿気を取り除いてから浴室乾燥機を使うと、洗濯物が早く乾くため電気代の節約に繋がります。

フィルターを掃除する

浴室乾燥機のフィルターが目詰まりすると空気が送れなくなることもあるため、十分に乾燥機能が使えなくなります。洗濯物の乾きが悪くなり、電気代もかかってしまうためこまめに掃除しましょう。

フィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸ったら水洗いして乾燥させてから浴室乾燥機に取り付けます。

洗濯物同士の間隔を空ける

洗濯物を早く乾かすためには、洗濯物同士の間隔を空けて空気の通り道を作りましょう。隙間がないと温風が行き渡らず、洗濯物が半乾きになります。送風口の近くに厚手の衣類を干すなど干し方を工夫しましょう。

干す位置を変えながら乾燥時間を短くすることが電気代をおさえるポイントです。

ドアを開けて空気を循環させる

浴室乾燥機を使う時は、浴室内に空気の流れを作ると洗濯物が効率よく乾きます。ドアを少し開けたり、扇風機を回したり空気を循環させるようにしましょう。浴室乾燥機の使用時間が短くなり電気代の節約になります。

暖かい昼間に干す

浴室と屋外との温度の差が激しいと、浴室内が温まるまで時間がかかってしまうため電気代がかさみます。冷え切った浴室に干すよりも、少しでも暖かい昼間に干した方が浴室乾燥機の負担を減らせます。

浴室乾燥機の4つのメリット

浴室乾燥機の4つのメリット
浴室乾燥機の4つのメリット

天気の悪い日でも洗濯物を干せる

雨の日など天気の悪い時は、洗濯物を浴室乾燥機に干した方がしっかり乾きます。浴室乾燥機は雨に濡れたり、強風に飛ばされたりする心配がないため家事の負担を軽くしてくれます。洗濯物の干し方を工夫して電気代を節約しましょう。

花粉やPM2.5の対策になる

花粉やPM2.5が多く飛散する日に洗濯物を外に干すと、浮遊物が洗濯物に付着してしまいます。花粉症やぜんそくなどアレルギー症状を持つ人は浴室乾燥機を使った方が安心です。また黄砂が付着すると衣類の黄ばみの原因になります。浴室乾燥機を利用すれば花粉やPM2.5、黄砂が洗濯物に付くのを防げます。

部屋干しより臭わない

浴室乾燥機は浴室内の湿気を排出してから洗濯物の乾燥を始めるため、臭いの元となる雑菌の増殖を防いでくれます。

洗濯物を部屋干しすると洗濯物の臭いが気になる場合がありますが、これは洗濯物に残っている雑菌が部屋干ししているうちに増殖することが原因です。扇風機をかけながら換気機能で乾かせば電気代も節約できます。

一人暮らしの防犯対策になる

一人暮らししていると洗濯物の盗難被害に遭う場合があります。浴室乾燥機は屋外から洗濯物を見られないため防犯対策としておすすめです。夜間でも昼間でも時間帯を気にせず安心して干せます。

浴室乾燥機の4つのデメリット

浴室乾燥機の4つのデメリット
浴室乾燥機の4つのデメリット

電気代が高い

浴室乾燥機の最大のデメリットは電気代が高いことです。短時間の利用ならば気にならないかもしれませんが、防犯対策やアレルギー対策のため毎日使いたい人は節約方法を身につけましょう。

賃貸料が高い物件が多い

浴室乾燥機が付いている賃貸物件は、雨の日でも洗濯物を干せるためファミリー向けだけではなく一人暮らしの人にも人気です。最近ではレオパレスのように浴室乾燥機付きユニットバスもあります。便利な機能であるため家賃や電気代が高くなる傾向があります。

一度に干せる量が少ない

浴室はあまり広くないため、一度に干せる洗濯物が少ない点がデメリットです。特にレオパレスのような賃貸物件などは、狭い浴室にたくさんの衣類をかけられません。浴室乾燥機を使用する時は干す量を考えましょう。

定期的にフィルター掃除が必要

浴室乾燥機のフィルターは、電気代をおさえるためにも定期的に掃除する必要があります。フィルターのホコリを取り水洗いする手間がかり、忙しい人にとってデメリットと言えるでしょう。

まとめ

今回は浴室乾燥機の機能や、浴室乾燥機の電気代をおさえる5つの方法を紹介しました。浴室乾燥機は雨の日に洗濯物を乾かせたり、家事の負担を減らしてくれる便利な空調設備です。効率よく洗濯物を乾かす方法を身につければ、高くなりがちな電気代をおさえられます。

古くなった浴室換気扇を交換する時は、浴室乾燥機への交換や取り付けも考えましょう。浴室換気扇を交換や取り付けは業者に依頼しましょう。

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電気工事士2種、一級塗装技能士 松浦 隆之介
監修者

電気工事士2種、一級塗装技能士

松浦 隆之介

元請け足場専門会社として誕生し、さまざまな施工現場で技術を取得しました。全工程を自社で一括施工できるように塗装工事を含む事業を展開中です。