HDMI分配器とは?同時出力や2出力のおすすめのHDMI分配器や選び方まとめ
HDMI分配器とは、映像と音声を同時に複数の出力機器に分配できる機器のことです。プレゼンやホームシアターなどで、複数のモニターに映像を映し出したい時に便利です。そこで今回はHDMI分配器を選ぶ時ポイントや、おすすめのHDMI分配器を紹介します。
HDMI分配器とは?
HDMI分配器とはHDMIスプリッターとも呼ばれ、映像と音声信号を同時に複数の出力機器へ分配する機器です。ブルーレイプレイヤーやパソコン、ゲーム機などのHDMI入力対応機器の映像や、音声データを複数のディスプレイに分配して同じ映像を映せます。
最近ではフルHDだけでなく、高精細な4K映像を分配できるモデルも増加しているため、高画質の映像を同時に複数のディスプレイで楽しめます。
以前はブルーレイプレイヤーやゲーム機などをテレビやディスプレイに接続するには、映像は映像端子に音声は音声端子に接続しなければいけませんでした。音声端子LはL、RはRに接続するので面倒くさくて、ケーブルが多いためゴチャゴチャしていました。
現在はHDMI接続端子がある機器同士を接続する場合には、HDMIケーブル1本で簡単に接続できます。自宅にホームシアターを作りたい場合には、ブルーレイプレイヤーをアンプ、プロジェクターなど複数の機器に接続が必要です。プレゼンなどで複数のディスプレイに映像を映したい時も同様です。
HDMI分配器を選ぶ時の3つのポイント
HDMI分配器は種類が多く、どの分配器を買っていいのか悩みますよね?そんな時にHDMI分配器を選ぶ時の3つのポイントを紹介します。
4K、HDR対応か確認する
大画面で高画質の映像が見たい場合は4K、HDRに対応したテレビやレコーダーなどを使用します。いくら使用する機器が4K、HDR対応に対応していても、HDMI分配器が4K、HDRに対応していないと、映像が正しく表示されないことがあります。4K、HDRに対応した機器をお使いなら、HDMI分配器も4K、HDRに対応したものを選びましょう。
出力端子数を確認する
出力したい機器の接続台数分だけの出力端子数がないと、出力したい機器全てに出力できません。自分が映したい全てのディスプレイに、映像を映し出せないということです。HDMI分配器の端子数は入力1に対して、出力2か出力4のタイプが主流です。
それ以上のタイプもありますが、ご家庭で使うの場合は「出力2か4」で十分でしょう。使用目的を明確にして、必要な出力端子数を知っておきましょう。映像機器を増やす可能性があるなど、今後の予定も踏まえて、出力端子数には余裕を持っておくのがオススメです。
給電方法を確認する
HDMI分配器を作動させるには電気が必要です。HDMI分配器の給電方法には接続している機器からHDMI端子やUSB端子を通じて給電する「バスパワータイプ」と、電源アダプターを使って給電する「セルフパワータイプ」があります。
バスパワータイプのメリットは、電源となるコンセントを探す必要がないことです。しかし、消費電力が少ない出力のみにしか使えないのがデメリットです。
一方、セルフパワータイプは、コンセントから直接電力を供給するため、安定して電力が供給でき、大型ディスプレイや大型スクリーンに出力するなど、消費電力が多い大型機器を接続したい時にオススメです。接続する機器を明確にして、消費電力を確認しておきましょう。
HDMI分配器を選ぶ時に合わせて確認する2つのポイント
HDMI分配器の使い方によっては、他にも確認しておいた方がいい2つのポイントを紹介します。
切り替えて使うなら「HDMIマトリックスセレクター」
パソコン、ブルーレイプレイヤー、ゲーム機など入力機器が複数あり、機器を切り替える場合にはケーブルを差し替えなくてはなりません。一般的なHDMI分配器は入力端子が1つしかないので、ケーブルを差し替えが必要になります。
しかし、複数の入力端子と複数の出力端子を持ち、HDMI分配器自体に切替機能がついている「HDMIマトリックスセレクター」というHDMI分配器であれば、これだけで複数の入力機器の切り替えができます。複数のディスプレイに映像を出力するだけでなく、入力する映像機器も切替したい場合は確認しておきましょう。
ディスプレイを増やす場合は「カスケード出力対応機器」
今後出力するディスプレイを増やす予定がある場合は「カスケード出力対応機器」なのか確認しておきましょう。カスケード接続とは、HDMI分配器同士をつなげて、出力できるモニター数を増やすことです。
カスケード出力対応機器でないと、カスケード接続ができません。たくさんのディスプレイに出力する予定がある場合は、必ず確認しておきましょう。
HDMI分配器の使用目的を明確にしよう
HDMI分配器の種類は多いです。適当に選んで購入すると、使い勝手が悪くて後悔することが多いです。HDMI分配器を選ぶ前に、使用目的を明確にしておきましょう。
まずは、接続する機器の仕様を確認しておきましょう。接続する機器が4K、HDRに対応した機器であれば、HDMI分配器とケーブルも4K、HDRに対応したものを選びましょう。高画質の映像が楽しめます。
そして、接続する機器の数も把握しておきましょう。入力する機器、出力する機器がいくつなのか確認しておきましょう。端子数があるHDMI分配器を選ばなくてはいけません。
出力する機器を増やす可能性がある場合は、カスケード出力対応機器を選んでおきましょう。映像を出力する機器が、大型ディスプレイや大型スクリーンなら、セルフパワータイプの給電方法を選びましょう。使用目的に合わせて絞っていけば、おのずと買うべきHDMI分配器がわかってきます。
オススメ商品のHDMI分配器
通販サイトを覗いてみたものの悩むという人は、オススメのHDMI分配器を紹介します。
初心者にオススメのHDMI分配器
1入力2出力のベーシックモデルです。高解像度1080P 4K、3Dに対応しています。必要最低限のスペックを持つHDMI分配器のため価格も安いです。2つの機器に出力するだけでいいのなら十分なHDMI分配器でしょう。
使い勝手がいいHDMI分配器
このHDMIスイッチはキープレス切り替え機能を備え、ボタンを押して使用するポートを変更できます。追加の電源は必要ありません。
高画質なハイスペックモデルのHDMI分配器
SP901 HDMI 分配器 Splitter :HDMI 分配器の魅力は画像だけではなく文字の表示にも優れています。本2.0 HDMI 分配器1入力2出力を利用することにより、ドット感がなくなり文字の視認性が格段に向上します。快適な4K環境を構築するため、先に入力装置( 3D 1080P PS5 PS4 DVDなど)、出力装置(TV、モニタなど)が4k@60HZに対応できるかを確認する必要があります。
1入力4出力のHDMI分配器
4つの機器に出力できるため、プレゼンで複数のディスプレイに映像を映す場合や、ホームシアター作りに最適です。
機器を増設する予定があるならカスケード接続
将来、出力機器を増やす予定があるのなら、カスケード接続可能なモデルを選びましょう。このHDMI分配器ならカスケード接続可能なので、将来、出力機器を増設しても安心です。
8出力のHDMI分配器
1入力8出力のHDMI分配器です。この1台で8つの出力機器に出力できます。
まとめ
今回はHDMI分配器を選ぶ時ポイントや、おすすめのHDMI分配器を紹介しました。HDMI分配器の種類は多く、メーカーやスペックにより値段も様々です。失敗せずに選ぶのに最も大事なことは、利用シーンと使用目的です。
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