面倒な障子の張替えを自分で簡単・綺麗に行うコツをプロが教えます!

障子紙の張替えを綺麗に行うには、古い障子紙を剥がす時にカスやノリを丁寧に取ることが大切です。また、新しい障子紙を貼る時にもポイントがあります。今回は「和紙」「プラスチック障子紙」それぞれの障子紙を自分で簡単・キレイに張替えるコツをプロが教えます!

更新日:2018/09/07
 
面倒な障子の張替えを自分で簡単・綺麗に行うコツをプロが教えます!

そろそろ障子の張替えをしないといけないけど・・・面倒だし、自分で上手くできる気がしない。と不安に思っていませんか?

大丈夫です!障子紙の張替えは、ちょっとしたコツを知ることで驚くほど簡単・きれいに仕上げることができますよ。

でも不器用だし、時間もないし、自分で障子を張替えるなんて考えられない!というあなたには、業者に依頼する時のポイントをお教えします。

障子紙貼り替えのプロ(便利屋)から見たアドバイスが盛沢山なので、ぜひ参考にして下さいね。これで、年末の大掃除の時期に泣かずにすみますよ。

障子紙の種類「和紙」と「プラスチック」

障子紙の種類「和紙」と「プラスチック」
  • こまるちゃん
    こまる

    障子の張替えを一度もやったことがなくて、わからないことだらけなんだ~


  • ほっとくん

    僕に任せて♪まずは障子の種類を理解しよう!

障子紙の種類は、大きく分けて「和紙」と「プラスチックの2種類」があります。

和紙

和紙の障子紙にも「手すき」と「機械すき」の2種類があります。

さらにその障子紙の中に「楮(こうぞ)」「レーヨン」「パルプ」の繊維が混ぜてあるものも存在します。

手すき楮和紙は、素材の値段は少々高めですが、昔ながらの風合いと自然な採光があり、趣のある和室にはいちばんマッチします。また、楮の配合比率により風合いが変わり、価格も変わります。

価格がお手頃で定期的に張り替えることを前提とするのであれば、レーヨン障子紙・パルプ障子紙で十分です。

プラスチック和紙

丈夫で破れにくく実用的ですが、風合いは手すき楮和紙と比べると機械的な感じがします。純和室というより和モダン的なお部屋にマッチします。

筆者も格子状の襖の木枠にモザイク状に色を変え、カラフルに障子紙を張り替えているアヴァンギャルドな襖を見たことがありますが、この障子紙はプラスチック製でした。

最近は、ネット通販やホームセンターのお買い物サイトでも数多くの種類の障子紙が市販されています。ショップによっては無料サンプルを取り寄せることが可能ですので、実際の風合いや触り心地を確かめることが可能です。

ホームセンターの店頭でも障子紙の取り扱いはありますが、最近の建物には和室が少なくなってきたせいか、昔と比べてアイテム数・種類が随分と減っているように思います。

古い障子紙を剥がすときに気を付けたいポイント

古い障子紙を剥がすときに気を付けたいポイント
  • こまるちゃん
    こまる

    古い障子を剥がすとき、適当に剥がして大丈夫?


  • ほっとくん

    古い障子をいかに綺麗に剥がすかは大切なポイントなんだ。

当たり前ですが障子の張替えは、古い障子紙を剥がすことから始めますよね。このとき、キレイに剥がさないと、新しい障子紙を張るときの仕上がりが汚くなってしまうんです。

どのような点に気を付ければ上手に剥がせるのか、ポイントをお伝えします。

和紙の場合

障子紙を貼り付けている格子状の木枠(桟・さん)に霧吹きで水を吹きかけ、数分おいて障子紙がふやけてから剥がすとカンタンに古い障子紙を剥がれます。

障子紙を剥がしたあと、汚れや古いノリも丁寧に拭き取り、最後に木枠をしっかり乾燥させましょう。

最近は、障子紙を簡単に剥がせる剥がし液も販売されています。

プラスチックの場合

障子紙が張り付けてある側からドライヤーをまんべんなく当て、ゆっくりと剥がします。一か所にドライヤーを当てすぎると障子紙が溶けたり、木枠自体が反ってしまうことがあるため、注意が必要です。

少しずつ様子を見ながら、ゆっくり剥がしていくのがポイントです。

新しい障子紙を簡単に、キレイに張るコツ

新しい障子紙を簡単に、キレイに張るコツ
  • こまるちゃん
    こまる

    うーん…大雑把な僕にはハードルが高そう(泣)


  • ほっとくん

    そんなことないよ♪貼る時のコツも教えるから、安心して!

新しい障子紙を張るとき、なるべく簡単に、そしてキレイに貼りたいですよね。せっかくやるなら、仕上がりが美しい方が気分もあがるものです。

不器用さんでも、失敗しないコツをご紹介します。

和紙の場合

木枠にノリを塗る前に新たに張る障子紙のサイズをよく確認してから、実際に張る場所に両面テープなどで仮止めしましょう。

サイズと張る場所が決まったら、張りはじめの場所から順に木枠にノリを塗り、たるみがないようにしっかり伸ばしながら障子紙を張っていきます。

張り終わったら定規を当てながら、余分な障子紙をカッターで切ります。よく切れるカッターを使うのがコツですが、木枠にカッターの刃を立てすぎないように気を付けましょう。

プラスチックの場合

アイロンを使い張っていくパターンが一般的。

障子紙のサイズをよく確認し、張り始めの端っこにアイロンを当て、固定します。その後、障子紙をシワなくピンと張り、反対側の端っこを仮止めテープで固定し、木枠に沿ってアイロンを当て、張り付けていきます。

このとき、1箇所に長い時間アイロンを当てすぎないように注意しましょう。1箇所に熱を加えすぎると、障子紙が溶ける恐れがあります。

障子紙を張り終わったら、和紙の場合と同様、定規を当て、余分な障子紙をよく切れるカッターで切り落としましょう。

プラスチック障子紙の張替えについて、詳しくまとめた記事があるので参考にして下さい。

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障子紙は永久ではなく、定期的に張替えが必要

障子紙は永久ではなく、定期的に張替えが必要
  • こまるちゃん
    こまる

    障子の張替えって、そもそもどのくらいのペースで必要なの?


  • ほっとくん

    一般的には3年に1度くらいと言われているよ。

障子紙は一度張り替えれば、ずっとそのままでよいものではありません。

日焼けや日常生活で発生する湿気・ホコリに晒されるため、定期的に張替えが必要であると認識しておきましょう。

和紙に比べるとプラスチック製は耐久性がありますが、それでも素材の劣化は避けられません。日光に晒され続けると素材自体が変色し、黄ばみます。

また、日光に当たり続けることにより、素材自体が変質し、パリパリになってしまいます。いくら丈夫で汚れにくいのがプラスチック障子紙のメリットとはいえ、いずれかのタイミングで張り替えなければならないんです。

そんなの面倒だし、貼り替えのタイミングも判断しにくい~(泣)という声も聞こえてきそうですね。

障子の寿命は、一般的には3年前後といわれています。ただ、障子のある部屋の位置や生活環境によって劣化する速度もかなり違いがあります。

張替えの目安としては

  • 破れている
  • 日焼けして、変色している

このような症状がでていたら、貼り替えを検討しましょう

障子は、お部屋の印象を変えてくれるだけではなく、以下の3つのメリットがあります。

  • 通気性が高い
  • 断熱性はカーテンよりも上
  • 優れた吸湿性

劣化した障子のままだと、このメリットが全く活かされません。せっかく和室があるのですから、定期的にメンテナンスして有効活用したいですね。

それにしても、約3年に1度なんて、思ったよりも貼り替えの頻度が高いですよね。その都度キレイに仕上げるには、先ほどご紹介したように古い障子紙のカスやノリを丁寧に取ることがポイントとなります。

一度古い障子紙のカスやノリを残したままにしてしまうと、その部分に重ねられた新たな障子紙やノリがはがれにくくなり、固まりになってしまいます。仕上がりもその部分だけ汚くなります。

今回ご紹介したとおり、ちょっとだけ手間をかけるだけで、何度障子紙を張り替えてもきれいに仕上げることができますよ。

障子紙の張替えをプロに依頼するなら

障子紙の張替えをプロに依頼するなら
  • こまるちゃん
    こまる

    僕みたいに大雑把で自分でやる自信がない人は、どうしたらいい?


  • ほっとくん

    プロの業者に依頼するといいよ!

障子の張替えは、基本的にご自身でできることですが、プロにお願いしてきれいに張り替えてほしいという方は結構いらっしゃいます。その際、どのような業者にお願いすればよいのかわからないとお困りの方が多いようです。

障子紙の張替えは、内装屋さんから町の便利屋さんまで、幅広い業種の方が行っています。正直どこに頼んでも仕上がりに大きな差はなく、金額もそんなに大きな差はありません。

ただ、せっかく依頼するなら、信頼できる業者に依頼したいですよね。

見極めるポイントは、「業者さんの身だしなみ・作業車がキレイな状態か」どうかです。

作業自体は非常に簡単ですが、汚い手で障子紙を触り、荷台が汚い状態の車で障子紙を張り替えた襖を運べば、せっかくきれいに張り替えた障子紙に汚れが付いてしまいます。

信頼できる業者は、キレイに手を洗ってから作業を行い、仕上がった襖を運ぶ際は、荷台にきれいな毛布や養生材を敷き、きれいな状態であなたのご自宅まで運んでくれます。

因みに、筆者も仕事柄障子紙の張替えをよくお請けします。

障子を張り替える襖をお預かりし、仕上げてからお戻しするときは、常にワゴン車の荷台に洗濯済の毛布を敷き詰め、全体を覆ってから運ぶように気を配っています。引っ越し屋さんが良く使う、腹巻みたいな形をした養生用の「ハイパット」に包むこともよくあります。

ホームページや電話などで問い合わせる際に、養生の仕方についても確認しておくのがおすすめです。そういった問い合わせを嫌がらずに、丁寧に答えてくれる業者に作業を依頼するといいですね。

まとめ

障子の張替えについて、ご紹介しました。

  • 障子紙の種類「和紙」と「プラスチック」
  • 障子紙の種類「和紙」と「プラスチック」
  • 新しい障子紙をキレイに張るコツ
  • 障子紙は永久ではなく、定期的に張替えが必要
  • 障子紙の張替えをプロに依頼するなら
  • まとめ

障子の張替えは、障子紙の種類や生活環境により多少寿命の差はあるものの、基本的には3年に1度のペースで張替えが必要です。

張替え作業は基本的にご自身でできますが、手作業が苦手!忙しくて時間がない!という人は、プロに依頼しましょう。

その際は丁寧に作業を行い、身だしなみがきちんとしている業者さんにお願いするため、少し面倒でも業者比較をして下さいね。

障子の張替え業者を探すときは、ほっとラインを使えばサービス内容や料金、口コミなどを比較でき、予約も可能です。是非ご自分に合った専門業者を見つけてみてください。

この記事が、皆様の快適な暮らしのヒントの1つになると幸いです。

※この記事に含まれる情報はお客様の責任でご利用ください

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