草むしりは少しでもラクにしたい!と誰もが思いますよね?立ったまま作業ができる道具や、最小限の力でできる道具など草むしりする道具がたくさんあります。しつこい雑草対策はやみくもに草むしりするより、正しいタイミングで効率よく作業することで楽になります。雑草を生えにくくするために除草剤や、防草シートを使う方法もあります。プロの草むしり業者に依頼すれば、たくさんのメリットがあります。
草むしりするタイミングは?
春先から悩まされる草むしりですが、雑草は「一年草」か「多年草」の2種類あります。一年草か多年草によって雑草の抜くタイミングが違うので、抜きたい草はどちらかの種類か確認しましょう。
一年草は春先に草むしりする
一年草の雑草は春と秋に発芽するので、春先のメヒシバやブタクサは背丈が低いうちに抜きましょう。まだ芽が出始めた時は雑草の根が強く張っておらず、背丈も低いので簡単に抜けます。芽が出始めたばかりの春先に草むしりしましょう。秋雑草は秋に発芽し、冬を越してから春や夏に枯れます。オオイヌノフグリやホトケノザなどは秋に発芽した直後に抜くと効果があります。
秋雑草は発芽しある程度成長すると一定期間は枯れたような状態になりますが、地面の下で根は張っています。そして次の年に地下茎や生きている根から、再び芽が出て生い茂ってしまいます。大きくなって生い茂った状態になると、根がかなり力強く張って抜くのが大変になります。生え始めの早い時期に処理した方が抜くのも楽です。生え始めの秋のうちに芽が小さいので、しっかりと抜くと次の年に楽になります。
多年草は見つけ次第草むしりする
多年草は時期に関係なく発芽して成長し、枯れてしまっても根が残っていればそこからまた成長する厄介な種類です。多年草はオオバコやクローバー、セイヨウタンポポ、ドクダミといった知っている雑草が多いです。このような雑草は見つけ次第、根っこから抜くしかありません。
中には成長しきってしまい中々抜けない雑草もあります。そんな時は雨が降った後に、草むしりしましょう。土が水を吸収し柔らかくなっているので雑草が抜きやすくなります。これらの雑草を放置すると元々庭に咲いていた花がしおれてしまい、雑草まみれの庭になってしまうかもしれません。そうならないためにも、雑草がまだ小さいうちに抜きましょう。
草むしりする時の4つのポイント
庭の雑草を抜いても、外から種子が風で運ばれるので雑草をなくすことは難しいですが、庭をキレイに保つためにも負担は少しでも減らしたいですよね。そこで草むしりをラクにするコツを4つ紹介します。
土を柔らかくしてから草むしりする
雨が降った後や翌日に草むしりすると抜きやすくなりますがく、雨がなかなか降らない時はホースやじょうろなどで水をまき土が乾く前に雑草を抜きましょう。
草むしりは狭い範囲で目立つところから始める
雑草を抜くだけの単純な作業なので、全部をやろうとすると疲労がたまります。そんな時は場所を決めて目立つ場所を優先的にやり抜いた場所を見返えすと、達成感ともっとやりたいという気持ちが出てきます。
お湯をかけて雑草を枯らして草むしりする
熱い湯をかけると数日で雑草は枯れますが根っこまでは枯れないので、根が地面に張る前にお湯をかけるのがオススメです。お湯を沸かすのが面倒な場合は、麺類の湯切りやお風呂の残り湯などを使うと雑草も枯らせられて一石二鳥です。
黒いビニールをかぶせて除草する
黒は光を吸収する効果があり雑草にかぶせると成長しにくくなるので、若い芽を見つけた時にすると効果的です。
草むしり後に雑草を生えにくくする対策
草むしりを終えたら、雑草を生えにくくする対策しましょう。次回の草むしりまでの期間を長くしたり、今後の草むしりをラクにできます。草むしりのまでの期間を長くする方法を3つ紹介します。
除草剤を使って雑草をはえにくくする方法
除草剤はまくだけで効果があるので、広範囲を対策したい人にオススメです。全ての植物を枯らす非選択性除草剤と、雑草のみを枯らす選択性除草剤があるので自分に合った除草剤を選びましょう。除草剤はホームセンターやインタネットで購入でき、時間もかからず手軽にできるので忙しい人にもオススメです。
防草シートを使って雑草をはえにくくする方法
完璧に対策したい人は防草シートがオススメです。今後雑草を生やしたくない場所に敷き、風に飛ばされないように固定するだけで大丈夫です。防草シートは黒いものが多く実際に庭に敷くと目立ちますが、とにかく雑草を生やしたくない人にはいいでしょう。
砂利を使って雑草をはえにくくする方法
雑草を生やしたくない場所に砂利を敷くだけでも効果があります。砂利にも色々な種類があるので、庭の雰囲気に合ったものを選んで下さいね。砂利の隙間から雑草が生えることもありますが、見た目よく雑草対策したい人にはオススメです。他にも庭の雑草を生えにくくする対策について、更に詳しくまとめた記事がありますので、参考にして下さいね。