マットレスのカビに気がつくのが遅くなり、取り返しのつかない状態になっていませんか?マットレスにカビが発生するのは、カビが発生しやすい環境が原因です。布団にカビが生えたまま使っているとアレルギー性鼻炎など人体に悪影響が出る可能性があります。
長年の汚れが蓄積し自分でどんなに頑張っても落ちない汚れがある場合は、諦めずにプロの業者に依頼するのも一つの手です。各社様々なプランを揃えています。料金相場はシングル8,000円~12,000円程度、セミダブル・ダブル12,000円~15,000円程度、クイーン・キング15,000円~20,000円程度、ベビー・キッズ7,000円~10,000円程度です。事前に料金の確認や依頼したい内容が含まれているか確認しましょう。
マットレスにカビが発生する原因は?
カビは日当たりが悪い、暗くてジメジメした湿気を帯びた環境を好みます。少量の水気が常に蓄積した環境はカビにとっては繁殖しやすい環境です。私たちが寝ている間に体から出てくる汗などを吸収して、マットレス内部にどんどん蓄積されます。マットレスは布団やシーツなどで、蓄積された汗などの湿気を蒸発しにくくなるため徐々にカビが繁殖します。マットレスは敷いたままにすることが多く、マットレスにたまった湿気は逃げにくい環境になりカビにとっては快適空間になります。
マットレスにカビが繁殖してしまうと、一番影響が大きいのが体内にカビが入り込むことです。寝ている間に知らず知らずにカビが口や鼻から取り込んでしまい、肺などの気管にカビが侵入することで「ぜんそく」などの呼吸困難になるケースもあります。
マットレスに発生したカビは繁殖するだけでなくマットレス内で増殖して広がり、周りのシーツや布団、または壁紙など転移して広がり続けます。そうなるとマットレスだけの対応という訳にもいかなくなり、被害が大きくなります。
マットレスのカビを落とす方法
【道具】
・シートまたは新聞
・タオル
・ブラシまたは古歯ブラシ
・市販洗剤
- 1.マットレスのカビを落とす
- シートまやは新聞紙を敷いた上にマットレスを置いく。カビが付着した部分をお湯に付けたタオルやブラシを使って落とる範囲で落とす。カビを取り除く時は擦らずに、軽く叩くように拭き取るようにすると生地の痛みが少なくなります。
- 2.市販洗剤を使ってマットレスのカビを落とす
- ある程度取り除けたら、洗剤を少しずつ加えながらカビを取る。カビの程度確認しながら洗剤の量を増やす。
- 3.マットレスを乾燥させる
- 最後に濡れた部分を乾燥させる。ドライヤーや扇風機など風通しよくするとより効果的です。
マットレスを長持ちさせる3つのポイント
マットレスをひっくり返す
2~3か月に1回マットレスをひっくり返すことで体重のかかる部分が変わるため、マットレスのへたりが早まるのを防げます。ひっくり返すだけでなく同じくらいのペースでマットレスを天日干しするのが理想です。
寝ている間に汗をかくため、マットレスカバーやベッドパット1~2週間に1回は洗濯するのがおすすめです。
定期的に掃除機をかける
マットレスにはダニの死骸やほこりがたまりやすいです。定期的に掃除機をかけて清潔な状態を保ちましょう。
どうしてもカビが取れない時の対処方法
新しいものに買い換える
カビが取れないだけではなく、長年の使用により「ふんわり感もなくなっている…」「そろそろ買い替え時かな?」という場合は自治体のルールに従って処分しましょう。他にも捨てるものがたくさんある場合は、不用品回収の業者に依頼するのも1つの方法です。
布団クリーニングの業者に依頼する
町のクリーニング店や布団のクリーニング専門業者など、プロにお願いすることでます。カビのない爽やかな布団に戻すことが可能です。お店によってクリーニングの方法が様々です。