お風呂は毎日お湯や水を使うため掃除しないでも、自然に汚れが落ちると思うかもしれませんが残念ながらそれは間違いです。お風呂掃除は水垢、湯垢、カビなどの汚れに強い洗剤を使い分ける必要があります。
もちろん毎日のサッと掃除なら「重曹だけで掃除」「クエン酸だけで掃除」するだけで十分です。長年の汚れが蓄積し自分でどんなに頑張っても落ちない汚れがある場合は、諦めずにプロの業者に依頼するのも一つの手です。コーティング等は別料金のオプションになる業者が多いようですが、各社様々なプランを揃えています。料金は10,000円前後~50,000円を超えるものもあります。事前に料金の確認や、依頼したい内容が含まれているか確認しましょう。
お風呂クリーニングする流れと内容
一般的なお風呂クリーニングの作業の流れは、以下の3ステップです。
- 1.浴槽(エプロン内部含)
- 2.天井、壁面、窓、扉、蛇口、シャワー、鏡、床、排水口、照明
- 鏡のウロコ取りは、オプション料金となる業者が多いようです。
- 3.換気扇(簡易清掃)
自分でお風呂クリーニングする方法
お風呂の掃除はクエン酸と重曹を使えば浴槽、鏡や蛇口、天井、床などあらゆる汚れを落とす効果があります。
- 1.お風呂のカビ取り
- お風呂のカビ取りをする前に、まずビ以外の汚れを落とすことポイントです。石鹸カスや皮脂汚れなどを先に取っておくとカビ取り効果が増します。
- 2.水垢
- 浴室のお手入れで気になる水垢は、普通に洗ってもなかなか落ちない上にそのまま放置しておくとより頑固な汚れになります。
- 3.お風呂の床の黒ずみ
- お風呂の床をキレイにするには、汚れに合わせた洗剤で掃除するのが正解です。
- 4.換気扇
- 浴室換気扇は24時間つけっぱなしにしておく方がメリットが多いです。カビや臭い対策などを考えるとつけっぱなしの方がお得です。。
- 5.排水口
- お風呂から悪臭する時は排水口を掃除しましょう。
- 6.浴槽のエプロン掃除
- 浴槽のエプロンとは側面のカバー部分のことです。一度も掃除したことがない人も多いかもしれませんが、実はカビが生えやすく年に1度は掃除が必要な場所です。
鏡の曇り止め対策と対策グッズ
お風呂場や洗面所の鏡が曇って見えないと悩んでいませんか?特別な道具を使わなくても100均で手に入れられる商品で簡単に鏡の曇り止め対策ができます。鏡がキレイになったら曇り止め対策しましょう。100均商品で鏡の曇り止めするアイデアを3つ紹介します。
石鹸やボディーソープを塗る
入浴中、水蒸気で鏡が曇って見えなくなったら石鹸やボディーソープを鏡に塗ると水滴がたまらなくなる効果があります。シャンプーやリンスでもOKです。この効果は一時的なもので毎回入浴時に塗らなくてはなりません。ちょっと面倒ですが、石鹸もボディーソープもシャンプーもリンスも常にお風呂場にあるものなので、新たにコストがかからないというメリットがあります。
シェービングクリームを塗る
乾いた鏡に薄くシェービングクリームを塗り、数分後乾いた布で拭き取ります。シェービングクリームに含まれている油分が膜となって、鏡の表面を汚れや蒸気から守ってくれます。この方法は数日効果が持続します。
液体のりを塗る
乾いた鏡に液体のりを塗り、お湯をかけたあと薄く手でのばします。そしてティッシュやキッチンペーパーで拭き上げます。液体のりに含まれているPVA(ポリビニルアルコール)が水の膜を作り、鏡を曇りにくくしてくれます。2日間~1週間曇り止め効果があります。
ユニットバスを掃除する方法
「ユニットバスの掃除」と一言でいっても、浴槽や床、壁や鏡など様々な場所があります。日頃のお風呂掃除は洗剤で磨く程度で十分ですが、週に1回くらいは念入りに掃除しましょう。週末に全部一気にやるのもいいですが、今日は「鏡と蛇口」とか「排水口と浴槽だけ」など曜日でわけたり、マイルールを決めてすると負担になりすぎません。
アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸を組み合わせて使うことで、ユニットバスにたまりやすい水垢や皮脂汚れ、石鹸カスなどをキレイに落とせます。