お湯をためるのが「浴槽」です。風呂釜とは、お湯を沸かして浴槽にお湯を吐きだす装置のことをいいます。「追い焚き機能」がついているお風呂には必ず風呂釜があります。浴槽やタイル掃除しているだけではなく「風呂釜」を掃除しないと雑菌が繁殖して、汚れたお湯につかっていることになります。自分で頑張っても落ちない汚れはプロに任せましょう。料金相場は1箇所15,000円~18,000円程度です。事前に料金の確認や、依頼したい内容が含まれているか確認しましょう。
風呂釜が汚れる原因
「自然循環タイプ」「強制循環タイプ」どちらの風呂釜でも、追い焚きすれば汚れた水や、お湯を吸い込むので風呂釜内部は汚れてしまいます。そして汚れた風呂釜は温めたお湯と汚れを浴槽に吐き出しているので、キレイに見えるお風呂のお湯も本当は汚れています。
・人の垢
・皮脂
・髪の毛
・石けんカス
・入浴剤
風呂釜が汚れる皮脂や石鹸カスなどは、ヌメリや湯垢となり雑菌が繁殖します。いずれにしても人がお風呂に入る以上は防げないので、やはり定期的に風呂釜の掃除が必要になります。
1つ穴の風呂釜を掃除する方法
【道具】
・風呂釜用洗剤または酸素系漂白剤
・スポンジ
・シャワーまたはホース
- 1.風呂釜のフィルターカバーを外す
- 風呂釜の穴についているフィルターカバーを外し、浴槽に風呂釜上5cmくらいになるように水ためる。入浴剤が入っていなければ残り湯でも大丈夫です。
- 2.浴槽に風呂釜用洗剤または、酸素系漂白剤を入れる
- 浴槽に風呂釜用洗剤または、酸素系漂白剤を入れて設定温度40℃以上で追い炊きする。風呂釜用洗剤であれば規定の量入れて、酸素系漂白剤なら水10Lに対し50~70g入れる。この時にお風呂の椅子、風呂桶などのお風呂グッズや外した風呂釜のフィルターカバーなどもつけ置き可能です。そのまま2~3時間放置する。
- 3.つけ置きしたものを取り出して水洗いする
- つけ置きしたものを取り出し水洗いする。汚れが残っていたら、スポンジや古歯ブラシを使ってこすり洗いする。
- 4.風呂釜の穴の中を洗い流す
- シャワーまたはホースを使って風呂釜の穴の中を洗い流す。洗い流したら浴槽にお湯ためて、2回目の排水して完了。