ご先祖様に感謝の気持ちを込めて仏壇を掃除したいが正しい掃除方法がわからなくて困っていませんか?仏壇掃除は天気がよくて湿気の少ない日にお線香をあげてからスタートしましょう。
長年の汚れが蓄積し自分でどんなに頑張っても落ちない汚れがある場合は、諦めずにプロの業者に依頼するのも一つの手です。各社様々なプランを揃えています。料金相場は金仏壇 1基 150,000円~200,000円程度、唐木仏壇 1基 80,000円~150,000円程度です。事前に料金の確認や依頼したい内容が含まれているか確認しましょう。
仏壇を掃除した方がいい3つの理由
汚れが取れにくくなる
仏壇にたまった汚れは初めのうちは簡単に取れるが、そのまま放置すると汚れが固まり、仏壇にこびりつき、落ちにくくなります。そうなると簡単は落ちないどころか、汚れを落とす時に仏壇を傷つけてしまう恐れがあります。
カビが繁殖する
ホコリが蓄積されるとホコリからカビなどが繁殖します。カビによって仏壇の表面から段々と汚れが広がります。最悪の場合は仏壇自体が取り返しのつかない程の、ひどい状態になることがあります。
ご先祖様に失礼です
汚れを放置したままにすると、何よりもご先祖様に対して失礼なことです。仏壇はご先祖様を敬う祭壇です。その祭壇をホコリや汚れをそのままにすること、ご先祖様はどう思われるでしょうか?
自分で仏壇掃除する方法
【道具】
・ハケまたはモップ
・雑巾
・綿棒
- 1.仏壇の装飾配置を忘れないように写真やメモを取る
- 仏壇の装飾配置を忘れないようにまずは、写真やメモをとって記録を取る。
- 2.仏具のホコリを落とす
- 位牌や線香立てや燭台などの仏具を仏壇から外す。基本は高い位置から始めハタキで仏壇に付着したホコリを落とす。仏壇は繊細で必要以上にハタキで強く叩くと傷がつくので注意しましょう。少し不安な方にはモップやハケで優しく撫でるようにホコリを落とす。
- 3.雑巾または布切れで拭く
- ホコリを落とした仏具は乾いた雑巾または布切れで拭く。この時もあまり強い力で拭かずに優しく拭きます。また汚れのひどい部分は専用の化学製雑巾で拭き取るとキレイに落とせます。仏具や細かな装飾部分には綿棒で細部の汚れを掻き出すように取る。
- 4.位牌や仏具を元の位置に戻す
- 位牌や仏具を元の場所に戻せば掃除は完了
神棚を掃除する時は3つの配慮しよう
掃除の前に身を清めてお参りする
神棚を掃除する場合は、神社でのお参りと同様に神様にお会いするという意味合いがあり、身を清める必要があります。
お札の扱い方に注意する
最も配慮する必要があるのは、お札の扱い方です。神様がお札に宿っていますので、お札に息がかからないように口に和紙などをくわえて取り扱います。これは人間の息には穢れがあるとされており、神様に吹きかけないためです。また、お札を新しいものと交換する場合や、紙垂やしめ縄など取り外した場合は白い和紙に包み神社に納めてお焚き上げをしてもらうことをオススメします。
掃除する時の注意点を知っておく
神棚を極力床に直接置くことは避ける必要がありますが、どうしても置かなければならない時にはきれいな白い布を準備してその上に置きましょう。また、ほこりに息を吹きかけて、吹き飛ばすのは避けましょう。清潔な布で床や棚などを乾拭きします。水拭きをしないのは一般的に神棚はケヤキやヒノキなどで作られていることが多く、水拭きをすると木材が変形したり、カビなどが発生したりするためです。