パキラを植え替える時期や方法を紹介!パキラを育てるには植え替えと剪定が重要
パキラを失敗しないで育てるには剪定と植え替えが重要です。今回はパキラの育て方、剪定や植え替える方法を紹介します。
初心者にもおすすめのパキラの育て方は?
形のいい緑色の葉が魅力のパキラは比較的簡単に育てられるので、初心者にもおすすめです。
科名・属名 |
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アオイ科(パンヤ科)・パキラ属 |
原産地 |
中南米 |
高さ |
自然界では10~20m、観葉植物としては10cm~2m程度 |
耐暑性 |
強い |
耐寒性 |
ある |
その他 |
常緑樹で病害虫の心配が少なく生命力が強い |
置き場所
耐陰性があるものの、やはり日陰に置きっぱなしにすればパキラは弱ってしまいます。直射日光が当たると葉焼けしてしまう恐れがあるため、レースカーテン越しの明るい場所に置くのがおすすめです。日陰に置く場合でも、1日に数時間はレースカーテン越しに日光を当てましょう。
また、パキラは寒さが苦手なので、5℃以下になる場所を避けて暖かい場所に移動しましょう。
用土
パキラの用土は小粒の赤玉土7:腐葉土2:堆肥1の配合土がオススメです。または観葉植物用の培養土を使いましょう。
水やり
パキラは乾燥に強いので、乾燥気味に水やりしましょう。土の表面が乾いたら水やりをする程度で十分です。水のやりすぎは根腐れを引き起こします。
肥料
パキラの生育期は春~秋です。4月~10月の間は2ヶ月に1回の割合で緩効性化成肥料を施しましょう。
定期的なお手入れ
日頃のお手入れはさほど難しくないパキラですが、パキラは成長が早いため剪定と植え替えする必要があります。植え替えしないと鉢が根でいっぱいになり、根詰まりして枯れてしまう恐れがあります。
パキラはハイドロカルチャーでも育てられる
ハイドロカルチャーとは土を使わずにハイドロボールやゼリーボール、カラーサンドなどの資材を使って植物を育てる方法です。パキラもハイドロカルチャーで育てられます。
ハイドロカルチャーは保水性が高く、水やりの頻度を減らせたり、虫がわきにくく見た目がおしゃれ、根の様子を確認しやすく植え替えのタイミングがわかりやすいなどハイドロカルチャーで育てるメリットは多いです。
ハイドロカルチャーに植え替える方法
準備物
- バケツ
- 容器
- 資材(ハイドロボールまたはゼリーボール)
- 根腐れ防止剤
- 液体肥料
- 霧吹き
- 水分計
ハイドロカルチャーに植え替える手順
- 植え替えするパキラを鉢から出し、根に付いた土を軽く落とし水を張ったバケツの中で優しく振り洗いする。
- ハイドロボールまたはゼリーボールを洗う。
- 根腐れ防止剤を容器に敷き詰める。
- 根腐れ防止剤の上から資材を1/3程度入れる。
- 容器の真ん中にパキラを植え替えて、パキラが固定されるまで資材を足す。
- 容器に1/5~1/4程度まで水を入れる。容器が透明ではない場合は、水分計を使って水分を測定する。
- パキラの葉に霧吹きで水を吹きかけて完了。
土が残っていると水が汚れるため植え替えするため、土が落ちるまで水を入れ替えて繰り返しましょう。
植え替え後は根が落ち着くまで数週間日陰で休ませましょう。根が落ち着いたら液体肥料をあげましょう。
パキラの剪定方法や増やす方法
パキラは生育旺盛な植物のため剪定と植え替えが必要です。剪定しないとパキラが大きくなりすぎたり、樹形が崩れたり、葉が生い茂りパキラの健康面に悪影響を及ぼすなどの不具合が生じてます。
パキラの剪定時期
パキラの剪定時期は生育期の入り口で、樹形を整えるのに最適な5月~6月です。
パキラを剪定する方法
準備物
- 剪定バサミ
- 癒合剤
パキラを剪定する手順
- 剪定バサミを使って伸びすぎた枝を好みの高さに切る。
- 枯れている枝や病気など見栄えの悪い葉がついた枝を根元から切る。
- 樹形を見ながら混み合っている箇所の不要な枝を分岐点の根元から切る。
- 太い枝を切った場合は切り口に癒合剤を塗り完了。
パキラの枝に少し膨らんだ節のような部分があります。この部分を成長点といい、新芽が出てくる所です。成長点の少し上で切るのがポイントです。
癒合剤の使い方や自作の癒合剤については下記の記事で詳しく紹介しています。
挿し木にして増やす方法
パキラは剪定した枝を挿し木にして増やせます。
準備物
- 発根促進剤
挿し木にして増やす手順
- 枝の上から2~3枚の葉を残し、それ以外の葉を取る。
- 枝の切り口に発根促進剤をつける。
- 土に植え水やりをする。
成長しすぎたパキラを剪定する方法や増やす方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
枯れる前にパキラを植え替える方法
生育旺盛なパキラを育てる上で重要になるのが植え替えです。定期的に植え替えしないと鉢が根でいっぱいになってしまい、根詰まりして枯れてしまう恐れがあります。また、月日の経過と共に土の栄養が減ってしまうのも植え替えが必要な理由の1つです。
パキラの植え替え時期
パキラ植え替えに適した時期は、生育期中の5月~9月頃です。また、水やりをして土に水が染み込んでいかない場合は、早めに植え替えしましょう。植え替え目安は1~2年に1回は植え替えしましょう。
パキラを植え替える方法
準備物
- 今使っている鉢より一回り大きな鉢
- 剪定ハサミ
- スコップ
- 新しい用土
- 鉢底ネット
- 鉢底石
パキラを植え替える手順
- 植え替えする数日間水やりを控えて土を乾燥させる。
- 新しい鉢に鉢底ネットと鉢底石を入れて、用土を鉢の1/3程度まで入れる。
- 古い鉢からパキラを優しく取り出し、根に付いている土を手で優しく揉みほぐしながら取る。#
- 黒ずんだ根は傷んでいるのでハサミで切る。
- 新しい鉢の真ん中にパキラを置き、鉢の縁から2~3cm位まで土を入れる。
- たっぷり水やりして完了。
まとめ
今回はパキラの育て方、剪定や植え替える方法を紹介しました。パキラは剪定と植え替えさえ押さえれば、比較的簡単に育てられます。剪定や植え替えに自信がない場合は、プロに任せることをおすすめします。
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