ブーゲンビリアの剪定方法は?ブーゲンビリアの花言葉から育て方まで完全版
ブーゲンビリアの花言葉は「情熱」「魅力」です。そのため贈り物にもぴったりです。
ブーゲンビリアを大きくしたいときは?ブーゲンビリアを大きく育てるためには、まず日当たりの良い場所で育てることが重要です。また、定期的な剪定で古い枝を取り除き、新しい枝の成長を促進します。肥料を適切に与え、成長期には水やりをしましょう。さらに、誘引して枝を広げて、全体のバランスを整えることで、より大きく美しい株に成長させられます。
鮮やかで美しいブーゲンビリアを自分で育ててみたいけど「上手に育てられるか自信がない…」と悩んでいませんか?今回はブーゲンビリアの育て方や剪定方法、誘引や挿し木する方法を紹介します。
ブーゲンビリアとはどんな植物?
ブーゲンビリアは、鮮やかな花を咲かせるつる性植物で、熱帯や亜熱帯地域で広く栽培されています。この植物は、ブラジル原産で、鮮やかな色合いの花を咲かせることで知られています。
学名と名前の由来
ブーゲンビリアの学名は「Bougainvillea」で、1760年にブラジルでフランスの探検家によって発見されました。発見した探検家の名がブーガンヴィルだったことからブーゲンビリアと名付けられたと言われています。
熱帯植物
ブラジルで発見されたということでも分かる通り、ブーゲンビリアは中南米の熱帯植物です。そのため寒い場所が苦手です。
花言葉
ブーゲンビリアの花言葉は「情熱」「魅力」です。そのため贈り物にもぴったりです。
ブーゲンビリアの花
熱帯地方では一年中開花していますが、日本での開花時期は春~秋にかけてです。4月~5月と10月~11月に花が咲きます。赤やピンク、黄やオレンジといった鮮やかな花を咲かせるイメージがありますが、ヒラヒラとした花びらに見える部分は苞葉(ほうよう)と呼ばれる葉の一種です。本当の花は苞葉の内側の白い筒状の部分です。
ブーゲンビリアの茎
ブーゲンビリアはつる植物です。ラティスやフェンスにからませると、おしゃれな生け垣ができます。ブーゲンビリアの茎にはトゲがあり、作業する時は手袋をはめてから作業しましょう。
害虫被害
ブーゲンビリアはほとんど病気にかかりませんが、まれにアブラムシの被害に合うことがあります。アブラムシが発生したら水で洗い流して殺虫剤で退治しましょう。
ブーゲンビリアの育て方
水やり
ブーゲンビリアは湿った土壌より、乾燥気味の土壌を好みます。土が完全に乾くまで待ってから水をあげましょう。
水やりし過ぎると枝葉ばかり成長して花が咲きません。葉の先がしおれたら水やりするくらいの気持ちで大丈夫です。冬は1週間に1回程度、晴れて暖かい日に水やりしましょう。地植えの場合は特に水やりせずに、雨天にまかせて大丈夫です。
肥料
ブーゲンビリアは肥料をあげ過ぎても、あげなさ過ぎても花は咲きません。肥料をあげるタイミングは4月~10月、開花後、剪定後、発芽後です。液体肥料より効果がゆっくり表れる固形肥料が適しています。
窒素成分が多い肥料は枝葉ばかり成長して花が咲かなくなるため、リン酸が多い化成肥料がオススメです。地植えの場合は肥料をあげなくても大丈夫です。
冬越し
熱帯植物であるブーゲンビリアは気温が5℃以下になると枯れてしまいます。鉢植えの場合は、冬になったら屋内に鉢を入れて育てましょう。
地植えの場合はビニールやバークチップで冷気を遮る寒さ対策しましょう。霜が降りるような北の寒冷地は、地植えより鉢植えの方が温度管理がしやすく育てやすいです。
ブーゲンビリアを剪定する時期
ブーゲンビリアはつる性植物であり、放置すると枝が伸びすぎてしまい、全体の形が乱れてしまうことがあります。新しい枝に花を咲かせるため、古い枝を適切に剪定しましょう。また、剪定によって風通しが良くなり、病害虫の発生を防ぐ効果も期待できます。
剪定する時期とタイミング
ブーゲンビリアを剪定するべき最適な時期は、花が咲き終わった直後です。一般的には春~初夏にかけてが適しています。
また、枝が伸びすぎたと感じた場合や、形が乱れてきた場合にも剪定しましょう。ただし、寒い季節に剪定すると、植物がストレスを受ける可能性があるため避けましょう。
ブーゲンビリアの剪定方法
ブーゲンビリアの剪定は、季節ごとに適切にすることで、健康的な成長と美しい花を楽しめます。それぞれの季節に合わせた剪定方法を紹介します。
春の剪定
春はブーゲンビリアが成長を始める季節です。この時期の剪定は、主に冬の間に枯れた枝や弱った枝を取り除くことが目的です。また、全体の形を整え、風通しを良くするために、込み合った枝を適度に剪定しましょう。
夏の剪定
夏はブーゲンビリアが最も成長する時期です。そのため、枝が伸びすぎて形が乱れやすいです。長く伸びた枝を適度にカットし、全体の形を整えましょう。また、混み合った部分を整理し、風通しを確保することで、病害虫の発生を防ぐ効果もあります。
秋の剪定
秋になると、ブーゲンビリアの成長は徐々に緩やかになります。この時期の剪定は、冬越しに向けた準備として、不要な枝や弱った枝を取り除くことが中心です。
室内で冬を越す場合は、全体の大きさを調整するために、少し強めに剪定しましょう。
冬の剪定
冬の間は、ブーゲンビリアの成長がほとんど停止します。寒さに弱いブーゲンビリアを保護するため、剪定は控えめにしましょう。枯れた葉や枝を軽く取り除く程度に留め、次のシーズンに向けて無理なく越冬できるように準備します。寒冷地では、剪定後に植物全体を保温するための対策が必要です。
ブーゲンビリアの誘引や増やし方
ブーゲンビリアの誘引と増やし方を知ることで、美しい庭や空間を作り出せます。
誘引する方法
温暖地域ならブーゲンビリアを地植えして、ラティスやフェンスに誘引し生け垣を作れます。ブーゲンビリアはバラのように枝の上に花が付くため、横に誘引すると全体的にキレイな花が咲きます。
ブーゲンビリアの誘引は葉が落ちた秋~冬にします。伸ばしたい方向へ枝を伸ばして、麻ヒモなどでラティスやフェンスに結び付ければ誘引できます。
挿し木する方法
ブーゲンビリアを増やす一番簡単な方法が挿し木です。挿し木する時期は6月~8月の新芽が出やすい時期にしましょう。剪定時期と重なるので、剪定時に切り落とした枝を使ってもいいでしょう。
元気な枝を選び10cmくらい切り落として、枝の先を斜めに切って30分~1時間程水に浸けてから、赤玉土かパーライトや川砂を入れた鉢に枝の2/3まで挿し込みます。葉は発根を促すため先端部の4、5枚を残して摘み取りましょう。
発芽するまでは日陰で土が乾燥しないように水やりして育てます。新芽と根がしっかりしてきた1~2ヶ月後に、新しい鉢や庭に植え替えましょう。
種から育てる方法
ブーゲンビリアは種から育てられますが、種はほとんど市販されておらず購入が困難です。育てたブーゲンビリアの花が咲き終わり、サヤが熟したら種を採って春まで冷暗所で保管しておきましょう。
種まきの時期は植え付けと同じく5月~7月の気温が20℃を超える暖かい日にしましょう。種まき用のポットに種を置き、軽く土をかぶせて直射日光が当たらない場所に置きます。土が乾かないように水やりして、苗が育ったら植え替えます。芽が出るまでに1ヶ月くらいかかりますので、気長に育ててください。
不安を感じたらプロへ依頼するのがおすすめ
今回はブーゲンビリアの育て方や剪定方法、誘引や挿し木する方法を紹介しました。日当たり、水やり、肥料はあげ過ぎてもあげなさ過ぎてもいけません。剪定やお庭づくりで困ったことがあれば、プロに相談するといいでしょう。
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