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ムスカリの球根の植え方や水耕栽培する方法を紹介!ムスカリは植えっぱなしでOK

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ムスカリは暑さ寒さに強く、植えっぱなしにしても翌年花が咲く育てやすい植物です。水耕栽培もできるため、可愛らしいインテリアとしても利用できます今回はムスカリの球根の植え方や水耕栽培の方法、開花後の管理を紹介します。

ムスカリとはどんな花?

ムスカリとはどんな花?
ムスカリとはどんな花?

ブドウの房のような小花を咲かせる

ムスカリはブドウの房のような釣鐘型の花を咲かせる球根植物です。草丈は15cm程度と可愛らしい大きさで、チューリップやスイセンなど他の花々の寄せ植えにも使われます。チューリップの育て方については下記の記事で詳しく紹介しています。

チューリップ 球根
チューリップの球根の植え方!植える時期や咲き終わった球根の保存方法を紹介

ムスカリの開花時期は3~5月中旬頃です。鮮やかな青紫色の花が多いですが、近年は白色や薄紫色、ピンク色なども販売されています。

ムスカリ 球根 ミックス
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植えっぱなしにできる

ムスカリは一度植え付けると数年は植えっぱなしにできます。花が終わってそのまま放っておいても翌年また花を咲かせます。こぼれ種や分球で増えて自然に花が咲くため、管理の手間がかからず育てやすい植物です。群生させるとグランドカバーになり、青いカーペットを敷いたような見事な景観を楽しめます。

耐寒性があり育てやすい

ムスカリは耐寒性があり、地植えでも鉢植えでも育てやすいのが魅力です。温暖な地中海沿岸や西南アジアが原産地であるため、日当たりと風通しのいい場所を好みます。直射日光が当たる場所で元気に育つ強さももっています。夏の暑さと冬の寒さどちらにも強いため夏越し冬越し対策の必要がなく、ガーデニング初心者におすすめの花です。

ムスカリの球根の植え方

植え付け時期

ムスカリの球根は10~11月に植えます。早秋に植えると葉が長くなり過ぎてしまうため、晩秋に植えてコンパクトに育てましょう。

親球根に子球根が付いている時は、子球根を取って養分の損失を防ぎます。子球根を残しておくと親球根の養分がとられて花が小さくなってしまうため、手で取っておきます。

地植えする場合

地植えする場合
地植えする場合

ムスカリを地植えにする場合は、水はけと日当たりのいい場所がおすすめです。太陽を好むムスカリは、日陰で育てると葉ばかり伸びてしまい花があまり咲きません。

ムスカリの球根を地植えする時は、土の表面から1~2球分の深さまで掘って5~6cm間隔で植えましょう。

鉢植えの植え方

鉢植えの植え方
鉢植えの植え方

ムスカリを鉢植えにする場合は、球根の頭部を3~4mm出して植えます。頭部を出して植えると、寒さのストレスによって短く硬い葉になります。鉢は直径12~15cmを使い、球根を5~7個植えましょう。11月下旬頃に植えると葉が長くならずコンパクトな草姿で花が咲きます。

ムスカリを育てる3つのポイント

ムスカリを育てる3つのポイント
ムスカリを育てる3つのポイント

水はけのいい土を使う

ムスカリの球根を植え付ける土は、市販の培養土がおすすめです。自分で土を作る場合は、赤玉土と腐葉土を7:3で配合します。水はけがいい土を使い、酸性の土は避けましょう。植えつける前に、根が伸びるように土をしっかり耕しておきましょう。

肥料は少しでいい

ムスカリは少しの肥料で花を咲かせられる強い植物です。球根を植え付ける時に緩効性肥料を混ぜておき、花が咲いた後に少し液体肥料を与えると生育が促されて元気に育ちます。

肥料を与えるのは葉が緑色の間だけです。ムスカリの休眠期に肥料を与えてしまうと、球根が傷んでしまうため注意しましょう。

土の表面が乾いたら水やりする

ムスカリの水やりは、地植えと鉢植えで異なります。水を与えすぎると球根が腐る原因になるため注意しましょう。地植えの場合は、ほとんど水やりの必要がなく降雨のみで育ちます。

鉢植えする場合は土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。ムスカリは花が咲き終わると休眠するため、早春まで水やりはしないようにしましょう。

ムスカリの開花後の管理

ムスカリの開花後の管理
ムスカリの開花後の管理

花が枯れても植えっぱなしにする

3~5月に花を咲かせるムスカリは、花が咲き終わったら種を作り始めます。枯れた花だけを切り取り、植えっぱなしにしておくと球根に栄養が行き渡ります。葉を切ると光合成ができなくなり、来年花を咲かせる養分を作れなくなるため注意しましょう。

鉢植えで育てていると球根が増えすぎて鉢の中が窮屈になるため、数年に1度は植え替えして小さな球根や、傷んだ根を取り除く必要があります。

花つきが悪くなったら球根を掘り上げる

ムスカリは3~4年は植えっぱなしにできますが、球根が混み合ってだんだん花つきが悪くなってきたら掘り上げましょう。葉が枯れる7月頃が球根の掘り上げるタイミングです。

掘り上げた球根は葉や根を取り除き、球根をネットに入れて日の当たらない風通しのいい場所で保管しましょう。球根が腐りやすくなるため、土を落とす時に水洗いはしません。親球根の周りに付いている子球根は、取らずに保管して植え付ける際に取り外しましょう。

ムスカリを水耕栽培する方法

ムスカリを水耕栽培する方法
ムスカリを水耕栽培する方法

ムスカリは土の代わりに水を使って育てる「水耕栽培」ができます。球根が完全に水に浸からないように水の量を調整して育てます。

おしゃれなガラス瓶に入れて部屋のインテリアとして楽しみたい時は、水耕栽培にチャレンジしてみましょう。よく日の当たる窓辺に置くと活き活きと育ちます。

しかし、水耕栽培では球根に栄養を蓄えられないため、来年は花をつけません。来年も花を咲かせたい場合は、土に植え付けてあげましょう。

発芽のポイント

春先の球根花は、冬の寒さを体験しなければ花が咲きません。秋に園芸店でムスカリの球根を購入したら、封筒や紙袋に入れて冷蔵庫や冷暗所で2ヶ月ほど保管します。日光や室内の灯りの影響を受けないように暗くすることが大切です。土から掘り上げた球根を使う時は、土を払い落としキレイにしてから保管しましょう。

冷蔵庫で保管していたムスカリの球根を取り出して、小さな皿や器に少量の水を入れて球根を置いて発芽を待ちます。球根を浸けている水はこまめに変えて球根が傷まないようにしましょう。発芽したらガラス瓶など透明な容器に入れて育てます。

水耕栽培する方法

準備物

  • ムスカリの球根
  • 空き瓶やガラスの器
  • 軽石

ムスカリを水耕栽培する手順

  1. 空き瓶やガラスの器など透明な容器に軽石を入れ、容器に水をたっぷり入れる。
  2. 球根のお尻だけが水に浸かるようにセットする。
  3. 根がある程度伸びるまで、暗い場所で管理する。
  4. 根が伸びてきたら水位を減らし、日の当たる明るい場所に移動させる。
  5. 球根が腐らないように水を毎日取り替える。
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まとめ

今回はムスカリの球根の植え方や水耕栽培の方法、開花後の管理を紹介しました。チューリップやスイセンなどと一緒に寄せ合わせに向いている花ですが、植えっぱなしにすると球根の分球やこぼれ種でどんどん増えてしまいます。増えすぎて庭の手入れが行き届かない場合があるかもしれません。

植え替えや、花壇を整えたい時などムスカリの栽培に困った時は花植え業者に依頼して球根を掘り上げてもらいましょう。

ムスカリの開花はいつ?
ムスカリの開花時期は3~5月中旬頃です。鮮やかな青紫色の花が多いですが、近年は白色や薄紫色、ピンク色なども販売されています。「ムスカリとはどんな花?特徴は?」で詳しく紹介しています。
ムスカリの球根はいつ植える?
ムスカリの球根は10~11月に植えます。早秋に植えると葉が長くなり過ぎてしまうため、晩秋に植えてコンパクトに育てましょう。「ムスカリの球根の植え方」で詳しく紹介しています。

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