フローリングの傷が気になりながらも諦めていませんか?自分で簡単にフローリングの傷を補修できます。そこで今回はフローリングの補修の方法や、便利グッズを紹介します。どうしても自信がない人は業者に相談しましょう。
自分でフローリング補修できるのは4種類

最近の住宅はフローリングが多いです。フローリングは木材でできているので尖ったものや、重たいものを落とすとヘコみます。フローリングは部分張替えが非常に難しく、貼り替えたとしても色が合わず違和感を感じることが多いので補修(リペア)が重要になってきます。フローリングの補修は、小さいものであれば自分でできます。
「自分でできる補修は自分でやる!」「できない補修はプロに任せる!」というスタンスをとると費用的にも負担が減ります。
自分で補修できるのは大きく分けて4種類です。
- フローリングの浅いキズ
- フローリングの凹み
- フローリングの床鳴り
- フローリングの軽度汚れ
フローリング補修する便利グッズ

テープ
気になる部分にピタッと貼るだけで、フローリングの傷を隠せます。小さめのえぐれ傷や、部屋の見えにくい部分ならこれで隠してしまうのも一つの手です。
しかし、カラーバリエーションが少ないのでインテリアにこだわりのある人や、フローリングの色と合わない場合はオススメできません。色は気にならない!とにかく傷を隠したい人にはオススメです。

クレヨン
専用のクレヨンをドライヤーで温めて、フローリングの傷に塗り込むだけで簡単に傷を補修できる商品です。フローリングだけではなくテーブルやイスにも使えますが色合わせが難しいという口コミがあるものの、火を使わなくていいというメリットはあります。


補修セット
シェラックつや消し4色、ゴシゴシスクレーパー、電熱コテがセットになっているので、これ1つでフフローリングの補修が可能です。大きなフローリングの傷には向いていませんが、小さな傷なら自分で手軽に補修できます。
口コミでは電熱コテの熱量が小さくてロウを溶かすのに、とても時間がかかると口コミがありました。大きな傷の修復に使用したい場合は別で大きな電熱コテを購入するか、お手持ちのハンダゴテがあれば代用するといいでしょう。

ハードタイプ
固さがあるので耐久性に優れています。他の色やスーパーハードタイプと混ぜ合わせて色合わせして使用することで、自宅のフローリングに合った色で傷を埋められます。

電熱コテ
補修したい場所の近くにコンセントがない場合、コードレスの電熱コテがあると便利です。

耐熱保護ジェル
補修後に塗っておくことで熱から保護する効果があります。

フローリングの凹みを補修する方法

フローリングの軽い凹みは、家にあるアイロンを使えば補修できます。
準備物
- アイロン
- 布
フローリングの凹みを補修する手順
- 布を水に濡らし、フローリングの凹んだ箇所に置く。
- 布の上からアイロンを当てて蒸すとフローリングの凹みが直ります。
床鳴りは専用の補修キットで止める

準備物
- ハウスボックス 床鳴り止まるんです(実鳴り用)
- 布
専用の補修キットで床鳴りを直す手順
- 床鳴りが起こっている箇所を確認し、フロアの継ぎ目(実)に沿って「床鳴り止るんです」を流し込む。
- 周囲に付いてしまった液体を拭き取り完了。


フローリングの汚れを落とす方法

準備物
- バケツ
- 食器用洗剤
- 雑巾(3枚)
フローリングの汚れを落とす手順
- 水に2Lと食器洗剤を小さじ1~2杯をバケツに入れて溶かし洗剤液を作る。
- 洗剤液に雑巾を浸して、固く絞りフローリングを拭く。
- 水拭きで洗剤液を拭き取り、乾拭きで水分を取り除き完了。
基本のフローリング掃除については下記の記事で詳しく紹介しています。

フローリング補修するポイントと注意点

フローリングを補修するポイント
- 補修する場所を掃除する
- バリをきちんと取る
- 説明書やHPなどで使用方法をよく読む
傷口にホコリやゴミがあると補修しにくいので筆や古くなった歯ブラシ、セロハンテープなどを使ってキレイに掃除しておきましょう。クレヨンやパテなどの使用方法は、商品の説明書をよく読んでから作業を開始しましょう。
フローリング補修する注意点
- 補修はあくまでも応急処置と理解しておく
- 賃貸の場合は大家に確認する
- 自分でやる自信がない場合は業者に相談する
フローリングの傷を簡単に補修できる方法があるといっても、やはりそれは応急処置にすぎません。長年住んでいると修復しきれない傷もでき、カビが生えることもあります。自分で対処しきれない場合は、業者に相談することをオススメします。
また、賃貸の場合は自分で無理に修復しない方がいい場合もあります。退去時に傷がバレてしまうのが嫌で自力で補修したい気持ちもわかりますが、勝手に補修してもわかってしまいます。後で揉め事になるよりは、きちんと相談して話し合うことオススメします。
フローリング補修を業者に依頼する費用相場

あまり器用な方でもないし、自分でフローリング補修するのは難しそう、失敗するくらいなら業者に依頼したい人もいますよね?業者にフローリングの補修を依頼した場合、時間や費用はいくらかかるのか調べてみました。
作業にかかる時間は傷の大きさや数にもよりますが、1日(9時~17時)、半日、2時間など、業者によって様々な設定があるようです。時間内にどれだけの数の傷を補修してもらえるのか、気になる業者に問い合わせてみる必要がありますね。
小さい傷で1日5~10箇所が目安です。料金は半日15,000円程度、1日30,000円程度が相場、1時間追加で5,000円程度が必要になる業者が多いです。
フローリングの張替えと違って部分的に補修してもらうだけで、リフォーム代に比べるととても良心的な金額で1日ですむのは嬉しいです。
まとめ
今回はフローリングの補修の方法や便利グッズを紹介しました。リフォームするにはまだ早いけど、フローリングに気になる傷が何箇所もあるという人はプロの業者に補修を依頼するのも一つの方法です。自分で応急処置した傷はどうしても補修の後が多少残りますが、プロの業者に依頼すると一体どこに傷があったのかもわからなくなるほどキレイに直ります。
大切な自宅ですから安くても作業が雑な業者は避けて、対応が丁寧で信頼できる業者を選んで依頼しましょう。そのためには3社くらいに問い合わせをして電話やメールの応対の様子やサービス内容、料金や口コミを比較しましょう。
フローリングの軽い凹みは、家にあるアイロンを使えば補修できます。「フローリングの凹みを補修する方法」で詳しく紹介しています。
フローリングのえぐれ傷の補修方法は?フローリングの補修は、小さいものであれば自分でできます。フローリング補修する便利グッズを紹介しています。