フローリングワックスのおすすめ!ワックスの剥がし方から塗り方を解説(手順動画あり)
フローリングにワックスがけすると「すり傷を予防できる」「艶がでて明るくなる」「掃除が楽になる」という嬉しいメリットがあります。そこで今回はフローリングのワックスの種類や、自分でワックスをかける方法を紹介します。
フローリングワックスの選び方
フローリングワックスを選ぶ時は4つのポイントを頭に入れておきましょう。
床の素材に合うものを選ぶ
フローリングの種類によって、選ぶワックスは変わります。加工していない白木には、白木専用のワックスを選びましょう。白木特有の色味や質感を保ちながらツヤを出してくれます。
また、万能タイプのワックスを選べば、加工されたフローリングなど色々なタイプに対応できます。
ツヤの有無で選ぶ
ワックスにはツヤが出るタイプと、そうでないタイプがあります。ツヤの有無で選ぶのも1つの方法です。ツヤが出ると高級感を感じられて、ツヤがないと木本来の風合いを楽しめます。
シートや液体など種類で選ぶ
液体タイプが多いフローリングワックスですが、その他にもシートタイプなどがあります。液体であれば少量からでも使えますし、シートタイプであればモップ掛けのような感じで気軽に作業できます。
ワックスのタイプ
フローリングのワックスには3種類あります。液体タイプ一番コーティング力が高いため、本格的なワックスがけをしたい方にオススメです。
シートタイプ
シートタイプは液体タイプよりコーティング力は劣りますが、フローリングモップを使って掃除する感覚でワックスがけができるため、簡単にワックスがけができます。
スプレータイプ
スプレータイプはつやを出したい場所に直接スプレーをかけられるので、つやが落ちた場所にピンポイントで使えます。
プラスαの効果で選ぶ
ワックスとしての効果だけでなく滑りにくい、汚れや傷が付きにくい、成分が優しいなどプラスαの効果があるワックスも多いです。お子さんやペットがいる方は、そういった点も意識して選んでみるといいでしょう。
ワックスがけするタイミングと頻度は?
ワックスがけするタイミング
思い立ったが吉日!早速ワックスを買ってきて実践したいところですが、雨が降っていたら我慢しましょう。フローリングにワックスがけするなら、晴れていてあまり風のない日にしましょう。フローリングにワックスがけした日は乾かすことが大切なため、晴れていてあまり風のない日がオススメです。
できるだけ雨や雪が降っている日、湿度の高い日を避けてワックスがけをする方が効率よく作業できます。
ワックスがけの頻度
フローリングにワックスをかける頻度は、半年に1回が目安です。毎日生活していると知らない間にはがれてくるので、適切な頻度で塗り直しが必要です。
また、2~3年に一度は剥離剤を使ってワックスをはがしましょう。ワックスをはがさなければいけない理由はワックスがけを数回重ねることでゴミや汚れが入ってしまい、床全体が黒ずんだりくすんだりするためです。
フローリングワックスをかける前にすること
フローリングにワックスがけをするためには下準備が必要です。汚れた床にそのままワックスがけをすると、その汚れと一緒にワックスがけすることになります。面倒ですがワックスがけをする前は、必ずフローリングをキレイに掃除しましょう。
準備物
- 掃除機
- 雑巾
- 中性洗剤(食器用洗剤でも代用可能)
- ゴム手袋
- バケツ
フローリング掃除する手順
- 雑巾でフローリングを乾拭きし、その後掃除機で溝に詰まったホコリなどを吸い取る。
- バケツに水を2Lと、中性洗剤を小さじ1杯を入れて洗浄液を作る。
- 雑巾を洗浄液につけて固く絞り、フローリング全体をキレイに拭く。
- キレイな水で雑巾を濡らして固く絞り、洗剤が残らないように水拭きする。
- 乾いた雑巾でしっかり拭き、フローリングを乾燥させて完了。
フローリングの掃除方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
古いワックスは剥がし方
古いワックスをそのままにしておくと、劣化して黒ずみの原因になります。古いワックスがついている時は事前に剥がしておきましょう。
準備物
- フローリングワックス剥離剤
- スポンジ
- バケツ
- 雑巾
古いワックスを剥がす手順
- 剥離剤をフローリングにかけて、スポンジを使って剥離剤を広げる。
- 乾燥させるために5分程度放置する。
- スポンジを使ってワックスを落とします。ワックス専用スポンジを使うとスムーズに落とせます。
- 乾いた雑巾で剥離剤を拭き取り、その後水拭きを3回以上繰り返し完了。
賃貸でありがちなトラブルとして「古いワックスを剥がしたらフローリングが傷付いた」ということがあります。傷が付くと退去時に原状回復費用を請求されたという声をたまに聞くので、ワックスを剥がす時は注意しましょう。
フローリングワックスの塗り方(賃貸OK)
液体状のワックスは容器に移し、モップやドライシートに浸しておきます。ワックスが多すぎると上手く塗れないので、少な目を意識するのがポイントです。シートタイプのワックスは、フローリングワイパーに装着しておきましょう。
準備物
- フローリングワックス
- ゴム手袋
- バケツ
- 雑巾
- モップ(フロアワイパーか、糸くずがでない布)
ワックスをかける手順
- ワックスがけをする場所の順番を考える。
- フローリングの板目に沿って、ワックスがけする。
- ワックスを自然乾燥させて完了。液体タイプなら約30分、シートタイプなら約10分が乾燥時間の目安です。
ワックスがけをどこから始めるのか、一度にどこまで塗るのか考えましょう。ワックスが乾燥する前にその上を歩いてしまうと足跡がつくため、順番を決めてから作業を開始しましょう。入口から遠い場所から始めると塗り終わった後に部屋からスムーズに出られます。
ワックスがけする時は力を入れ過ぎずに丁寧に塗りましょう。ワックスがけ後のフローリングが白くなっていたら、ワックスの量が多いかもしれません。その場合は白い跡が消えるように薄く塗り伸ばせば大丈夫です。
ワックスの表面は数時間で乾燥しますが、中まで乾燥させるには3~4日かかるため数日間は物を落としたりイスで床を傷つけないよう気を付けましょう。
フローリングのワックス剥がし&ワックス(手順動画)
時間のある方は、以下の動画で手順をわかりやすく確認できます。
フローリングワックスおすすめ人気ランキング4選
リンレイ/ウルトラタフコート
高性能で人気があるフローリングワックスです。樹脂ワックスの保護効果により傷や汚れを防止してくれたり、ツヤ効果によりキレイに仕上げたりできます。耐久性が2年と長いのも特徴です。
リンレイ/オールワックスシート
シートタイプのワックスだから、お手持ちのワイパーにつけるだけで簡単にワックスがけできます。乾くのも10分と早いから、忙しい方や手軽にワックスがけしたい方におすすめです。
AURO (アウロ)/フローリングワックススプレー
ワックスの成分は全て天然原料を使用しているので、赤ちゃんやペットがいるご家庭でも安心して使えるフローリングワックスです。ツルツルにならないタイプだから、階段や手すりなどにも気軽に使えます。
リンレイ/オール床用樹脂ワックス
フローリングはもちろん、ビニール床やクッションフロアなど、様々な床に使用できるフローリングワックスです。ツヤが出るので、このワックスを使うだけで部屋の雰囲気が明るくなります。
まとめ
今回はフローリングのワックスの種類や、自分でワックスをかける方法を紹介しました。ワックスがけするとフローリングに傷や汚れがつきにくくなるだけでなく、毎日の掃除も楽になるので嬉しいです。
フローリングのワックスを選ぶときは、なるべく天然素材のものを選びましょう。自分でワックスがけする自信がない人や、小さいお子様やペットがいてなかなか自分でワックスがけができない人は、専門業者に依頼するのがオススメです。
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