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出張着付け

着物の着付けのやり方!ひとりで着物の着付けするのに必要な物と着付け方

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1人で着物の着付けができる女性は素敵で、とても憧れますよね?そこで今回は自分で着物を着付けるのに必要な物や、一人で着物を着付ける方法を紹介します。

着物を着付ける前に3つの下準備

着物を着付ける前に3つの下準備
着物を着付ける前に3つの下準備

着物を着付ける前に、必要な下準備しましょう。ちょっとしたことですが、下準備がきちんと整っていると落ち着いて着付けができます。

手をキレイにする

手の脂や汚れがつくと、着物が傷んでしまいます。デリケートな着物を長く大切に着続けるためにも、着物に触る前は必ず手を洗い、水気は拭き取るようにしましょう。

着物は前日に出しておく

防虫剤のニオイや折りシワを取るため、着付け前日に着物や長襦袢をタンスから出しハンガーにかけておきましょう。直射日光の当たらない場所で2~3時間程度風を通しておくと、しっかりと臭いやシワが取れます。

シワが取れない場合は裏面にあて布して、低温でアイロンをかけてキレイにしましょう。着物だけでなく、着付けに必要な小物類も前日に出しておくと当日に慌てなくてすみます。

衣装敷を広げておく

着付けをする前に、衣装敷を広げておきます。衣裳敷とは着付けをしたり、着物を畳んだりする時に下に敷く和紙のことをいいます。着物の汚れを防ぐためにも、衣装敷は必ず準備しておきましょう。

着物 衣裳敷き
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着物の着付けに必要な物を選ぶポイント

着物の着付けに必要な物を選ぶポイント
着物の着付けに必要な物を選ぶポイント

着物の着付けに必要なものは、たくさんあります。全て揃っているか、事前にしっかり確認しておきましょう。

着物の着付けに必要な物の選び方

  • 着物・・・素材や柄の種類が豊富なので、季節や着る場所に合う物を選ぶ
  • 長襦袢・・・着物が肌に直接触れるのを防ぐため、着物の滑りをよくする効果もある
  • 伊達締め・・・胸元が崩れるのを防ぐため、薄手で柔らかい物を選ぶ
  • 腰ひも・・・長襦袢や着物の丈を維持するために使う。滑りにくい物がオススメ
  • 帯・・・柄や素材の種類が豊富にあるので、着物を着るシーンに合ったものを選ぶ
  • 帯板・・・前帯のシワを防ぐために使う。ベルト付きの帯板がオススメ。帯からはみ出ないように帯の幅より狭い物を選ぶ
  • 帯締め…帯を固定するのに必要不可欠な物です。帯の中央で結ぶのでコーディネートのポイントになる

インナーに必要な物の選び方

  • 下着・・・和装ブラジャーやスポーツブラがオススメ。ショーツはラインが出ないものがいい
  • 肌襦袢・・・汗を吸い取ってくれるもので下着の上に着ます。キャミソールなどでも代用できる
  • 裾よけ・・・裾さばきをよくしたり、着崩れを防ぐ。ペチコートでも代用できる
  • 補正用タオル・・・ウエストに巻いて使う。フェイスタオルやガーゼ、綿などが便利
  • 足袋・・・白色の足袋を選ぶと、どんな場面でも使える。カジュアルな場面なら色や柄付きも大丈夫

装飾小物の選び方

  • 草履・・・草履がない場合は下駄でも大丈夫です。靴とは違い、左右の別はない
  • バッグ・・・巾着や手提げ型など、種類が豊富にある。草履とバッグがセットになった物も多い

自分(一人)で着物を着付ける流れ

自分(一人)で着物を着付ける流れ
自分(一人)で着物を着付ける流れ

着物の着付けは、基本の流れがあります。基本の流れにそって何度も練習すると、短時間で着られるようになります。

着物を着付ける流れ

  1. 着物を着付ける前に足袋を履く。
  2. 足袋を履いたら下着、肌襦袢、裾よけの順番に身につける。
  3. ウエストにタオルを巻き体の凸凹を補正する。
  4. 長襦袢を着ることが、着物姿をキレイに見せるポイントです。
  5. 長襦袢を着たら着物を着て、腰ひもで結ぶ。
  6. 着物のお端折(おはしょり)をしっかり整えたら、伊達締めを締める。
  7. 最後に帯を締めたら完成。

着物の着付け手順動画

時間のある方は、以下の動画で手順をわかりやすく確認できます。

長襦袢の着方

長襦袢の着方
長襦袢の着方

着物の着付けでは、長襦袢をキレイに着ることが大切です。手抜きが許されない長襦袢だからこそ、しっかり手順を踏んで着付けましょう。

長襦袢を着る手順

  1. 長襦袢をうしろから両肩にかけ、両方の袖に通す。その後、左右の衿先を合わせて、背中心で合わせる。
  2. 握りこぶし1個分程度、衣紋(後ろの衿)を抜く。
  3. 衿を左右同じ位置に合わせて腰ひもを結ぶ。
  4. 背中にあるシワは左右に寄せて取る。
  5. 着丈を調整しながら伊達締めを締める。
  6. 左右のシワを伸ばしたり、胸元のたるみを直したりしたら完成。

長襦袢の選び方やたたみ方については下記の記事で詳しく紹介しています。

長襦袢
長襦袢(ながじばん)とは?長襦袢の選び方やたたみ方までまとめて解説

まとめ

今回は自分で着物を着付けるのに必要な物や、一人で着物を着付ける方法を紹介しました。着付け教室に通えば徹底的に教えてもらえますが、通えなくても練習次第で着られるようになります。

着崩れないよう、一人でキレイに着付けるにはコツを掴むまで練習あるのみです。最初は難しくて苦戦するかもしれませんが、和服美人を目指して頑張りましょう。

どうしても自分で着物の着付けができないから、プロに頼みたいという場合は、出張着付けのサービスを利用するのもオススメです。着付けのプロがあなたの自宅にきてくれるので安心です。

着付けだけではなくヘアセットや、メイクを一緒にしてくれるサービスもあるのでフォーマルな場へ行く時に依頼するのもオススメです。

着物の着付けはいくら?
出張着付けの費用相場は10,000円~13,000円程度です。

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