手ピカジェル、スプレー、プラスの違いや特徴!手ピカジェルの効果の違いや使い方
「手ピカジェル」と「手ピカスプレー」の違いは?
手には「バイ菌がいっぱい…」外出先であちこち触ったあとの手には、風邪やインフルエンザ、コロナなどさまざまなウイルスや菌が付着します。その手で目、鼻、口を触ると病原体が体内に入り込み様々な病気に感染します。
しかし、水や石鹸が使えず手洗いができない時もあります。そんなときに便利なのが「手ピカジェル」です。
厚生労働省が発表している「新型コロナウイルスの消毒、除菌方法について」の「手や指などのウイルス対策」では、「手洗いがすぐにできない状況ではアルコール消毒も有効です」となっています。
>>【参考】新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)
手ピカジェルの特徴
手ピカジェルの除菌成分はエタノールで、アルコール濃度は76.9~81.4vol%です。厚生労働省では、アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)を推奨しています。手ピカジェルはこの濃度基準を満たしています。
手ピカジェルには保湿効果成分ヒアルロン酸Naとグリセリンが配合されています。この2つが手荒れを防いでくれます。
手ピカスプレーの特徴
ジェルタイプだけではなく、手ピカシリーズにはスプレータイプもあります。
手ピカスプレーの除菌成分もエタノールです。アルコール濃度もジェルと同じ76.9~81.4vol%です。そして手ピカスプレーにはリン酸が入っており、リン酸はアルコールを酸性アルコールに変える働きがあります。酸性アルコールは殺菌作用が強く、幅広いウイルスや菌に効果があります。
酸性アルコールはプールの水や胃酸と同じで、殺菌作用が強いため手荒れしやすいです。しかし、手ピカスプレーのPH値は、人の素肌に近い弱酸性に調整されており安心して使えます。また、手ピカスプレーにはグリセリン、アランイトン、ミリスチン酸イソプロピルが配合されています。ジェルとは違いヒアルロン酸Naは入っていませんが、グリセリン、アランイトン、ミリスチン酸イソプロピルのおかげで手荒れの心配はありません。
手ピカスプレーの方が手ピカジェルより少し安いです。これらの違いを踏まえて使い分けるのもいいでしょう。消毒効果の高さや価格の安さで選ぶなら手ピカスプレーです。手ピカスプレーは急いでいると時に、サッと吹き付けられて便利です。一方、周囲に飛び散るのが心配だったり、子どものように手が小さい場合は塗りこめる手ピカジェルの方がオススメです。
「手ピカジェル」と「手ピカジェルプラス」の違いは?
手ピカジェルより、消毒効果が高い手ピカジェルプラスも発売されています。
手ピカジェルプラスの除菌成分もエタノールです。アルコール濃度も同じ76.9~81.4vol%です。スプレータイプ同様添加物にリン酸が入っており、アルコールのPH値が酸性になっていることで幅広いウイルスや菌に効果があります。
スプレータイプ同様グリセリン、アランイトン、ミリスチン酸イソプロピルが配合されています。
手ピカジェルプラスのほうがジェルより少し高いです。価格が安い順は、一番安いのが手ピカスプレー、次は手ピカジェル、一番高いのが手ピカジェルプラスとなります。手ピカジェルと手ピカジェルプラスの違いは消毒効果や価格、そして使い心地です。
手ピカジェルプラスの方が、手触りがサラサラしています。サラサラとしているのが好きな人はプラス、サラサラ過ぎて垂れて使いづらいという人はトロッとしている普通の手ピカジェルがいいでしょう。
手ピカジェルはコロナウィルスには効くの?
「手ピカジェル」「手ピカスプレー」「手ピカジェルプラス」全てがコロナウィルスに効果はあります。
ウイルスは「エンベロープウイルス」と「ノンエンベロープウイルス」の2つに分かれます。エンベロープは膜という意味で、エンベロープウイルスは、脂質やタンパク質の膜で覆われているウイルスを指します。
一方ノンエンベロープウイルスは、膜に覆われていないウイルスのことを指しています。代表的なエンベロープウイルスは、インフルエンザウイルスやコロナウイルスです。そしてノンエンベロープウイルスの代表的なウイルスは、ノロウイルスやロタウイルスです。
エンベロープはアルコールで壊せます。エンベロープが壊れるとエンベロープで守られていたウイルスも壊れます。コロナウイルスに効くアルコール濃度は70%以上です。
手ピカジェル、手ピカスプレー、手ピカジェルプラスの濃度は全て76.9~81.4vol%ですからコロナウイルスにも効果があります。
手ピカジェルの使い方
手ピカジェルプラスの正しい使い方は下記のとおりです。
ピカジェルプラスの使い方
- 手ピカジェルを適量手の平にとる。適量は1回2ml程度、2プッシュくらいのことです。
- 手ピカジェルを指先にすり込み、手のひら→手の甲→指の間→親指の順番にすり込む。
- 30秒程度かけてゆっくりと自然乾燥させる。
濡れた手にアルコールをつけても効果がありません。必ず乾いた手につけましょう。
筆者は外出先の食前食後と、トイレ後に携帯しているアルコールジェルで手指消毒しています。また、帰宅した時も玄関でアルコール消毒しています。特に指先は念入りに消毒するように心がけています。
まとめ
今回は健栄製薬が販売している手ピカジェルシリーズの特徴や、効果の違いを紹介しました。手ピカジェル、手ピカスプレー、手ピカジェルプラスは全てコロナウイルスやインフルエンザウイルスなどのエンベロープウイルスに効果があります。
手ピカスプレーと手ピカジェルプラスは、ノロウイルスなどのノンエンベロープウイルスにも効果があります。こまめに手指消毒して感染から身を守りましょう。徹底的なウイルス対策を考えているのであれば、ウイルス消毒除菌サービス業者に依頼するのもオススメです。
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