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窓・サッシの掃除

カーテンを洗濯する頻度は?フックを外さないで楽にカーテンを洗濯する方法を解説

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洗濯していなカーテンはほこりや花粉などで汚れています。湿度の高い時期はカビが生えてしまうことがあります。そこで今回はフックを外さないで楽にカーテンを洗濯する方法や、干し方を紹介します。

カーテンは洗濯する必要がある?

カーテンは洗濯する必要がある?
カーテンは洗濯する必要がある?

カーテンの汚れは目に見えづらいですが、ホコリや手垢などの汚れが付いています。カーテンを洗濯しないとカーテンが黄ばんだり、ハウスダストなどの病気を引き起こすことがあります。

カーテンに付く汚れの種類

  • 外のホコリ
  • 花粉
  • 手垢
  • 油煙や食品の臭い
  • ペットの毛やよだれ

カーテンが汚れる原因

  • 外からの風が直接あたる
  • カーテンを開け閉めする時に手で触る
  • 窓が結露した時にカーテンに水滴が付く
  • 調理中に油や食品の臭いがカーテンに付く
  • タバコの煙がカーテンに付く
  • ペットが窓辺で日向ぼっこしている時に汚れが付く

カーテンを洗濯する時の5つの注意点

カーテンを洗濯する時の5つの注意点
カーテンを洗濯する時の5つの注意点

洗濯表示を確認する

素材によって水洗いできないカーテンがあるため洗濯表示を確認しましょう。コットンや麻、レーヨンは水洗いすると縮んだり色落ちする可能性が高いためクリーニングに出しましょう。

洗濯する前に洗濯表示のタグを見て、洗濯機マークがついていれば洗濯機で洗濯できます。もし洗濯機マークに✕がついていたら洗濯機での洗濯はできません。その場合は手洗いマークがあるか確認して、手洗いマークがついていれば手洗いできます。

「ドライ」や「P」や「F」という円形のマークは洗濯機のドライコースで洗濯するか、クリーニング店でドライクリーニングできるという意味です。

「弱」と表示されている場合は、弱水流で洗濯するという意味です。そしてマークの中の30や40という数字は水温の上限温度を意味しています。

洗濯する前にホコリを取る

洗濯機に入れる前にカーテンを外で軽く振ったり、ハタキや掃除機をかけてホコリを取ってください。筆者のオススメの取り方は、クイックルワイパーハンディでホコリを取る方法です。クイックルワイパーハンディは掃除機より軽くて扱いやすく、たくさんホコリが取れるのでおすすめです。

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カビが生えている場合は処理する

カーテンにはカビが生えている場合は、衣料用洗剤で洗濯するだけではカビは落ちません。洗濯する前にある程度カビを落としたり、洗剤につけ置きする必要があります。

洗濯する前に洗剤を含ませた古歯ブラシや綿棒などでカビ部分を軽く叩き、熱湯を含ませたタオルでふき取れば軽いカビなら落とせます。それでも落ちない頑固なカビは洗濯する前に洗剤をカビの部分に染み込ませて、しばらく放置して洗濯すると除去できることもあります。

カビ落としに使う洗剤はエタノールや漂白剤、重曹水がオススメです。塩素系漂白剤を使用すると色落ちする可能性が高いので酵素系漂白剤を使いましょう

適正な洗濯洗剤を選ぶ

洗濯表示に洗濯機マークと「弱」と表示されていない場合は、一般的な弱アルカリ性の衣料用洗剤で洗濯でます。洗濯表示に洗濯機マークと「弱」と表示されている場合はおしゃれ着用洗剤や、ドライマーク専用洗剤などの衣類用の中性洗剤を使用しましょう。

柔軟剤はあってもなくても構いません。柔軟剤はシワ防止や静電気防止効果がありますが、形態安定加工しているドレープカーテンの場合は繊維に記憶させた加工の形が解けてしまうので使わない方が美しい形状を保てます。

洗濯ネットを使う

グシャグシャに丸まったカーテンより、畳んで洗濯した方が洗剤液がまんべんなく浸透します。また、カーテンを洗濯ネットに入れれば水流でカーテンが乱れないのでシワになったり、生地が傷むのを防止できます。

カーテンを洗濯する方法

カーテンを洗濯する方法
カーテンを洗濯する方法

本来はカーテンのフックは外してから洗濯しますが面倒です。カーテンを洗濯ネットに入れるときフック部が内側になるように折り畳み、洗濯ネットに入れて洗濯すればフックを外さなくても洗濯できます。

カーテンフックを外さず洗濯機で洗濯する方法

準備物

  • 洗濯ネット
  • ゴム
  • 洗濯洗剤
  • 洗濯ネット

カーテンフックを外さず洗濯機で洗濯する手順

  1. フック部からカーテンのヒダにそって蛇腹に畳む。フックが外に露出しないように中に折り込みむ。
  2. 洗濯ネットの中でカーテンが動かないように真ん中をゴムで縛る。
  3. 畳んでだカーテンを洗剤と一緒に洗濯機へ投入する。
  4. 洗濯コースは「ドライコース」を選択する。
  5. 脱水時間は30秒~1分程度にする。

洗濯機によっては「手洗いコース」「弱水流コース」「ソフトコース」「ウールコース」などと表示されています。レースカーテンは水をたっぷり使う「毛布コース」で洗濯してもOKです。

カーテンはデリケートな素材でできているので、通常の脱水時間では傷んだりシワになりやすいです。脱水時間が設定できる場合は1分に設定して脱水しましょう。設定できない場合は途中で脱水を一時停止しカーテンを取り出します。

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この方法だとフックを付けたままでもカーテンが破けたりほつれたりしません。

コインランドリーの使い方については下記の記事で詳しく紹介しています。

コインランドリー 布団
敷布団と掛け布団をコインランドリーで洗濯する方法や値段|洗える布団の種類も解説

カーテンを手洗いする方法

準備物

  • カーテンが入る大きさの入れ物
  • 洗濯洗剤
  • 洗濯ネット

カーテンを手洗いする手順

  1. 洗濯ネットが入る大きさのバケツやタライにカーテンが浸るくらいの水と、規定量の洗剤を入れる。
  2. もみ洗いするとカーテンが傷んでしまうので優しく押し洗いする。
  3. 汚れが落ちたら洗剤水を捨て、新しい水に入れ替えます。押しながら泡がなくなるまで2~3回すすぐ。
  4. 手で優しく絞るか、洗濯機で30秒~1分程度脱水する。

カーテンを入れる物がない時は、浴槽を使うのがおすすめです。

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洗濯後のカーテンの干し方

洗濯後のカーテンの干し方
洗濯後のカーテンの干し方

カーテンの洗濯が終わったらすぐ、シワを軽く叩いて伸ばしてカーテンレールにかけて干します。乾燥機を使うとカーテンが傷んでしまいます。窓を開けておくと乾きやすくなります。

カーテンから水が垂れる時は、床にバスタオルや新聞紙を敷いて防いでください。あまりにも水が垂れたり、重みのある場合はカーテンレールが変形してしまう恐れがあるため物干し竿で干しましょう。野外に干す時は色あせ防止のため陰干ししましょう。

カーテンを洗濯する頻度は?

カーテンを洗濯する頻度は?
カーテンを洗濯する頻度は?

レースカーテンの洗濯頻度

汚れが目立ちやすいレースカーテンを洗濯する頻度は年に2~3回です。

ドレープカーテンの洗濯頻度

ドレープカーテンを洗濯する頻度は年に1~2回です。季節の変わり目ごとに洗濯している人もいるかもしれませんが、洗い過ぎはカーテンが傷んでしまういます。

カーテンの普段のお手入れ

カーテンの普段のお手入れはファブリーズなどで繊維の中の雑菌を除菌、消臭しましょう。窓を開けて換気したり、窓の結露をこまめに拭けばカーテンの臭い対策やカビ防止になります。

まとめ

今回はフックを外さないで楽にカーテンを洗濯する方法や、干し方を紹介しました。カーテンを洗濯しても汚れが落ちない時や、忙しくて洗濯する時間がないという人は業者に依頼するのがオススメです。

カーテンを洗濯する頻度は?
ドレープカーテンを洗濯する頻度は年に1~2回です。「カーテンを洗濯する頻度は?」で詳しく紹介しています。

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ハウスクリーニング技能士 小森 一輝
監修者

ハウスクリーニング技能士

小森 一輝

一部上場マンション・ハウスメーカーからの転身者という経歴を活かし、住宅設備を知り尽くしたお掃除マスター」として大手家電量販店のサービスセンター業務に従事。業務用家電ら水回りまで、すまいに特化した清掃コンサルティングを行う。主な資格は、ハウスクリーニング技能士、錠前技工士など。