網戸掃除の裏技!特別な洗剤や道具なし10分で簡単に網戸をきれいに掃除する方法と手順
面倒に感じる網戸の掃除は正しい方法とコツを理解していれば、網戸を外さずに10分ぐらいでキレイに掃除できます。そこで今回は簡単に網戸掃除する方法と道具を紹介します。
網戸が汚れる原因は中と外で違う
網戸の汚れは目に付きにくいため掃除する習慣がないかもしれませんが、網戸は常に外気や風雨にさらされている場所なので、想像する以上にさまざまな汚れが付いているものです。
網戸の汚れは大きくわけて2種類あり、払って取れる「内側汚れ(ホコリなど)」と、拭いて取れる「外側汚れ」です。
網戸内側が汚れる原因
網戸の内側には主に室内のホコリやタバコのヤニ、キッチンから出る油分を含んだ煙による油汚れなどが付着します。
ホコリは叩くと落ちる軽い汚れから、雨風が染み込んで網目に絡まり取れにくい頑固な汚れに変化します。たばこのヤニや油が網戸に付着すると悪臭を引き起こす場合もあります。
網戸外側が汚れる原因
外気に触れる網戸面は土埃や車、工場から出る排気ガスや小さな虫が主な原因です。季節によっては「花粉」「黄砂」「PM2.5」などの大気中に舞う微細な汚れが大量に付着することもあります。
この汚れを放っておくと、新鮮な空気を部屋に入れたくて窓を開けても換気効率が悪くなるだけでなく、花粉症や呼吸器の病気など思いもよらぬ健康被害を受けることもあります。網戸の虫除け対策はスプレーが効果的については下記の記事で詳しく紹介しています。
簡単に網戸を掃除する4つの方法
網戸が汚れたままだと窓ガラスやカーテンにも汚れが付きやすくなるので、定期的に掃除してキレイな状態を保つようにしましょう。
洗車ブラシで目詰まりした汚れを払う
網戸掃除といえば「水拭き」が思い浮かびますが、水拭きから始めてはいけないの知っていますか?ホコリを水に濡らしてしまうとホコリが泥汚れ(=重い汚れ)へと変化してしまい、雑巾が真っ黒になるし無駄な手間が増えるのでおすすめできません。
網戸掃除は「ブラシで網戸の目に詰まったホコリや汚れを落とすことから始める」のがポイントです。使用するブラシは歯ブラシよりも、馬毛ブラシのような毛が細く密度の高い「洗車ブラシのほうが手早く簡単に掃除できる」のでおすすめです。
100円ショップで売っているブラシは毛が太く、網戸の目に入らないものもあるので注意しましょう。500円ほどの洗車ブラシを買えば、網戸掃除に加えて窓のすみや溝にたまったサッシのホコリも掃き出せるので重宝します。
2度拭き要らずの網戸両面拭き
掃除時間を大きく短縮するため2人で協力して網戸を両面拭きするのがオススメです。外側の人はぞうきんを持ち、内側の人は石けんか中性洗剤の泡を付けたスポンジを持って網戸を挟んで拭きます。
石けんや中性洗剤の泡の代わりに重曹を溶かした水をスプレーすれば、小さい子どもやペットがいるご家庭でも安心です。網戸を水で拭くとホコリや汚れを広げてしまうため、雑巾とスポンジを使って汚れをとりましょう。
マンゴースポンジでサッシの汚れを拭き取る
サッシレールのように凹凸がある部分の網戸掃除は、スポンジにナイフなどで切り込みを入れたマンゴースポンジを使うと手間なく掃除がはかどります。
作り方は簡単でスポンジの柔らかい面にカッターで格子状に切り込みを入れるだけです。スポンジがマンゴーカット風になるよう縦横に(2/3の深さが目安)に切って、最後に手で軽くほぐして広げたら完成です。
雑巾で乾拭きする
掃除した網戸を濡れたまま放置するとホコリが付着してしまうので、水拭きしたら必ず最後に乾拭きをしましょう。また、濡れたまま放置すると雑菌も繁殖しやすいので、水分を十分にふき取り、乾燥させるようにしましょう。
網戸掃除でやってしまいやすいNGダメ技
水拭きから始めない
洗車ブラシで目詰まりした汚れを払うでも紹介したとおり、ホコリの付いた網戸を水拭きするとホコリが泥汚れ(=重い汚れ)に変化して、掃除の手間が増えてしまいます。洗車ブラシでホコリを取ることから始めてください。
洗車ブラシがない場合は、新聞紙と掃除機をつかってホコリを取ることもできます。
準備物
- 新聞紙
- 掃除機
新聞紙と掃除機をつかってホコリを取る手順
- 網戸の家の中側に、新聞紙を広げてテープで貼る。
- 網戸の内側から掃除機をかける。網戸の内側に新聞紙を貼り、反対からも掃除機をかける。
お掃除シートは網目の汚れが取れにくい
フローリングの掃除で大活躍のお掃除シート(フロアワイパー)、網戸掃除に使っている人も多いのでは?高い所まで届くし手軽に掃除できる点はいいのですが、お掃除シートは網目の中に入り込めないのでひどいホコリ汚れにはあまり役に立ちません。洗車ブラシで書き出す方が掃除がはかどります。
メラミンスポンジは時間がかかる
メラミンスポンジは小さいため部分洗いにはいいですが、網戸全面を掃除するには時間がかかます。また軽い汚れならいいのですが、ひどい汚れの時には「洗車ブラシ → スポンジ&雑巾」の流れで掃除をしたほうがキレイに仕上がります。
網戸の掃除頻度とおすすめ時期
掃除頻度は月1回
網戸は毎日掃除する必要ありませんが、何年も汚れを放置しておくと汚れが取れにくくなります。掃除目安は「簡単な掃除は月1回、しっかり掃除は半年に1回」が理想です。そこまで時間をかけずにサッと掃除するだけでも、汚れが蓄積することもなくお手入れが楽になります。
掃除時期は梅雨明け
網戸掃除におすすめの時期は、花粉シーズンが過ぎた梅雨明けです。夏になり窓を開けて過ごすことが増える前に、網戸に付着した大量のホコリや花粉を室内に取り込まないようにするためです。
網戸掃除後にできる汚れを付きにくくする3つの裏技
柔軟剤を塗る
柔軟剤には静電気を抑える成分が入っているので、網戸掃除の時も仕上げに使えばホコリや花粉などが付きにくくなります。雑巾やスポンジに柔軟剤を染み込ませて丁寧に網戸を拭くだけでOKです。
結露防止スプレーを吹きかける
窓用の結露防止スプレーも網戸の汚れが付きにくくなるのでおすすめです。できればホコリや花粉を除去する付帯効果のあるものを選んでください。逆にワックス入りの製品は、網戸の穴を詰まらせる可能性があるため避けてください。
床掃除のついでに網戸を掃除機がけ
床掃除のついでに網戸にも掃除機をかけましょう。軽く掃除機をかけるだけでホコリの定着が防げますので、床掃除のついでにサッとかけると拭き掃除も楽になります。
まとめ
今回は誰でも簡単に網戸掃除する方法と道具を紹介しました。網戸の汚れを長期間放置していて取れなくなった場合や、網戸が一部破れているといった時は思い切って新しい網戸に張り替えるのがおすすめです。
一度新しい網戸に張り替えてからお手入れをすれば、そのあとは簡単にきれいな状態が保てるでしょう。
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