靴は洗濯機で洗えるの?汚れたスニーカーを洗う方法や脱水、干し方の注意点を紹介

洗濯機で靴を洗った後の臭い対策には、しっかりとした乾燥が重要です。風通しの良い場所で陰干しし、新聞紙を詰めたり靴用乾燥機を使うと効果的です。靴の中に重曹を入れ袋に入れて、一晩入れておくと臭いを吸収できます。仕上げに靴専用の消臭スプレーを使うとより清潔になります。インソールを消臭・抗菌機能付きのものに交換するのもおすすめです。
何回も洗うと靴は傷む?靴は何回も洗うと、素材や接着剤が劣化し、型崩れや傷みの原因になります。頻繁な洗濯機洗いは摩擦が強く、靴の寿命を縮めることもあります。汚れがひどくない場合は、部分洗いするのがおすすめです。また、洗濯機で洗う際は洗濯ネットを使用し、優しい洗濯モードを洗濯することでダメージを最小限に抑えられます。
靴は家庭用の洗濯機で洗えます。靴を洗濯機で洗うことに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、洗い方のポイントを押さえれば洗濯槽を傷つけずに汚れを落とすことが可能です。そこで今回は正しく洗う方法や乾かし方のポイントを紹介します。
靴を洗濯機で洗えるか?

靴を洗濯機で洗いたいけど、本当に大丈夫なのか気になりますよね?結論から言うと、洗濯機で洗える靴と洗えない靴があるので、事前に確認しましょう。
洗濯機で洗える靴
靴を洗濯機で洗うと外側の汚れが落ちるだけでなく、靴の内部の臭いや足汗、皮脂汚れもしっかり落とせます。手洗いするよりもキレイになり、脱水するため早く乾くメリットがあります。
靴をゴシゴシ擦る時間がない時や、なかなか臭いが取れない時など洗濯機で洗ってみましょう。
- スニーカー
- 学校の上履き
- スリッポン
- 布製の運動靴
洗濯機で洗える靴はスニーカーや、上履きなど布製やナイロン製の靴です。全ての靴が洗濯機で洗えるわけではなく、水や洗剤を使っても傷みにくい靴、装飾品のない靴なら洗えます。普段履きすることが多く汚れやすい靴は、洗濯機を使って時間と手間を短縮しましょう。
洗濯機で洗えない靴
- 革靴
- スエード靴
- ブーツ(レザー・合皮・ウール素材)
- 厚底スニーカー(接着剤が弱くなる可能性あり)
- 装飾の多い靴(ビーズ・刺繍・金具付き)
- ヒールのある靴
- スパイク
水に弱くシミができやすい革靴や、型崩れの恐れがあるブーツなどは洗濯機で洗えません。スニーカーでも変色しやすい素材や破れている部分がある場合は洗濯しない方がいいでしょう。靴の素材やデザインによって、靴を傷めたり洗濯槽が壊れたりするため避けましょう。
靴を洗濯機で洗う準備

靴を洗濯機で洗う前に、いくつかの準備をしておくと汚れがしっかり落ちるだけでなく、洗濯機や靴自体を傷めるリスクも減らせます。トラブルなく靴を洗いましょう。
中敷きや靴紐を外す
靴の中敷きや、靴紐などは外してから洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えます。靴と一緒に洗えますが、付けたままにすると細かい部分の汚れが落ちにくいため外しておきましょう。別々の洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。
泥やホコリを落とす
靴を洗濯機で洗うときは、先にブラシで汚れを落としましょう。泥が付いた靴をそのまま洗濯機で洗うと、小石や砂で洗濯槽が傷ついたり壊れてしまったりするかもしれません。
泥汚れが洗濯槽に残ってしまうと、次に衣類を洗うときに大変です。手間がかかりますが靴を予備洗いしてから洗濯機に入れましょう。
洗濯ネットに入れる
靴を直接洗濯機に入れると、洗濯槽を傷つけたり、靴が型崩れしたりする可能性があります。靴専用の洗濯ネットやクッション性のある袋に入れて洗うのがおすすめです。もし専用ネットがなければ、タオルで包んでからネットに入れると衝撃を和らげられます。
靴を洗濯機で洗う方法

靴を洗濯機で洗うときは、適切な手順を守ることが大切です。間違った方法で洗うと靴が型崩れしたり、洗濯機が故障する原因になることもあります。手順に沿って、正しく洗いましょう。
準備物
- 使い古しの歯ブラシ
- お湯
- 洗濯ネット
- 中性洗剤(液体)
- 酸素系漂白剤
予備洗いするブラシは、使い古した歯ブラシでOKです。靴の汚れがひどい場合のみ、酸素系漂白剤を用意しましょう。

靴を洗濯機で洗う手順
- 中敷きや靴紐を取り外す。
- 靴の中に溜まっているゴミやホコリを取り除く。
- 靴底の小石や表面に付いている汚れを古歯ブラシで落とす。
- 汚れがひどい場合は、酸素系漂白剤に浸け置きする。
- 靴を洗濯ネットに入れる。
- 中敷きと靴紐を靴と別の洗濯ネットに入れる。
- 洗中性洗剤を入れて洗濯機の設定を選ぶ。「靴洗いモード(ドライコース・手洗いコース)」で洗う。
- 脱水は短めに(30秒~1分)し、陰干しする。
洗濯機(洗濯槽)の掃除方法については下記の記事で詳しく紹介しています。

陰干しの方法
脱水した靴は日陰に干して自然乾燥させます。直射日光を当てて乾燥させると、靴が縮んだり生地が変色したりするため、必ず陰干しをしましょう。
靴用ハンガーなどに掛けて風通しをよくすると効率よく乾きます。また生地が厚く乾きにくい場合は、新聞紙やキッチンペーパーで水気を吸い取っておくのがおすすめです。夏場なら1日、冬場は2日程度で乾きます。生乾きの状態で履くと悪臭やカビが発生するため、内部までしっかり乾燥させましょう。

自宅の洗濯機で靴を洗いたくない場合は?

「洗濯機で靴を洗うのは抵抗がある…」「家の洗濯機を汚したくない…」そんな方のために、自宅の洗濯機を使わずに靴をキレイにする方法を紹介します。
コインランドリーの靴専用洗濯機を使う
靴を自宅の洗濯機で洗いたくない人は、コインランドリーの靴専用洗濯機がおすすめです。洗濯槽にブラシが内蔵されているため、家庭用の洗濯機よりも汚れがよく落ちます。
洗剤不要で洗濯ネットに入れる必要もありまあせん。20分ほどで、2~4足の靴をまとめて洗えます。コインランドリーは、不特定多数の人が使う場所です。洗濯槽が汚れている可能性があるため洗濯する前に、必ず洗濯槽に泥汚れやゴミが付着していないか確認してから使用しましょう。
また、にコインランドリーには靴専用の乾燥機が併用されていることがあります。靴乾燥機を使えば、陰干しする必要がなく早く乾燥できます。
料金の目安
- 洗濯:200〜400円程度
- 乾燥:100〜300円程度(10〜20分)
靴専用の小型洗濯機を使う
靴を洗う専用の小型洗濯機が販売されています。上履きやスニーカーを簡単に洗えるミニサイズで、扱いやすく場所をとらないためおすすめです。一般的な洗濯機で洗いたくない場合は、靴専用洗濯機を使ってみてはいかがでしょうか。


洗濯機で靴を洗うときのNG行動

靴を洗濯機で洗うとき、間違った方法で洗うと靴や洗濯機を傷めてしまうことがあります。以下のNG行動を避けて、靴を清潔に保ちながら長持ちさせましょう。
洗濯機で洗えない靴を洗う
洗濯機で洗うのに適さない靴を入れると、靴がダメージを受けるだけでなく、洗濯機が故障する可能性もあります。デリケートな靴は、手洗いや靴専用のクリーニングサービスを利用しましょう。
洗濯ネットに入れずに洗う
靴をそのまま洗濯機に入れると、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。
- 靴が型崩れする
- 洗濯槽が傷つく
- 洗濯機のバランスが崩れて動作不良になる
必ず靴専用の洗濯ネットに入れましょう。ネットがない場合は、靴をタオルで包んでからネットに入れると衝撃が減ります。
泥や小石を落とさずに入れる
靴底に付いた泥や小石をそのままにして洗濯機に入れると、洗濯機の故障や排水トラブルの原因になります。
漂白剤や柔軟剤を使う
漂白剤や柔軟剤は靴の素材を傷めることがあるため、使用は避けましょう。靴には中性洗剤(液体)を使用するのがおすすめです。汚れが気になる部分は、部分洗いをしてから洗濯機に入れましょう。
長時間脱水する
脱水時間が長すぎると、靴が型崩れしたり、接着部分が弱くなったりする可能性があります。脱水時間は30秒~1分程度に設定し、脱水後はタオルで軽く水分を拭き取りましょう。
直射日光で乾かす
靴を早く乾かしたいからといって、直射日光に当てると色あせやひび割れ、劣化の原因になります。風通しの良い日陰で陰干し、新聞紙を詰めて水分を吸収させ、形を保ちながら乾かしましょう。
洗濯機の掃除はプロへ依頼するのがおすすめ
今回は正しく洗う方法や乾かし方のポイントを紹介しました。スニーカーや学校の上履きなど布製の靴は、家庭用の洗濯機で洗えます。洗濯槽を傷つけないために、靴に付いた汚れや小石などを落としてから洗濯機で洗いましょう。
誤って洗濯槽を汚してしまったり、悪臭を感じたりしたら洗濯機(洗濯槽)クリーニングを依頼しましょう。専用洗剤や高圧洗浄で手の届かないところまでキレイにしてくれるためおすすめです。
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すまいのホットラインで洗濯機(洗濯槽)クリーニングを利用した方の口コミ
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