
壁紙の補修方法まとめ!壁紙の傷、穴、落書き、ひび割れ、剥がれなどは補修しよう
壁紙が剥がれたりする6つの原因

壁紙が剥がれたり、穴があいてしまう原因は大きく分けて6つあります。傷んだ壁紙は見た目も悪く、壁紙の傷んだ部分から湿気が入って、壁にカビが生えるなど衛生面もよくありません。
画びょうなどで壁紙に小さな穴があく
画びょうや釘などで、子どもの絵を貼ったりカレンダーなどをとめたりすると、壁紙に小さな穴が開いてしまいます。飾っていたものを取りはらうと目立つ跡が残ります。
子供が落書きする
小さい子どもは机やテーブルでお絵描きするついでに、壁紙にもクレヨンやマジックで落書きしちゃいますよね。
物が壁紙に当たり傷ができる
日々の生活の中でつい物が壁紙に当たって傷がついてしまったり、壁紙の一部が破けたりする。
壁紙の継ぎ目が剥がれる
年数を重ねて壁紙が収縮し、壁紙の継ぎ目部分に隙間ができてしまいます。また、壁紙を貼り付けていた糊の粘着力がなくなり剥がれてしまいます。
壁紙と石膏ボードにひび割れができる
地震などの大きな揺れで、壁紙を貼っている石膏ボードと壁紙の間に振動がおきます。これが原因で壁紙にひびが入ってしまいます。
大きな衝撃で壁紙が凹む
大きな衝撃が原因で、壁の石膏ボードごと壁紙がへこんでしまいます。
壁紙の汚れを落とす方法

壁紙にあいてしまった小さな穴や傷は、業者に依頼するまでもありません。自分で簡単にできる補修方法と便利グッズについて紹介します。
壁紙(クロス)にシールを貼って補修する
元の壁紙に近い色のシールを貼ると目立たなくなります。壁の穴隠し専用のシールを購入してもいいし、インテリアにこだわりたい人は100均などで売っている可愛いシールやウォールステッカーを貼るといいですよ。壁紙の穴や傷をごまかせて、部屋をおしゃれにイメージチェンジできます。
壁紙(クロス)の落書き(クレヨン)を落とす
準備物
- 歯磨き粉
- 古歯ブラシ
- 雑巾
手順
壁紙にクレヨンで書いた落書きを落とす
クレヨンの落書きは、壁紙に歯磨き粉を塗って古歯ブラシでこすった後、濡れた雑巾で拭き取る。
クレヨンで壁紙に書いた落書きを落とせましたか?
壁紙(クロス)の落書き(マジック)を落とす
次にマジックで落書きした壁紙を補修する方法を紹介します。
準備物
- クリームクレンザー
- 弱アルカリ洗剤
- 古歯ブラシ
手順
壁紙にマジックで書いた落書きを落とす方法
マジックの落書きはクリームクレンザーと、弱アルカリ洗剤(掃除用洗剤のマイペットなど)を混ぜて、壁紙に塗ったあと古歯ブラシで優しくこするとキレイになります。
おすすめ
いずれも、落書き後すぐ落とすことが大事です。長期間放置すると落としづらくなります。時間がたって落としづらくなった落書きには、壁紙の修正液といえるクロスタッチという商品がオススメです。これは落書きを落とすのではなく、落書きの上に塗って隠す補修用品です。どうしても落ちない落書きは、塗りつぶしてしまう方が簡単です。
インターネットなどで500円程度で購入できます。何色か販売されているので、自宅の壁紙にあった色を選んで下さいね。
自分で壁紙の穴や傷を補修する方法

補修パテで埋めて補修する
準備物
- 補修パテ
- ヘラ
手順
壁紙(クロス)の穴や傷を補修パテで埋めて補修する
壁紙用の補修パテを壁紙の穴や傷に塗る。塗ってからヘラでならし乾かす。壁紙用の補修パテには、文房具の修正ペンのようなペン型タイプや、ペンキのようなバケツ型タイプがあります。ペン型は画びょうや釘の穴の上にチョンチョンとペン先を押し付けるだけなので簡単です。
おすすめ
ジョイントコークで補修する
ジョイントコークとは、壁紙を貼り付けるための接着剤です。コークボンドともよばれています。チューブタイプなので、手を汚さず簡単に壁紙を補修できます。
壁紙の継ぎ目が剥がれてしまった時や、壁紙に尖ったものが当たって一部がめくれてしまった時はジョイントコークを剥がれた壁紙クロスの裏に注入し、ローラーや濡れたタオルで抑えて乾かします。はみでたジョイントコークは、濡れたタオルでキレイに拭き取れます。こちらもカラーバリエーションがあるため、希望の色を選んで購入して下さい。
壁紙を一部分張り替えて補修する
シールやパテでは隠しきれないような壁紙の穴や傷は、その部分だけ壁紙を張り替えます。
準備物
- 新しい壁紙
手順
穴の一回り大きめに切って貼る
元の壁紙と色が合う壁紙を用意し、カッターで穴や傷の周囲の壁紙を一回り大きめに剥がしたあと貼り付ける。最近は、壁紙の裏にあらかじめ糊がついており、すぐ接着できる糊付き壁紙が販売されています。柄もいろいろあるので、好みのデザインを選ぶのも楽しいですね。お子様が小さいお家は、ホワイトボードになるウォールステッカーで遊んでみるのもオススメです。
おすすめ
壁紙を自分で張り替えて補修する

部分的に補修するより「いっそ壁紙を張り替え直したい!」と思う人もいますよね?壁紙の張り替えは自分でもできます。そこで壁紙の張り替えに必要な材料や、手順について紹介します。
準備物
- 糊付きの壁紙
- カッター
- ハケ
- ヘラ
- ローラー
- コーキング剤
- マスカー(マスキングテープとシートでも可)
- 脚立
手順
家具を移動させてり養生や下準備する
壁紙を張り替える前に家具を移動させ、壁にコンセントがあるならカバーを外して部品を養生する。(マスカーかマスキングテープとシートでもOK)天井高をメジャーで計り、新しい壁紙をカットしておく。
古い壁紙を剥がして壁が平らか確認する
古い壁紙を剥がし、壁が平らか確認する。壁が平ではない場合は、パテを塗るって平らにする。
壁に基準線を引いて新しい壁紙を貼る
壁に基準線を引いて、1枚ずつハケで空気を抜きながら新しい壁紙を貼っていく。
壁紙の角や継ぎ目をキレイにして仕上げる
ヘラで壁紙の角を押し込んでキレイにする。壁紙の継ぎ目はジョイントコークなどのコーキング剤を注入し、ローラーで圧着して補強し完了。
新しい壁紙を選ぶ時は高機能壁紙とよばれる、新しいタイプの壁紙もオススメです。アレルギーに対応した壁紙、消臭効果がある壁紙、湿度をコントロールする壁紙、ペット用壁紙など、あなたの好みに合わせて壁紙を探してみるといいですね。
壁紙張替えは業者に依頼した方がキレイに仕上がる

自分で簡単にできる壁紙の補修はいいですが、自分でできない壁紙の補修は業者に依頼するしかありません。業者に頼むメリットは、何より美しく仕上がることです。反対に業者に頼むデメリットは、費用が高くつくことです。
自分で壁紙を補修する場合は材料費だけですみますが、業者に依頼する場合は当然人件費や技術料などが必要です。
また、壁紙の選択も業者が扱う商品になってしまうなど制約があります。多少しわがあっても「自分の趣味のデザインの壁紙がいい!」という方はDIY、「キレイな壁にするのが一番!」という方は、業者に依頼するといいでしょう。
壁紙の補修ができないなら業者に依頼しよう
今回は壁紙(クロス)が剥がれてしまう原因や、自分で壁紙を補修する方法を紹介しました。壁紙の小さな傷や穴は、自分で簡単に補修できることがわかりました。しかし、壁紙の症状によっては、業者に依頼した方がいい場合があります。
また、忙しい方は業者に依頼すれば手間がかからないし、自分の時間が確保できて助かりますよね。自分の状況に応じて、ベストな方法を考えてみるといいですね。
まとめ
- 壁紙が剥がれたり、穴があいてしまう原因は大きく分けて6つある
- 壁紙の穴や傷は小さいものなら自分で修復可能です。市販のグッズを使おう
- DIYができる人は補修パテやジョイントコークを使って中級レベルの傷も補修できる
- 傷や穴が大きくDIYが得意で壁紙を自分で張り替えたい人は、自分好みの壁紙を探してみよう
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日本ハウスクリーニング協会認定「ハウスクリーニング技能士」
1970年大阪生まれ。一部上場マンション・ハウスメーカーからの転身者という経歴を活かし、住宅設備を知り尽くしたお掃除マスター」として大手家電量販店のサービスセンター業務に従事。業務用家電ら水回りまで、すまいに特化した清掃コンサルティングを行う。主な資格は、ハウスクリーニング技能士、錠前技工士など。
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