ベランダを掃除する便利グッズ|ベランダ掃除のブラシや洗剤、高圧洗浄機も紹介
掃除するのに便利なベランダグッズは、100均やホームセンターなどで全て揃います。わざわざ探しまわったり、高い金額を出す必要もありません。今回は面倒でつい後回しにしがちなベランダ掃除を、少しでもラクに習慣づけるためにオススメのベランダグッズを紹介します。
ベランダ掃除の基本道具は「ほうき」と「ちりとり」

ベランダは、いつも外気にさらされているので土砂や、ホコリ、落ち葉によって汚れがたまります。掃き掃除は濡れていると効率が悪いので、ベランダが湿っていない雨の降っていない日に行いましょう。天気がよくてベランダが乾いていると9割のごみや汚れを「掃き掃除」で取り除けます。
毎日は無理でも週に1回は、掃き掃除しておくと気持ちよく過ごせます。「週1なんてとても無理…」という方は月1回、せめて半年~1年に1回は、ささっと掃いてたまった汚れを取りましょう。
ベランダ掃除に使うほうきは、100均で売っているもので十分です。キャンドウやセリア、ダイソーなどでは100円とは思えないほどクオリティーの高いほうきが売っています。人気ブロガーさんなども紹介しているキャンドウのモノトーンのデザインのほうきは、全然安っぽく見えなくてかなりオススメですよ。
100円のよりは、もう少しいいものを使いたいという方は、ホームセンターやインターネットでベランダ用のほうきを購入するのもいいですね。

立たせてスマートに収納できる自立型のほうき・ちりとりセットです。インテリアを邪魔しないコンパクトですっきりしたデザインは玄関、室内、屋外等、置く場所を選びません。

持ちやすいソフトホルダー 腰を曲げずに長さを90cmから126cmまで調整可能で、いつでもラクな姿勢で掃除できます。ベランダの掃除方法については下記の記事で詳しく紹介しています。

ベランダの床や窓のサンを掃除するグッズ

ほうきで取りきれないベランダの床の土砂汚れは、水とブラシで床を磨くとキレイになります。
キャンドゥのモノトーンのほうきは、同じシリーズでブラシも販売されています。このシリーズは、柄の部分と先のほうき部分を連結するタイプなので、先の部分をブラシに替えればOKです。同じ連結パーツで、ワイパーやスクイージーにも付け替えられます。たいした汚れでなければ、ワイパーで床掃除するだけでもキレイになります。
「定番のデッキブラシでしょ!」というあなたにオススメなのがこの商品です。

とてもリーズナブルなデッキブラシです。そしてベランダの窓のサンには、古くなった歯ブラシを使うのが定番ですよね?
窓のサンにたまった埃(ほこり)を、かきだします。そのままゴミ箱へポイッ!っでらくチンです。ペットボトルの先にブラシをつける、アイデアグッズもありますよ。TVや雑誌で一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

このペットボトルにつけるタイプのブラシは100均でも売っています。「プチプラでいい!」「いや、むしろプチプラじゃないとイヤですけど!」という方は、100均でも買えます。
マンションなどで大量の水を使えないなら新聞紙を床に敷いた後、水を撒いて新聞紙ごと拭き取ると床の汚れがキレイになります。
ベランダの黒ずみ汚れを落とすおすすめ洗剤

水だけじゃ落ちない汚れには、洗剤を使いましょう。ベランダ掃除はどうしてもサボりやすいので、時間がたって黒ずんでしまいます。
黒ずんだ床を「落ちないな…」と、ごしごしブラシでこすり続けるのは時間の無駄です。ある程度水で掃除しても落ちない時は、洗剤を使う方が時短になります。エコにこだわりすぎないのも、家事の負担を減らすカギです。最近は各メーカーでベランダ専用の洗剤が販売されています。

洗剤を床にまいてブラシでこすると、みるみる汚れが落ちます。乾いてしまう前に、一気に汚れごと洗剤を拭き取るのがコツです。洗剤を拭き取ったあと、水拭きと乾拭きですれば終わるのでとても簡単です。
ベランダ専用の洗剤を「買うのがもったいない…」探したけど近所のドラッグストアに「なかった…」という場合は、どこにでも売っている住まいの洗剤を使えます。

窓ガラスの汚れを、簡単に落としてピカピカにするには、やはり専用の洗剤が一番ラクです。ガラス用洗剤をベランダの床に吹きかけても結構汚れが落ちます。窓ガラス用の洗剤と、床用洗剤を「いちいち使い分けるのが面倒…」という方は、試してみてください。

ナチュラル洗剤でベランダ掃除する手順

洗剤を使わなくても100均やドラッグストアで売っている重曹や、クエン酸を使ってベランダの汚れを落とせます。洗剤より環境に優しく重曹や、クエン酸には消臭効果もあり使い方も簡単です。


重曹水スプレー
準備物
- 重曹(粉末)
- 空のスプレーボトル
重曹水スプレーの作り方
- 空のスプレーボトルに水を100mlと、重曹(粉末)を小さじ1杯を入れて混ぜる。
- 汚れに重曹水スプレーを吹きかけてこすり洗いして完了。

ベランダの床の汚れを落とす時は、バケツに水を入れて重曹を溶かして使う方がラクです。重曹水をベランダの床にまいたらしばらく放置しておきます。汚れの度合いにもよりますが、10分程度で汚れが浮き上がってきます。ブラシでこすって落としたあと水で流します。最初に水とブラシで掃除した後なら、まだ濡れているベランダに重曹をそのまま振りかけてもOKです。
重曹よりも強力なアルカリ性である「セスキ炭酸ソーダ」も重曹と同じ方法で使えます。
重曹、クエン酸ペースト
頑固な汚れには重曹を少量の水で練ってペースト状態にしたものを塗り付けて汚れを落としましょう。さらに、汚れ落ちをパワーアップするのがクエン酸です。

重曹と同じ量のクエン酸を加えると、ぶくぶく泡が立って汚れを浮かせてくれます。排水溝の汚れにも効果があります。クエン酸の代わりに料理に使う濃縮レモン果汁100%を使って掃除できます。固まってこびりついた鳥の糞は、クエン酸水をかけて数分置くとやわらかくなって落としやすくなります。
高圧洗浄機があればベランダ掃除は簡単にできる

高圧洗浄機は一般家庭で、普及してきている家電の一つです。高圧洗浄機はホースから水を出す時に、ホースの先をつぶいして勢いよく水を出せますよね?その要領で勢いよく水を出して汚れを落とせる機械です。
よくスチームクリーナーと同じようなものだと勘違いさせることが多いのですが、スチームクリーナーとは別物です。高圧洗浄機も水を使いますが、スチームクリーナーは水を高温にして汚れを浮かし取る機械です。購入する時は、用途に合わせて購入しましょう。
ベランダ掃除に便利な高圧洗浄機のメリットとデメリット
高圧洗浄機のメリット
- 水の勢いによって汚れを簡単に落とす
- ホースの水で流すよりも短時間で掃除できる
- 水を霧状に出せるので水の使用量が減らせる
- 洗剤を使用しなくても大体の汚れがとれる
- 高圧洗浄の水が届けば手の届かない場所も掃除できる
- 勢い調節できる
高圧洗浄機のデメリット
- 音がうるさい
- 水の勢いが強すぎると水の跳ね返りが激しい
- 汚れが周辺に飛び散る(あとから洗い流すか、周辺をビニールでカバーする必要がある)
- 電気代がかかる
- 家庭用の高圧洗浄機の場合は数分ごとに休ませないと耐久性が落ちる
- 使用できる場所と使用できない場所がある
このように高圧洗浄機は汚れを簡単に落とせますが、周辺にカバーを事前にかけたり、使用場所を考えて使用する必要がある。
ベランダ掃除に高圧洗浄機を買う時のポイント
高圧洗浄機の購入ポイントをまとめました。ポイントをおえて高圧洗浄機を選ぶようにしましょう。ベランダ掃除に使うなら、保管場所も事前に確認しておきましょう。
- 高圧洗浄は水と電気が必要です
- 使いたい場所に100V電源と水道があるか確認する
- 水道から引っ張る場合は高圧ホースの長さを確認する(とどかない場合はホースの購入が必要)
- 高圧洗浄機が蛇口に取り付けできるのか確認する(取り付けできない場合はコネクトの別途購入が必要)
- 風呂の残り湯を使う場合はタンク式の高圧洗浄機にする(コネクト別途購入が必要)
ベランダの掃除に使えるオススメの高圧洗浄機
高圧洗浄機は外国製から日本製まで種類があります。

ケルヒャーは世界各国にあり高圧洗浄機をはじめ、床洗浄機など2,000種類の清掃機器を販売しています。製造工場はドイツに6ヶ所、世界各国に12ヶ所あり世界各地で愛用される清掃機器のトップメーカーとして発展を続けているメーカーです。

ヒダカは2000年から専門店として高圧洗浄機の販売を開始した会社です。高圧洗浄機専門店の会社だからこそできる、お客様の声をダイレクトに生かした商品開発が特徴です。

アイリスオオヤマの商品は、水道の有無に限らず洗浄できるタンク式の高圧洗浄機です。電源さえあれば、水道のないベランダや水道ホースの届かない場所で使えます。長時間使いたい時は、本体と水道ホースを直結して給水する商品です。
高圧洗浄機でベランダを掃除する方法

ベランダ屋根やサンルームの掃除方法については下記の記事で詳しく紹介しています。

準備物
- 高圧洗浄機
高圧洗浄機でベランダを掃除する手順
- 高圧洗浄機の水を取り込むホースと、水を放つホースを高圧洗浄機本体に取り付ける。
- 高圧洗浄機の水を取り込むホースを蛇口につなげるホースに固定用のネジをつける。
- 高圧洗浄機の電源を入れ水道の蛇口を開く。
- 高圧洗浄機のガンを握り、ベランダの汚れを落とし完了。
水が少ないとホース内に空気が入ります。もしも、空気が入ると圧力が上がらないので注意しましょう。水道の蛇口は最大にしましょう。
ベランダクリーニングを業者に依頼する料金相場は?
面倒なベランダ掃除が億劫だったり、時間がない人は業者に依頼しましょう。ハウスクリーニング業者や便利屋などで請け負ってくれます。
ベランダクリーニングを業者に依頼する時の所要時間と、料金の目安は1~2時間で、9,000円~17,000円程度(10㎡あたり)です。自分ではできないベランダの天井や、エアコンの室外機周りの汚れもプロの道具と技術でキレイにしてくれます。
ベランダクリーニングを業者に依頼する場合は、自宅の水道を使用します。ベランダに水道が無い場合は、洗濯機付近の蛇口を長いコードでつないで使うことが多いようです。取り切れない汚れには高圧洗浄機を使う場合もあります隣近所への配慮も必要なので、打ち合わせして作業してもらいましょう。
まとめ
今回はベランダを掃除する時のオススメのグッズや、グッズの使い方を紹介しました。忙しい毎日の中で、ベランダ掃除はどうしても後回しになりやすいです。色々なベランダグッズがありますので、自分のやりやすい方法で試してみましょう。
ベランダ掃除の理想的な頻度は月1回程度ですが、難しい場合もあります。自分の無理のない範囲から始めたり、どうしても難しい場合は年に1度など定期的に業者に依頼するのもいと思います。業者に依頼すれば自分では手の届かない部分までキレイにクリーニングしてもらえて、忙しい主婦(主夫)さんやママの負担も減ります。
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